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まどろみの解放

ここ数ヶ月、セドナメソッドで感情を解放することを怠っていたのですが、
やはり心の中にスッキリしないものが蓄積し、
それらを解放したいという強い欲求に駆られるようになり、
数日前から再びセドナメソッドを実践しています。

セドナメソッドをするたびに思うのですが、
なんでこんなにも簡単な方法で、
心の中の感情や囚われが解放されるのでしょうか?

「エッ、こんなことで心が軽くなっちゃっていいの?」
毎回そんな驚きと喜びに包まれます。
まるで道を歩いていて、突然足元で100円玉を見つけたみたいな感じです。
  (たとえがセコイな〜)

簡単に解放できるのは、セドナメソッドからしばらく遠ざかっていたので、
解放すべきテーマを見つけやすいというのも一因かもしれません。


部屋の掃除と心の掃除であるセドナメソッドを
対比させて考えると分かりやすいです。
部屋をしばらく掃除していないと、
大きなゴミがいくつも目立つようになります。
そして最初は掃除がすごくはかどります。そんな感じです。

部屋はどんなにきれいに使っても、
自然とホコリが溜まってきます。
部屋も心も、やはり定期的に掃除することが絶対に必要です。

それと今回感じたのは、
心の中にホコリが溜まるといっても、
その溜まっている間、ただ手をこまねいてみているわけではありません。
なんとかそれを解放したいといろんな努力をしています。
それは私にとってはトイレ掃除であったり音から学ぶことであったり、
他もろもろのものであり、
これは人によって様々でしょう。

こういったことがあるからこそ、
ホコリを取ろうとセドナメソッドをすると、
一気にホコリをきれいに取り去ることができるのかもしれません。

これも掃除になぞらえるなら、
こびりついた汚れに普段から洗剤をかけたり、
ヘラで汚れをこそげたりしているので、
最後一気にセドナメソッドというホウキ、雑巾で
きれいにしていけるのかもしれません。

やはりすべて無駄なものなどないのです。
そして時期というものがあり、
心を澄ませていれば、最適な時期に最適なものと出合い、
またそれを求め、行うようになるのだと思います。

人からセドナメソッドはいいものだということを聞き、
必死になって実践し、それを極めていくのは素晴しいことです。
けれど義務的に続け、効果に限界を感じ、
それ以降永遠に遠ざかってしまったならば、
それはとても不幸なことです。

セドナメソッドが感情を解放する唯一絶対のものではありません。
他にも様々な心身浄化の実践方法があるでしょう。
どれがいいというのではなく、人それぞれ、その時々、
最適のものを選び取っていけばいいのです。

心が自然と求める時に行い、求めるように振る舞う、
この自然体の動きが最も上質です。


ここ数日行っているセドナメソッドは、これまでと少しやり方を変えています。
習慣化させたいという願いも込めて直感的に思い立ち、
寝る直前に行っているのです。

これはとってもいいですね。
ちょっと寝ぼけ眼(まなこ)のまどろんだ状態は、
顕在意識の中の思い込みが薄くなり、
潜在意識への扉が開くようです。

また寝る直前に行うことによって、
貴重な睡眠時間を、いい思いのまま過すことができます。

そしてセドナメソッドの効果を高めるために、
「今すぐ人生を変える簡単な6つの方法」のテクニックも
合わせて行っているのですが、
こちらも寝る直前は、普段以上に意識投入しやすく感じます。

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寝る直前、朝起きてすぐ、食事中、入浴中、・・・
これらはリラックスした脳波であるα波が出るゴールデンタイムだと
以前よく聞いていたのですが、
このたびこの時間帯にセドナメソッドを行うことで、
その価値をあらためて実感しました。

これも掃除になぞらえるなら、
リラックスし、まどろんで、霧の中でボーッとしているような状態は、
スチームクリーナーで、
タイルなどにこびり付いたしつこい汚れを溶かしているのとよく似ています。

高温の蒸気が出るスチームクリーナー、使ったことがおありでしょうか。
これを最初に使った時は感動ものでした。
こびり付いたどろどろの油汚れも見事なほどに取れるのです。

半分眠ったような状態は、
普段強固に握りしめている思い込みを、
寝ぼけ眼という蒸気で溶かしてくれるのです。

これは少しお酒が入っている状態と似ているかもしれません。
お酒が入った時に音楽を聴くと、
普段以上に感性が鋭くなり、
いつもは感じられない演奏者の思いが伝わってきて、
感動がより一層深まることがよくあります。

まだ試してはいないのですが、
今度お酒を飲んだ時に試してみしょう。


何をどうしなければいけないというルールはありません。
いろいろ試す中、自分に合ったもの、方法を探っていけばいいのです。

万人に共通する答などないのですから。

2012.3.31 Saturday  
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