|
“忙しい” とは心を亡くすことだとよく言われます。
にも関わらず日本人的感覚では忙しくしているというのが
頑張って努力しているというある種美徳のようにされ、
多忙なことを自慢げに語られることが多いものです。
私もここ最近はお陰様でやるべきこと、やりたいことが山のように増えたのですが、
今年はこの“忙しい”を禁句とし日々励みたいと考えています。
・・・と、まずこの約一ヶ月間更新できなかったことの反省しつつこんな前振りで。
年が明けてホームページはまったく更新できなかったのですが、
英会話の学習はボチボチと楽しみながら続けていました。
エライ!!
自分で自分をほめたいです!
これもやはり新メディアのお陰でしょう。
ICレコーダーでのヒアリング学習は気軽な心構えで継続が可能です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング、
スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
この二冊のテキストのCD(4枚)をそれぞれこの半年間
繰り返し繰り返し聴き続けてきましたので、
この中に出てくる例文に対しては日本語 → 英語の変換が
かなりスムースに行うことができるようになりました。
できるようになるとまた学習が楽しくなり、
いわゆる善循環という形です。
けれどもやっぱり “聴くだけじゃダメ” というのは分かっていましたので、
この年末年始には空いた時間にテキストの英文にも目を通し、
時には音読などもしてみたので、
より一層(多少?)学習効果も上がってきたのかもしれません。
音読は、最近はやりの能力開発に効果があるということで、
書店には大人のための音読テキストが数多く並んでいます。
その音読も馴染みのある日本語でするよりも、
英語などの外国語で行う方がより一層効果的だということを最近知りました。
英会話学習プラス能力開発、まさに一石二鳥ですね。
そんなわけで、
音読の効果を世に広めた川島隆太先生監修のこんなテキストを買ってみました。
タイトルに『1日10分!』とあるように、
テキストの中味が毎日コツコツと継続できるよう細かいセンテンスに別れていて、
英文が比較的簡単なこともありとても楽しく学習できそうです。
実際にやってみて、とても『1日10分!』ではすまないものの、
そんな苦労なく日々のプログラムを消化することができ、
学習効果もかなりあるように感じています。
毎日100文字程度の英文がその日の課題となるのですが、
プログラム通り最初にネイティブの話す速い会話文を聴いても
サッパリ理解できなかったものが、
少しスローな英文を聴きながら音読トレーニングをしていくと、
速いスピードの英文でもひとつひとつの単語が耳に飛び込んでくるようになり、
それがとても面白いのです。
まだ初めて二週間ほどですが、
これを繰り返せば、かなり英語を聴き取る力、
話すための瞬発力が身につくであろう事が実感できます。
“英語を話す” ということが習慣化(ちょっとし大げさかな?)したからでしょうか、
普段耳に入ってくる日本語に対して
「これを英文に直すとどうなるだろう?」
と瞬間的に考えるようになりました。
(もちろん簡単な日本語だけですが・・・)
実際にそうやって頭に浮かんだ英文を頭に描き、
モゴモゴと口を動かしてしまうこともあり、
英文音読により頭の働き方が少し変化してきたような感じがします。
先週のこと、気軽な気分で馴染みある某所入り口の自動扉を開けて中に入ったところ、
思わず口をついて出てきた言葉が
「アンニョンハセヨ〜♪」
これって韓国語で「おはようございます」ですよね。
我ながらなぜ突然にこんな言葉が口から出てきたのかビックリです。
以前韓ドラを熱心に見ていた時期はありますが、
韓国語をきちんと勉強したことはありません。
簡単な挨拶の言葉でも、あらたまって聞かれると答えることなどできないのに・・・。
人間の頭の中の構造ってどうなってるんでしょうか?
最近音読で声に出して日本語を外国語に変換するトレーニングをしているので、
ドラマを見ていて頭の隅に残っていた韓国語が
スルッと脳みそから口に流れ出てしまったのでしょう。
少し前にビリーズブートキャンプというエクササイズが大流行して、
これをやった人は普段使っていない筋肉を使うので、
大きな効果を得ると同時に筋肉痛にも悩まされたと聞きました。
外国語の音読というのもこれと似ているように思います。
これまで普段使っていなかった脳の部分を使い、
なんらかの能力開発の効果と同時に新しい世界が開けてくる感じがします。
論より証拠、もっともっと実践を積んで、
よりハッキリとした効果を体感し、ここでご報告できるようガンバリます。 (^-^)v
2008.1.22 Tuesday
|