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いよいよウエディングセレモニーの前日、
朝早くから外ではなにやら音がしています。
インドの朝って何時からなんでしょうか?
4時ぐらいから大音量で音楽が鳴ったりしますし。
スギルタン自ら掃き掃除です。
私は朝からずっとパソコンを触っていて、
少し遅い時間にスジーブの新居に行くと、
ちょうどスジーブとスギラが朝食を食べている最中でした。
私も例によって激辛のマトンカレーをヒーヒー言いながらいただいて、
再び部屋に戻ってパソコン作業です。
部屋といっても、私の部屋のコンセントはなぜか壊れていて使えません。
こんな風に中央のフロアーにパソコンを持ってきての更新作業です。
変な姿勢での作業は、短時間でお尻が痛くなるのです。
この涙ぐましい努力、分かってください。 ……(つд`)
昼前に、スレッシュさんの息子のタンビがパパイヤを持ってきてくれました。
このパパイヤは、なぜかいつも食べるものよりも美味しかったです。
パパイヤにも種類があるのでしょうか。
そういえばパパイヤ酵素がどうのこうのっていう健康食品がありますね、
今思い出しました。
パパイヤは体にいいのでしょう。
前夜祭の準備は着々と進んでいます。 右側に立っているのがスレッシュさんの息子のタンビです。
ちなみにタンビとはタミル語で男の子の意味です。
この電飾の数、さすが派手好きなインド人。
椰子の木にも電飾を飾り付けます。
飾り付け途中のアンブマナイホームの入り口、まだまだこれからです。
午後2時から遅い昼食です。
なんだか食べるのもひとつの仕事みたいになっています。
最近「お腹がすいた〜♪」ということがないのです。
今宵の夕餉の準備も順調に進んでいます。
大人も子どもも、みんなそれぞれ仕事の手つきがすごくいいのに驚かされます。
職人技といった感じで、見ていてほれぼれしてしまいます。
これは椰子の実の中をくり抜いているところ。
こんな小さな子どもも、ナイフ片手に野菜の下ごしらえです。
まな板は使いません。
電飾の飾り付けも次々進んでいきます。
これは夕食で出すポロータを作っているところ。
生地を薄く大きくし、そして長く伸ばして丸めます。
繰り返し言いますが、本当に手つきがいいのです。
彼らは毎日これぱかりをやっている職人ではないのに、
インド人の手先の器用さは感動ものです。
バナナの葉っぱを適当大きさにカットしてお皿作り。
バナナの木はそこらじゅういたるところにあるのです。
準備を見学していたら、おやつの時間だと呼ばれました。
チャイーとお菓子です。
インドのお菓子は種類が限られていて定番のものです。
さきほど下ごしらえしたポロータを、
両面ひっくり返しながら焼いていきます。
じっと作業を見ていたら、一枚食べろといただきましたが、
ホットケーキのような味で美味でした。 ^^☆
何もつけずにそのままでバッチリです。
ここでもお茶をすすめられました。
今度はチャイーではなくカピー(コーヒー)です。
何度も器を移し替えながら混ぜるのがインド流です。
カピーで乾杯♪
ちなみにインドのカーピーはめちゃくちゃ甘いですよ。
けど美味しい♪
天幕が張られ、夕食会場も準備万端。
スジーブを訪ね続々と来客があり、家の中ではその都度記念撮影が行われます。
結納、みたいなものでしょうか。
夕餉の支度は見ていて飽きません。
記念撮影よりもこっちの方が断然面白いのです。
けどこっちの写真も撮らなければなりません。
一生に一度の晴れ舞台です。
なぜかミスター・サカーイも呼ばれて記念撮影。
日が落ちてくると、電飾がきれいに輝き始めました。
なんと美しいですね♪
インドは原色、光が鮮やかです。
記念撮影会は延々と続きます。
手前はプロのビデオ撮影と写真撮影のスタッフが二人、
奥は私の持ってきたビデオカメラを使って撮影するスレッシュさんの息子のタンビです。
ビデオはパナソニック、カメラはニコン、タンビのビデオカメラはサンヨー、
そして私の手持ちのカメラはペンタックス、すべて日本製です。
インド人の器用さには本当に驚かされます。
サンヨーのビデオカメラは、買ってから長らく使っておらず、
使い方をよく覚えていなかったのですが、
タンビに使ってもらうように渡すと、表示が日本語であるにも関わらず、
短時間で使い方をマスターしてしまいました。 w(*゚o゚*)w
数学力があり、機械、ITに強く、職人技を持っていて、
これから間違いなくインドが世界を引っ張っていくことになるでしょう!!
夕食の会場もまずは祈りからスタートです。
ポロータは最初三枚出てきて、
美味しいのですすめられるままついつい余分にまた二枚食べてしまいました。 (>_<)
とにかく毎日絶対的に食べ過ぎです。
出されたもの以上は食べない、すすめられても断る、というこを徹底しなくては ・・・ 。
遅い時間に、まかないをしてくださるお二人が食事をしていました。
彼女たちの英語はとても分かりづらく、ほとんど何を言っているのか分かりません。
日本がどうのこうのと言っていました。
日本に来たことがあるのかなと思って聞いてみると、どうやらそうではないようです。
けれども日本に関心があるのは間違いないようです。
インド、スジーブの家には、車、電気製品、カメラ、・・・
日本製品が山のようにあふれています。
けれどもここにいる人間で、メードインジャパンは私一人です。
インド人から見て日本ってどんな国なんでしょうか?
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