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English Memo




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英語を勉強していて新しい単語や知識と出合った時、
それを忘れないために「English Memo」という小さなノートを作り、
そこにメモをして、常に持ち歩くようにしています。

何事を学ぶにも、五感をフルに活用した方が身につきやすいというのは自明の理です。
我が英語学習においても、
 ・ iPod を使って、外出時の移動時間などには常に耳から英語を聴く。
 ・ 音読が学習の基本であり、毎日短時間でも音読をする。
   慣れ親しんだ英文はのべ百回近く読んでいます。
 ・ 新たに勉強した事柄はノートに書き留める。
   時には英文をひたすら書写することも。
こういったことを実践していて、「English Memo」もその一環ということです。

English Memo

記憶というのは、ただそのままを丸暗記するよりも、
いろんなものと関連付けて覚える方が覚えやすく、効率的です。

新しい単語と出合った時、それをメモして覚えるまでの手順を示します。

1.テキストの中にその単語の意味が書かれていても、
  一応は辞書を引いて意味、活用を調べます。
  辞書を読む時も小さな声で音読しながら、
  すべての意味、使い方に至るまで、細かなところまで読んでいきます。

2.その単語の語源、形容詞形、副詞形、同類語など関連した単語も
  一緒に覚えられるよう、その前後も調べます。

3.「English Memo」にはその単語の意味だけではなく、
  先に調べた様々な事柄を分かりやすく、例文なども交えながら書いていきます。
  ここでどのように書けば効率的でポイントを押さえられるかを考える作業が、
  記憶を定着させるのに役立ちます。

4.「English Memo」は常に持ち歩き、たびたび目を通すようにしています。
  特に夜寝る前に読むと、頭に入りやすいようです。

辞書を引くというのはなかなか手間のかかる作業ですが、
この一手間かけることが、記憶を定着させるためにとても役立ちます。
辞書には様々な関連情報が山のように記載されていますので、
インターネットでネットサーフィンをするが如く、
いったん辞書を引くと、その前後まで、
なるべく長い時間、しっかりと読み込むように心がけています。

ある単語を調べている時に、まったく別の単語が目に入り、
その単語もついでに覚えるためにメモをするということもよくあります。


その大切な辞書ですが、最近知り合いの中学校の英語の先生から
「辞書は絶対に新しいものがいいですよ」
というアドバイスを受け、30年間使ってきた学研のアンカー英和辞典を
新しいものに買い換えました。

新しく買ったのは同じ学研の「アンカーコズミカ英和辞典」、
ネットでの評価がとても高く、書店で実物を見て納得して購入しました。

アンカーコズミカ英和辞典
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これまで使ってきたアンカーも、とても使いやすくて気に入っていたのですが、
さすがに新しい辞書は進化が著しいですね。
大きさも一回り大きくなりましたが、二色刷になり、情報量が圧倒的に多く、
類語、語源、語法の解説、日米文化の違いなど、
かゆいところに手が届くような内容は、
まさに
『辞書は引くものから読むものに進化した』といった印象を持ちました。

  「アンカーコズミカ英和辞典 学研のサイトでの解説」

辞書というのは思い出が詰まっていて、
古いものでもなかなか手放しにくいものですが、
いまだ古い辞書を使って学習しておられる方は、
一度ご一考されますことをおすすめいたします。


余談ですが、辞書についてワンポイントアドバイス。
昔受験生だった頃に、予備校の先生から
「辞書はしよっちゅう使わなければならないから、ケースはすぐに捨てましょう」
とアドバイスを受けました。

たしかにそうです。
辞書が堅いケースに入っていると、使う時にいちいちケースから出さねばならず、
ほんの少しの手間ですが、
それが原因で引くのが億劫になるということがあるかもしれません。
これまで使っていたアンカーのケースは、それを聞いてすぐに捨てました。

この度買ったアンカーコズミカも、
家においている時にはケースには入れていませんが、
外に持っていくことがありますので、一応ケースは辞書本体とは別に保管しています。
我ながらまめですね。


それともうひとつ「English Memo」を書く際に心がけているのは、
どのような書き方で書くのが最も読みやすく、頭に入りやすいのかということです。

その人の部屋の様子、整理整頓、乱雑さの具合を見れば、
その人の頭、脳の中味がよく分かります。
それと同様に、頭の中の情報をいかにポイントを押さえてノートできるかということも、
その人自身の頭の中の状態の投影であり、
効率的なノートの付け方を学ぶことは、
頭の働きを効率的にするための大切な “脳トレ” であるといえます。

ベストセラーになったこの本が、
ノートにポイントを効率よく書くための参考になりました。

東大合格生のノートはかならず美しい 東大合格生のノートはかならず美しい
太田 あや

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ここで書かれている東大合格生に共通する「7つの法則」とはこのようなものです。

1.とにかく文頭は揃える。
2.写す必要がなければコピー。
3.大胆に余白をとる。
4.インデックスを活用。
5.ノートは区切りが肝心。
6.オリジナルのフォーマットを持つ。
7.当然、丁寧に書いている。


私の「English Memo」がこれらすべてのことを実現できているわけではありませんが、
心がけていたい大切な事であり、
いつも持ち歩いているシステム手帳にも、このことをインプットしました。

東大合格生のノートはかならず美しい

その昔、高校三年生の時の担任の先生が、
受験勉強の時にはいつもお決まりのボールペンを使い、
そのインクがなくなったたくさんのボールペンを束ねて鉛筆立てを作り、
そのボールペンを見て勉強の励みにしていた、と話されていました。

私もこれからも、この「English Memo」を書き続け、
その冊数を増やしていくことを目標と励みにしていきたいと思います。

2009.3.25 Wednesday

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