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Make A Wish
昨日血液センターから一枚のハガキが届きました。
私は定期的に市内の献血センターで成分献血を行っていますので、
それは、また近いうちに来てくださいという案内をする内容でした。
シール状になったハガキの表面をはがすと、
「子どもが生きている間は、たくさんの献血してくださる方の善意に助けられました」
と、幼くして白血病で亡くなった子どもを持つ
親御さんからのメッセージが書かれていました。
何気なく行っている献血ではありますが、
そこで採られた血液は、
どこか知らないところで誰かの役に立っているのだということを感じ、
また体調を整えて元気に献血に行こうという気持ちになりました。
今日金曜日は、毎週参加している早朝の異業種交流会、
積極人間の集いの日です。
今朝のゲストスピーカーは、
難病を抱える子どもたちの夢を叶えるお手伝いをしている団体、
メイク・ア・ウイッシュ(MAW)で活動をされている女性の方でした。
メイク・ア・ウイッシュ、「願い事をする」、
MAWは、3歳から18歳未満の難病と闘う子どもたちの
夢の実現をサポートするため、
1980年から活動を行っている世界的組織です。
<Make-A-Wish of Japan -- 子どもたちの夢をかなえるボランティア>
手元に配られたパンフレットには、
子どもたちが語る実現した夢の感想とともに、
楽しそうに微笑む子どもたちの写真が載せられています。
1462 R.Sちゃん (7歳)
静岡 1/21-23 急性リンパ性白血病
美ら海水族館に行きたい
タッチプールに顔を近づけてお魚を追いかけ、大迫力の水槽の前ではマンタやジンベイザメに釘付け。「楽しかった!ジンベイザメが一番好き。」
1479 笙平くん (13歳)
静岡 3/14-16 脳幹神経芽膠腫
ディズニーランドホテルに泊まりたい
憧れのホテルでは、たくさんのスタッフのお出迎えにちょっぴり緊張、最高のおもてなしに、「気分は最高!」
1492 あっちゃん (9歳)
静岡 4/8-9 難病
大好きな番組を鑑賞したい
出演者の皆さんがあっちゃんを温かく迎えてくださいました。円陣を組んで、「病気に負けずに頑張るぞ!」「ラジャー!」皆の気持ちが一つになりました。
1527 K.Kくん (17歳)
千葉 5/26-29 難病
家族で広島に行きたい
念願の家族旅行、ずっと行きたかった宮島の夜景や原爆ドーム、露天風呂や久し振りの外食を楽しみました。
1536 歩ちゃん (10歳)
大阪 6/6-8 急性リンパ性白血病
家族で旭山動物園に行きたい
ずっと行きたかった旭山動物園、「家族みんな元気で行けたことが何より嬉しいです。」
1636 そうちゃん (4歳)
静岡 12/25 横紋筋肉種
ヒーローグッズでお部屋をいっぱいにしたい
「お歌を歌って。」ママの優しい歌声に包まれ、たくさんのグッズに囲まれて幸せそう。
夢を持ち、それが叶った時の喜び、
そしてその夢の形は人様々です。
難病の子どもたちの夢の喜びを感じ、
私たちがいつも抱いている夢や目標というものは、
本当に夢なのか、それともただ単なる欲望に過ぎないのか、
そんな思いに駆られました。
難病の子どもたちの夢を叶えるお手伝い、
素晴らしいボランティア活動ですね。
私も命ある限り、もっともっと人様のお役に立つ生き方がしたいと思いました。
難病の子どもたちは弱者かもしれません。
けれどボランティア活動は、弱者に対して強者が施しをするものではありません。
私たちは、弱者と呼ばれる人たちから多くのものを学ばせてもらっています。
夢は身近なところにあって、
もうそれはすでに実現しているのかもしれません。
幸せや喜びは、得るものではなく、
ただ今ここにある、そのことに気づくもの。
夢もまた同じですね ・・・ 。
子どもたちの持つ夢は、ディズニーランド、シー、リゾート、ミッキー、・・・
ディズニー関係のものが圧倒的です。
MAWの活動を紹介する動画のバックには、「星に願いを」、「美女と野獣」といった
ディズニーの名曲が流れていました。
ディズニーの曲は、『夢』という言葉とぴったりとマッチしますね。
ヾ(´ー`)ノ 。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'
2011.12.2 Friday |