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5月16日 パンク


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今日は日曜日で早朝からまた音楽が鳴り響きます。
今日のは明らかにキリスト教の教会からのものだと思われるのですが、
どう聞いてもキリスト教音楽には聞こえません。
インドの音楽は独特です。

今朝はイドゥリーです。
淡泊でフワフワしていて美味しいです。



イドゥリーは、こんな道具を使い、四つずつ蒸し器で蒸すのです。



今日は日曜日、スギルタンたちは教会に行く日なので、
私も連れて行ってもらおうと思いました。

お昼を特別に牧師さんたちの横で食べてから三週間、
日本から知り合いが訪ねてきて二週間、
スジーブの友達たちと滝に打たれてもう一週間です。
のんびりしたインド時間でも、時の経つのは早いものです。


朝食後、のんびりペースで部屋の片付けをしていたら、
みんなの乗る車に乗り遅れてしまいました。 (>_<)

仕方がないので、うろ覚えの道を自転車で追いかけます。



途中でこんなお祭りか集会みたいなのをやっていました。
インドは毎日がお祭りです。



学校の広告看板をよく目にするのですが、
そのほどんどがコンピュータに関するもので、
コンピュータに対する関心の高さを伺かがわせます。



頭のいいインド人たちが真剣にコンピュータに取り組み、
今のIT大国といわれるインドを築きあげてきたのです。
これからの将来がとても楽しみです。

通るべきはずの踏切がなかなかないので、
道を間違えたのかと思いましたが、
かなりペダルを踏み続けて、ようやくたどり着きました。
車に乗って感じる距離感覚と、自分で自転車をこぐそれとでは大きな差があります。

列車が来ない、踏切をオープンにしている時は、
このような旗が線路に立つのです。



遠く向こうの踏切の場所にも、赤い旗が小さく見えました。

教会の近くまでいって道が分からなくなったので、
たまたま出会った子どもに、
「CSIの大きな教会はどこにあるの?」と尋ねました。

すると彼は親切にも、教会の前まで私を先導してくれました。
感謝です♪



けど彼はどうみても小学生でしょう。
バイクもナンバープレートは読み取れず、
制動灯も指示器も壊れています。
インドではこれもノープロブレムなのでしょうか。

教会に着くと、例のきれいな英国車がありました。



教会の中で行われている説教や音楽は、
外にも大音量で響き渡っています。
それを外で座りながら聞き、ただひたすら時の流れを待ちます。





たまには可愛い子たちの讃美歌も流れます。



二時間近く待って、ようやく礼拝が終わりました。



私は一人自転車を走らせ、元来た道を戻ります。
ところが自転車の後輪には、またまた空気がありません。
どうもパンクしているようです。

タイヤに空気がないと、自転車は鉛のように重たいです。
それを必死の思いでこぎ続け、ようやく町の自転車屋さんにたどり着き、
修理してもらうよう頼みました。

ところが言葉が通じないので、
後輪にいっぱい空気を入れ、バルブのところのエア漏れがないのを確認すると、
他は何もしてくれようとはしません。



仕方がないのでそのまま出発です。
それでもタイヤに空気をいっぱいに入れてもらうと、
ペダルの軽さはまさに水を得た魚のようです。


午後からパソコンを背中に抱え、
コッターラムの町に自転車を走らせました。
当然その時にはもう後輪の空気はありません。
重いペダルを踏み、町の入り口にある自転車屋さんを目指します。

残念、自転車屋さんは今日は日曜日でお休みでした。 (>_<)



しかたなく、とぼとぼと疲れた体で自転車を押して歩いていると、
通りがかりのバイクのおじさんが、
指で「こっちに自転車屋があるよ♪」と教えてくれました。
またまたインド人の親切と出合いました。
ありがたいです。 ^^☆

自転車屋といっても、新車がたくさん並んでいるわけでも、
パーツがたくさん揃っているわけでもありません。
ただ工具とガラクタパーツがそこらに散乱している、そんな場所です。



おじさんが修理をしてくれている間、
店を離れてジュースを買いに行きました。
店頭にファンタオレンジがあったので、「ファンタ」と頼むと、
同じ色のミリンダが出てきました。
インド的には同じものなのでしょう。



よく冷えたミリンダオレンジ、
600ml のペットボトルで25ルピー(50円ちょっと)、
日本的には安価ですが、インド的にはやっぱり高級品です。



パンク修理の仕方は日本と同じです。
修理用のパッチゴムは、日本ではタイヤのゴムより薄い専用のものを使いますが、
インドでは使い古しの古タイヤを切って使っていました。
大きな違いはその程度です。

バンクした状態で長距離を走ったので、かなりタイヤに穴が開いているようです。
今日は応急修理ということで、
新しいチューブが入荷する明日に、
再びチューブを交換してもらうことにしました。
今日は休日でチューブが入手不可とのことです。

チューブのような重要パーツですら店に在庫がないのは、
少し不思議な感じがします。



ネットカフェに行くと、今日は日曜日でお休みでした。
しかたないのでちょっと一服し、少し先のカンニャクマリまで走ることにしました。



ティーチャーの盲学校の前の教会です。
同じコッターラムの町にあります。



ここでは子どもたちがたくさん遊んでいました。





道ばたで薔薇の花を栽培しています。



これもきれいな教会ですが、
赤十字ですから医療関係でしょうか。



この建物はゲート付近がとてもきれいです。



インドでしょっゅう見かける壺売りの自転車です。



これらの壺はちょっと地味目ですが、
もっとカラフルなものが多いのです。
インドで壺は日用必需品です。

コッターラムの町から十分ちょっとで、カンニャクマリの町に着きました。



インターネットの看板が目に入りましたが、
今日はお休みのようです。



ここでも看板は、コンピュータ関連のものが目立ちます。



岬にほど近いところにネットできるところがあると聞き行ってみました。



店の奥で自分のパソコンを繋がせてもらったのですが、
何度やってもうまく繋がりません。
しばらくやってもうまくいかないので、
「ユーザー名やパスワードが必要なのか?」と聞くと、
「そうだ」とのことです。
なぜ最初からそことを教えてくれないのでしょう。 (☆o☆)

けれども何度ユーザー名、パスワードを入力してもうまく繋がりません。
店の人にもやってもらいましたがダメです。
三十分ほど悪戦苦闘し、今日は仕方なくあきらめました。


帰りの道沿いでチキンの看板を見つけました。
鶏肉や卵には少し関心があるのです。



店の外でカメラを持ってうろうろしていると、
中に入ってこいと声がかかりました。



建物の奥では大量のブロイラーが飼われています。
ゲージは全部で四つあります。



こちらはウズラのようです。



生まれて初めて鶏の首がはねられ、
その場で毛をむしり取られるのを見ました。 (>_<)

こんな小さな男の子も、淡々と作業をこなしています。
複雑な心境です。



いろんな写真を撮り、また撮らされたのですが、
リアルな写真はここに掲載できません。

店の奥で寝ているオニーサンの写真も撮らされました。
鶏の血が散乱している作業場ですが、ノープロブレムです。



なんでインド人って、地べたや堅い床の上で平気で寝るのでしょうか?
家に帰って寝るとか、ソファーの上かと ・・・ いろいろ寝方はあると思うのですが、
ホント、たくましいと思います。


ココナッツのジュースを売る店は道沿いにたくさん並んでいますが、
ここはインドによくある枝から根っこみたいなのが伸びている木の、
その根っこに椰子の実をぶら下げていました。



再び子どもたちがたくさんいた教会に戻ります。



C.S.I. ホーム・チャーチ・コッターラム、
CSIというのはひとつの組織で、南インドキリスト教協会といった意味です。

今日の午前中に行った教会も、ここも、ティーチャーの盲学校も、
すべてこのCSIに属しています。



教会の横は、同じCSIの看護学校です。



子どもたちは礼拝に参加すると、お菓子をもらえるようです。



子どもにカメラを渡して写真を撮ってもらいました。 ^^☆





またひとしきり大騒ぎ、みんな元気があふれています。 (^o^)v





では、また会いましょう♪ (´ー`)ノ


いつも通る酒屋には、日曜日だからか、
普段よりもたくさんの人がいました。
あわてて写真を撮ったので、かなり傾いてしまいました。



お酒を買うところを写真に撮って怒られるかと思ったのですが、
ここでも写真を撮ってくれとか、握手をしてくれとか、
どこの国から来たとか、いろんなことを言われました。



みなさん小さなブランデーを買われていたので、
ついつい私もつられて買ってしまいました。 (^^ゞ



これが私の使っているベッドです。



枕の向こう側の壁紙ははがれ、
その下には学生YMCAのメンバーが残していった
日本語の聖書、金鳥の蚊取り線香、日本製の石鹸なんかが落ちいます。
窓際にブランデーを置いています。

これが私の買ったそのブランデーです。



180ml 、アルコール42.8度、70ルピー(約150円)です。
胸ポケットに入れて帰ったのですが、きっちりスギルタンに見つかってしまいました。

味はこれも大陸的な感じですが、
昔よく食べた、ウイスキーボンボンの中に入っているお酒の味を彷彿させます。
まだ一口飲んだだけですが、
チョコレートと一緒に飲みたくなってきました。 ^^☆
今日は何かつまみになるものを買ってきましょう。

夕食のチキンカレーはなかなかのものでした。
今日はランチを抜かしたのでより一層です。



ホームのおばさんたちが夕食をお皿に盛っていましたが、
そのボリュームにちょっとビックリです。 w(*゚o゚*)w



またまた左手で撮ったので、ピントがお皿に合っていませんが、
ココ壱カレー、ご飯300グラム追加といった感じです。

ここでもまたインドの底知れぬパワーの一端を見た思いです。 (^o^)v



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