絶対テンポ116
月の持つ神秘的な力については、
これまでこのホームページでも何度かご紹介してきましたが、
今日(’06.2.18)はたまたま本屋で立ち読みをしていた健康雑誌に、
月の持つ一分間116回のリズムに合わせた音楽を創り、
リラックス、作業効率、集中力、潜在能力アップに大きな効果を上げる方法が
確立されていると知り、大きな衝撃を受けました。

「絶対単位」で太陽のリズムに基づいて作られた“一秒”という単位は、
人体にとって絶対的なものとして刻みこまれているということを書きました。

月のリズム1分間116回というのは、
太陽の一日24時間に対して, 月の回転での一日は24.8時間
ここから 24÷24.8=0.967 60×0.967=58.02
となり一秒間に58回、もしくはその倍の116回というリズムが
月のリズムとして導き出されたものです。

もっと分かりやすく言うと、
太陽に比べて月の回転周期は遅いので、
その遅い分だけ一分間60回のリズムが58回( 118回 )にスローダウンした
というです。

太陽(陽)の絶対時間が一秒とするならば、
月(陰)の絶対時間は0.967秒、一分間58回( 118回 )のリズムということになります。

もしこれが実効性のある正しい法則だとするならば、
角田忠信先生の研究(私はノーベル賞数個分に値するものだと考えています!)に
並ぶ偉大なる発見であると言わざる得ません。


この発見をしたのはビュージック開発研究所所長の片岡慎介氏、
数年前から本を出版し、この法則性を広めておられたそうですが、
不覚にも私は今日までお名前すら知りませんでした。

雑誌でこのことを知ってすぐに大手書店を回り、
片岡先生の新刊(2004年発刊)を手に入れました。


ツキを呼ぶ魔法の音楽 絶対テンポ116

この本の中には絶対テンポ116についての詳しい解説とともに、
この音楽によって得られる様々な効果、その事例紹介、
そしてとても易しい言葉で書かれた月(ツキ)や心の法則が載っています。

これだけでも十分に価値があるものですが、
この本には絶対テンポ116を耳から体感できる音楽CD(54分)が
付録としてついています。

絶対テンポ116の心地よい音楽、
それとともに『月が「ツキ」を呼ぶ法則十か条』、金子みすずの詩の朗読などが
流れてきます。

たしかにこのリズムは心に深い落ち着きを与えてくれます。
まるで胎内にいるような・・・。
月のリズムは子宮のリズムですから、それも当然かもしれません。

音質も鮮明で、何より耳に心地よい音楽がとても上質なものであり、
片岡氏は単なる音楽理論の研究家ではなく、
音楽家としても一流であることがハッキリと理解できます。

心地よいリズムと控えめで端正な音楽、
目を閉じ静かに聴いていると、
目の前に雪の結晶のような淡い規則正しく美しい曼荼羅模様が
少しずつ動いているのがイメージされます。

音楽のジャンルは違いますが、
この自然の理に沿った緻密な音、音楽の造形美は、
バッハの世界とまったく同質のものを感じます。


この音楽には「ツキを呼ぶ魔法の音楽」という形容がなされています。
月だからツキ、これには深い意味があります。

陰陽論から“月の理”というものを見てみましょう。

太陽
子宮
月経周期
心臓
脈拍
精神 肉体
副交感神経 交感神経
リラックス 緊張
癒し エネルギー
東洋 西洋
21世紀〜
(800年周期)
〜20世紀
(  〃  )

陽である太陽が肉体を司るのに対し、陰である月は精神を司ります。

月は人間の想念に与える影響が大きく、
満月や新月の夜には気持ちが高ぶり凶悪な想念も増大し、
殺人事件や交通死亡事故が多発する傾向にあります。

昔から祭事は満月の夜に行われることが多いのは、
月明かりで明るいということとともに、
その高ぶる想念を祈りや飲み歌い騒ぐことで発散させる目的があったのです。

ツキがある、ツキがないというのは、
この月に象徴される想念の力をうまくコントロールして
物事をうまく運べるかどうかということを表しているのでしょう。

「月に願いを」にもあるように、
願いを叶えるためには月の力が欠くべからざるものです。


この本にある『月が「ツキ」を呼ぶ法則十か条』を抜粋し、
ご紹介いたします。

“月”のつく漢字で、ツキを呼ぶ法則性が説かれています。
素晴らしい言霊の力です。

  「明」 一.明確な目標を持つ人は「ツキ」を呼ぶ。

  「育」 二.イメージを育てる人は「ツキ」を呼ぶ。

  「肩」 三.肩の力の抜けてる人は「ツキ」を呼ぶ。

  「望」 四.希望を持つ人は「ツキ」を呼ぶ。

  「肯」 五.肯定的な人は「ツキ」を呼ぶ。

  「朗」 六.朗らかな人は「ツキ」を呼ぶ。

  「育」 七.有難うと、心から言える人は「ツキ」を呼ぶ。

  「清」 八.清楚な生活をしている人は「ツキ」を呼ぶ。

  「朋」 九.朋友を持つ人は「ツキ」を呼ぶ。

  「能」 十.能筆は「ツキ」を呼ぶ。

これはこじつけ、偶然ではなく、
太古の人びとは、月の持つ神秘の力を十分に理解した上で
漢字を作り上げていったということの表われだと考えています。

(西洋)文明に毒された私たちは、新しいものを次々と学び、
身に付けなければ幸せになれないと思いこまされていますが、
このような太古からの知恵を振り返り、自然に耳を傾けるだけで
こんなにも大きな幸せの糧を得ることができるということを
もっともっとよく知り、身体で感じるべきでしょう。


片岡慎介先生の著書、絶対テンポ116のDVD等です。

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これから時が経ち、陰の時代がますます深まるとともに、
この月の理を反映させた絶対テンポ116は大きな脚光を浴び、
より多くの人たちに福音を与えるものと確信しています。



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