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真面目に学習するのが苦手な人間にとって、
まずは取っかかりとなるキッカケを掴むことが大切です。
そのため最近は、まず学習するための足慣らしとして、
ネットにアップされている英会話の動画を見ることにしています。
ネットの中には自分の興味やレベルに合ったものが山のように存在し、
題材に困ることはまったくありません。
私がいいなと思っているのは、
まずは「NHK WORLD English」、
ニュース動画の横には英文が表示されていて、
学習するのに最適です。
同じくNHKの「ニュースで英会話」も素晴しいですね。
動画ニュースの英文、和文だけでなく、
それに基づく英語学習のシステムまで用意されています。
こんなのが無料だなんて信じられません。
アメリカの「CNN」も動画ニュースを配信していて、
たまに見ることがありますが、少し難しいです。
日本から見ているからでしょうか、
今は震災支援感謝のメッセージが最初に流れています。
同じCNNでも、「CNN Student News」は学生向けなので、
レベルが少し低くて聴き取りやすいです。
ニュースサイトではないですが、
「United Nations University（国連大学）」のYouTubeサイトは、
画像がきれいで内容のいい動画を配信しています。
例えばこんな動画を見ていると、
現地キルギスタンに行った気分になります。
桜がきれいですね。
動画は見ていて楽しいですし、
少しでも話している内容が理解できるのは喜びです。
そして「よし、もっと深い内容が理解できるように頑張るぞ！」
と英会話学習に対するモチベーションがアップするのが最大のメリットです。
YouTubeには、英会話を学習するためのチャンネルがたくさんあります。
「YouTube 英会話」で検索すると、
お薦めサイトを紹介しているページがたくさんあります。
是非とも自分に合ったところを探してみてください。
家にいながらにして無料で、
かつ動画で英会話の学習ができるなんて、
本当にいい時代になったのだと痛感します。
逆に我々は恵まれすぎていて、
英会話学習に対しても受け身になってばかりだから、
本当の力が身に付かないのでしょう。
これは人間力そのものの衰退です。
昨日アップした「音は魂を揺さぶる」で紹介したSung-bong Choiさんが、
ホームレスの生活の中からあれだけの歌唱力を身に付けたのに対し、
高い英会話学校に通ったりたくさんのテキストを買い込んでも
実用的な英語力が身に付かない我々日本人は、
最も大切な心の豊かさを失ってしまった贅沢病、文明病患者なのだと思います。
大切なハングリー精神を思い出そうと考え、
今日は、海難事故をキッカケに江戸末期にアメリカに渡り、
日本とアメリカの架け橋として活躍したジョン万次郎について調べてみました。
＜ジョン万次郎 - Wikipedia＞
ジョン万次郎は、１４歳の時に海難事故に遭い無人島に漂着し、
その後助けてもらった船とともにアメリカに渡り、
現地の学校でアルファベットから学び、
１７歳の時には航海術などを学んで主席になっいます。
彼はアメリカでどんなふうにして勉強したのでしょう、
その努力とは、いかにすさまじいものだったのでしょう。
その努力と功績に一歩でも近づきたいと考え、
ジョン万次郎の写真を机の前と手帳に貼りました。
やる気さえあれば、どんな環境でもやり遂げることができるのです。
2012.3.21 Wednesday
   
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