森の音楽会
今日は日曜日、天気は思いっきり快晴です。

最近は休みの日にはいつも天気がよくて、
自然大好き人間にとってありがたい限りです。

広島は穏やかな瀬戸内気候、日本で一番日照時間が長いと聞いたことがあります。
いいところに住まわせていただきました。
今日もママチャリを駆っていつものように家を出ました。

目的地は極楽寺山、家から自転車で約1時間の廿日市市にある
景色がよく素敵な池やキャンプ場のある海沿いのいい山です。

途中知り合いで「ひろしま・カンボジア市民交流会」
お世話で顔張っておられる国近京子さんのお宅によりました。

以前こちらのパソコンのメール設定をしかけたのですが、
パスワード不詳のため作業途中のままになっており、
もし時間の都合がつけば続きをと思ったのです。

幸いなことに、ご本人さんが玄関前で立っておられました。

写真を撮るよと言ったら、
「たくさん撮ってね」というご要望でしたので、バチバチ写しました。

ですから特別に二枚載せさせていただきます。(*^^*)





国近さんはこれからコンサートに行かれるので、
迎えの車を待っているとのこと。

いろいろと話をして、私も突然ですが予定を変更し、
コンサートに同行させていただくことにしました。

目的地は廿日市市吉和、ついこの前まで佐伯郡吉和町だった山深いところです。

廿日市の市街地から旧佐伯町を抜け吉和に向かう道沿いは、
きれいな渓流沿いにしゃれたロッジやログハウスが
立ち並び、本当にきれいで素敵な景色です。

まるで神戸から六甲山を登る関西一おしゃれな景色を思い起こさせます。

着いたところは吉和の「魅惑の里」
大自然の木立の中にいろんな施設が点在するリゾートスポットです。

コンサートがあるのは、その中のふれあいホールというところ、
木を中心に作られた近代的で新しい建物です。



入ってすぐの受付の横では、地元産の採れたて大根を売っていました。



一本100円、葉っぱもシャンとして、すごく美味しそうです。

コンサートは入場無料、ピアノと篠笛のデュオです。

しばらく待ってコンサートの開演です。

ホールの中はほぼ全面板張り、
木独特の柔らかい響きは、とても気持ちが落ち着きます。



ピアノは杉山ルミ子さん、篠笛は梶川純司さん
正直あまり期待はしていなかったのですが、お二人とも音楽性はあり演奏技術も抜群で
正直びっくりしました。(ё。ё)

こんな山奥(失礼!)の無料コンサートで
こんな素晴らしい音楽を聴くことができるとは!

曲目は日本の民謡から海外の名曲までさまざま。

梶川さんの張りのある篠笛の音色と杉山さんのジャズフィーリングあふれるピアノが
最高にマッチしています。

確実なテクニックに支えられた東洋と西洋の合体、
「和魂洋才」という言葉が頭に浮かびます。

その場のリクエストにも即興演奏で応えられ、
自由自在、思いの通りに楽器とコミニュケーションされる様は、
聴いていて爽快感を覚えます。

森の音楽会、雪深い吉和ですので、
今年はこれが最後、次回は来年の三月ということです。

だいたい日曜日を中心に定期開催されていて、
今日のお二人もレギュラー出演されているようです。

詳しいことはネットを調べても分かりません。
ご興味のある方は、ぜひ「魅惑の里」の方にお問い合わせしてください。

国近さんと梶川さんのツーショットです。



お二人はだいぶ以前からのお知り合い、
今日は国近さんも写真をバチバチ撮っておられました。

コンサート終了後に、魅惑の里にある温泉、「水神の湯」に入ってきました。



入浴料大人550円、露天風呂もある広々とした温泉で、
身も心もしっかりと温まります。

けれども・・・、施設内のレストランは、コンサート終了時刻は閉店中、
受付の対応もおざなりで、さすがは公営、お役所仕事です。

立派な施設ではありますが、
内部の運営の仕方には、まったく創意工夫が見られません。

こんな素晴らしい立地条件に巨額の税金を投入して造られたのにもったいない・・・、
参加メンバー全員の共通意見でした。

広島市内に戻ってからは、今日車を提供してくださったKさんの
引越し荷物搬出の手伝いです。

せっかく温泉に入った身体でしたが、
二時間の重労働で、またしっかり汗をかいてしまいました。

その代わり、美味しい中華をご馳走になりました。

お腹がペコペコでしたが、ビールジョッキ3杯に、
ご飯4杯、皿うどんを一皿いただき、お陰様で満腹、大満足です。
感謝いたします!!m(_ _)m

風のように、その日になってふらりと予定を決める、
こういうのもたまにはいいですね。

今日もまたまた佳き一日でした。

2004.11.28 Sunday




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