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家族みんなで

『スペースクリアリングする門には福来たる!』
家族みんなでスペースクリアリングしたとても素敵な体験談を、
Sさんという主婦の方が送ってくださいました。
家族みんなでお片付け、とても微笑ましいですね。

以下は私宛に送っていただいたメールの抜粋です。
みなさんもこれを読んでお掃除マインドを高め、
ハッピーライフをエンジョイしてください。 (^o^)v

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ヨガナンダさんのHPのコラムを、少しずつ読ませていただいていますと申し上げていましたが、その中で意識して目を通すまいと思っていたところがありました。
「スペースクリアリング」のところです。

夫が転勤族なので、結婚してから5回の引っ越し、その間に、4人子供が産まれました。
引越しのたびにたくさん捨てていたのに、それでもどんどんも物は増え続けて、
子供が大きくなるにつれて、私が管理しないものが増えてきて、
引越し屋さんが見積もりに来ると、「10tトラック2台で入るかな?」と
考え込むくらいになってしまいました。

子供が小さいうちはまめにきれいにしていましたが、やがて
「私がきれいにしても、夫はきれいにする気はないし…」
「私がきれいにしろって言っても、どうせ子供は散らかすし」
「社宅だから、収納少ないし」と自分自身にいいわけするようになってきました。

でも、先日、「こんなことでは何も変わらない」と思い立って、ヨガナンダさんの
「スペースクリアリング」を読んで、一念発起。

自分が着なくなった服、パジャマを捨て、もう使わない鞄を捨ててたんすの中を整理。
廊下の物置を整理して、廊下に出しっぱなしになっていた、買い置きのトイレットペーパー、ボックスティッシュ等を収納し、廊下を拭き掃除。
食器棚の中の食器を、家族分+少々のお客さん分を除いて、思い切って廃棄。
(普段つまらない粗品の食器を使って、わざわざ買った素敵な食器を奥にしまいこんでいましたよ…)

そして、「乗れればいい」とずっといい加減にしていたエスティマを洗車、車内清掃してもらいました。芳香剤も入れました。

断捨離(これ、最近の我が家の合言葉!)してまだ1週間なので、捨てたのはゴミ袋にして、800リットルくらいしかありませんが、
とてもすがすがしいです。
「気」というとよくわかりませんが、明らかに空気感が違います。

子供は正直で、素直ですね。
まずは断捨離一日目に、末っ子の子供④が、「おかあさん、ぼく台所拭き掃除したくなったんだけど、やっていい?」
と言って来ました。
この日はまだ家の中は、さほど目に見える変化はない時なのにです。
この日私は子供が学校に行っているときに断捨離しているので、私が何をしていたかは知らないのです。
末っ子は、とても丁寧に台所の床を拭いてくれました。
次の日、子供③は、廊下に出て、「あ、気持ちいい~」と靴下をはいた足で、シューっとスケートのように滑っていました。
子供②(中3、この辺から手ごわくなる)は、「おかあさん、私財布の中のレシート捨ててきれいにしてみた。すっきりした」
「ブックオフ連れてって。いらない本処分するわ」と言い出しました。
子供①(高2、想像を絶する汚部屋の主)が「とりあえず、床の面積を広げる」といって、毎日部屋にこもってゴミ出し、整理をしています。

スペースクリアリングって、伝染するんですね。
私も結婚して18年の垢を何年かかけてきれいにするつもりで、継続していきたいと思っています。

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酒井伸雄さま

こんばんは。少しだけにじんだ月が本当にきれいな夜ですね。

我が家は3連休、いつも誰かが断捨離していました。
一番燃えていたのが次女です。
(ちなみに我が家の子供は、長女高2、次女中3、三女小6、
長男小3という構成になっています)

「ああ、こんな部屋で勉強なんかできない!!」
(いやいや、あなたがため込んできたからなんですが…)

というなり、一番大きなゴミ袋を広げて、ばんばん整理し出しました。そのうち、ゴミ袋がなくなると(○○市は有料ゴミ袋です)「買いに行ってくるわ!」といって、近くのドラッグストアに行ってきて、帰ってくるとまた断捨離再開。

そのうち、「小学生男子=工作作品山盛」状態になっている弟の机にも目をつけて、
「ちょっと、お前来い!」と鬼軍曹ぶりを発揮して、
「お前、こんなの取って置くな」「とっとと捨てろ!」と言って、断捨離命令を下して、
とうとう弟の机及び、机のまわりもピカピカにしてしまいました。
(くどいようですが、こんな言葉遣いでも、次女は「女」です)

夜、自分の部屋に布団を敷いて、

「お母さん!布団が縦でも横でも敷けるよ。疲れたけど、今日はよく眠れる!」

と大満足の様子。

どやしつけられて片づけをしていた弟(長男)の方はというと、やはり夜、もう寝なさいと言われたのにもかかわらず、畳の上で文字通りごろごろ。

「何してるの?」

と聞くと、

「ん~? ぴかぴか~ぴかぴか~♪色々ぴかぴか~♪」
とよくわからない答え。
なかなか寝ようとしないので、怒ろうとしていた夫でしたが、

「なんか、部屋がきれいになってご機嫌らしいから」

と言って、何も言わず、苦笑しながら引き返してきました。

長女は、
「試験なのに、部屋の片づけの方が面白くなってきた」
と喜んでいいんだか悪いんだか。

三女は一番無頓着ですが、周りが動いているとさすがにやらないわけにはいかなかったらしく、絶対捨てないと言っていた雑誌類を整理していました。


3連休の断捨離MVPの次女は断捨離のおかげで
「1150円が出てきた!本と本の間に挟まっていた!」
と大喜びです。

物をため込んで、大切なものもがらくたもいっしょくたにしている生活をしていると、お金といえども、よくよく考えれば「物質」、こんな風にいい加減にまぎれてしまうんだと次女によって気付かされました。
身の回りにある道具、服、本などを大切にしていないのに、
お金を大切にしているわけがないですね。今まで気付けませんでした。

娘たちは、「早いうちに断捨離しようって思えてよかったね。来年は気持ちいいお正月になりそうだよ」
(もう来年の話!!)前向きです。
「お母さん、いつ障子張り直しする?」
(お、せかされてる?)

こんな騒々しいお話で良かったら、どうぞヨガナンダさんのホームページのお話に加えてください。
そして、「スペースクリアリングの会」(?)の会員の一人にしてください。
私がヨガナンダさんのホームページを読んで断捨離に取り掛かれたように、どなたかの気持ちに火をつけるきっかけになれたら嬉しいです。

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以心伝心、お掃除マインドは家族の方みんなに伝染(うつ)るんですね
Sの部屋を片付けたいという固い決意と行動が、
ご家族の方みなさんの心を動かしたのでしょうね。

本当に微笑ましく、読んでいて幸せな気持ちになれました。。
どうか今の状態をこれからも維持し、
ますます超ハッピーファミリーになってくださいね。

Sさんには私から会員ナンバー001の
「スペースクリアリングの会」会員証をお贈りします。
   ヾ(´ー`)ノ 。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'


<追記>

一番新しいメールに、
スペースクリアリングをし、ものからの執着を手放したら、
ものとの出合いの縁がよくなったということが書かれていました。
素晴らしい ☆☆  ^^☆

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私は、断捨離は自分でやらないと習慣にならないと思います。

自分で手にとって、捨てて「ああ、こんなもの取って置いていたんだ」「捨てることになってしまった」と葛藤して、でもきれいになったスペースを眺めて、「ああ、頑張ってよかった」と満足する、この流れが大切だと思います。
このおかげで、買い物をするとき、安いからって買っていいのか、本当に必要なのか、という自問自答ができるようになるのではないでしょうか。

私は、安い時にたくさん買っておくのはいいこと、と思っていたのですが、
現在の断捨離初期にして、「買い置きは自分で決めた量以上になったら、どんなに安くても買い足さない」「服や食器など、毎日使うものは本当に気に入ったものを、必要な分だけ」という気持ちになったので、スーパーや、デパートでセールと言われても、以前のように心踊らなくなりました。

でも、本当に欲しかった物と出逢う確率はぐんと高くなったと思います。

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2011.10.18 Tuesday

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