おねだり、パワハラ疑惑から始まった兵庫県知事騒動がまだ終わりません。
前回「続きを書く」としてからかなりの日数が経ちましたが、その間も情勢が刻々と変化し、忙しさも相まって書く時期を逸してしまいました。
オールドメディアの衰退
とにかくこの変革の波は凄まじいもので、斎藤知事再選でメディアがお通夜状態になってすぐに女性PR会社社長の実績自慢でテレビ、新聞が一気に息を吹き返し、その後の立花孝志氏による元県民局長の公用PCの内容暴露と、その攻防(!)は止まることを知りません。
その流れで今は立花孝志氏泉大津市長選挙立候補へと続いています。
ひとつひとつ例を挙げるとキリがないこの怒涛の流れの中で、確実に言えるのは、
- メディアによる偏向報道、捏造報道の実態がより明らかになった。
- メディアが自身を守るため偏向を繰り返すたび、彼らの力は着実に弱まり信頼は崩れていく。
- メディアによる世論、選挙結果を動かす力は衰退の一途である。
- テレビ、新聞がこれからも今の形態を維持することは不可能である。
といったことです。
最近ネットの世界では、旧来のマスメディアを称する“オールドメディア”という言葉が一般化されました。
これは影響力のあるメディアの勢力図が大きく変わろうとしていることの表れです。
日本は2024年度の報道の自由度ランキングでG7の中で最低、世界70位という悲惨な状況ですが、それでも高齢者を中心とした情報弱者はオールドメディアに厚い信頼を寄せ、ほぼゆでガエル状態になっています。
それに喝を入れることができた兵庫県知事騒動は、歴史的意義があったと言えます。
本来のメディア、ジャーナリズムの役割は『権力の監視役』であったはずで、その役目を果たせなくなった今、ネット、SNSというニューメディアが新たな『権力、オールドメディアの監視役』となるのは健全なる自浄作用です。
変革の三段階
歴史の生命学である文明法則史学を学んで35年、この変革期の中心点がおよそ2025年であろうと予測はしていましたが、いざその時が近づき、急変する事態、歴史という躍動する生命体の振る舞いには驚くばかりです。
この変革中間期の構成がホップ、ステップ、ジャンプと三段階であるとするならば、今思うのはこのような形です。
- エセコロナ禍
2020年、本来実験用検査法であって動物や人間の臨床診断に用いてはいけないPCR検査、その偽陽性率の極めて高いPCR検査の結果と、コロナ感染防止にはほとんど効果のないマスク着用でコロナへの恐怖を煽り、遺伝子組み換えワクチン接種へと誘っていきました。
その結果、日本では翌年から東日本大震災、長崎・広島の原爆犠牲者をはるかに上回る超過死亡者を生み出しています。
このグローバリストの仕組んだ人口削減、大衆の奴隷化計画の進行が、歴史、文明の大転換期における最初の大きなホップであったと考えます。 - 米トランプ大統領再選、自公連立政権大敗、オールドメディアの衰退
エセコロナ禍が大きな負の動きであったのに対し、“陰極まれば陽になる”の法則通り、これまでの負の遺産を払拭すべく、アメリカでも日本でも闇の部分が一気に明かされようとしています。
この流れが転換の臨界点に至るまでにどのくらいの大きさになるかどうかで、その後の形が大きく変わってきます。
先日亡くなられた彗星探索家 木内鶴彦氏が臨死体験中に見たという地球の明るい未来と壊滅的な未来、この二種類のどちらかが決まります。 - 新たなる文明の創造
今も医療、食糧、エネルギー等人々の生活を支える様々な分野で、革新的技術が開発されたとする情報は絶えることがありません。
けれどそれらほとんどは世界を牛耳る既得権益者が己の利益を守るために隠蔽されています。
『新たなる生命の時代』への変革は本質的なものであり、サナギが蝶になって一気に羽ばたくように、すべてが大きく変わることが求められています。
そしてそれができるかどうかは、今を生きる人類一人一人に選択権が与えられています。
文明のバトン
今のこの文明の大転換期において、西洋から東洋へと文明のバトンが渡されようとしています。
その中で、これまでの西洋中心文明の最後の覇権を握ったアメリカと、これから新たなる時代創造をするべく役割を担った東洋の日本とで、オールドメディアの衰退、DS(ディープステイト)の闇の解体といった現象が同時進行で起こっていることはとても興味深いことです。
DSとは既得権益であり、文字通り陰で政府を操るもの、軍需産業、ユダヤ金融資本、CIA、FBI、FRB(連邦準備銀行)、また日本の財務省といったものです。
リレー競技でスムーズにバトンを渡すには、渡す側と受け取る側が走る速さを同期(シンクロ)させる必要があり、今それが現実に起こっています。
これまで800年続いた西洋の価値観は、物事をバラバラに細分化して考える要素還元型の科学が中心でした。
その究極かつ最新分野が量子力学であり、そこで導かれる波動と粒子の二重性、観測しなければ実態は確率的に存在するという観測問題、究極まで細分化した量子世界で明らかになった関係性、これは東洋思想の根幹である陰陽論、仏教の色即是空、空即是色の教えと完全に一致します。
今のこの文明の大転換期において、アメリカから日本と同様、よりマクロ的な西洋から東洋へもバトンを受け渡す準備ができています。
繰り返しますが、人類に与えられている課題はそれをいかにスムーズに行うかであり、その先頭に立つべき日本の役割は極めて重要です。
ハイブリッドの価値
新たなる人類文明への指針を与えてくれる文明法則史学の価値は計り知れません。
人類は現在持っている唯物的幸福論を極限まで発達させ、地球環境をほぼ再生不能な状態にまで破壊し尽くし、今もなおその流れは止まりません。
その動きの反動として古くはヒッピームーブメント、今のスピリチュアル世界が生まれてきていますが、これをひとつの生命リズムとして未来への方向性を含めて論理的に解き明かしてくれるものは、自分の知る限り文明法則史学以外存在しません。
これまでの西洋を中心としたミクロ的分析思考、これからの東洋を中心としたマクロ的統合・生命思考、この二つはどちらも大切であり、その端境期である今は、この両方の性質を持つものが強く求められています。
文明法則史学は、歴史の生命リズムというマクロ的現象を、過去の歴史的事実を仔細に分析するというミクロ的手法によって導かれたところに最大の価値があります。
これはスピリチュアルの世界で語られている検証不能で信じることでしか得心できない教えとは大きく異なります。
(スピリチュアル世界が偽りばかりと言っているわけではありません)
地球をひとつの生命体として見るガイア理論は、発表当初はガイア仮説とされていましたが、その後それを裏付ける様々な発表があり、今はひとつの理論として認められています。
文明法則史学も同様で、多くの研究者による検証・分析、学者への問いかけ等によって今の確かな理論体系となりました。
マクロ的生命観をミクロ的視点から解き明かす。
このハイブリッド的思考、手法が、文明のバトンを渡すべき今の時期にとても重要です。
ミクロとマクロに限らず、複数の性質が融合したハイブリッドには大きな価値があります。
木と火の性質を持つ木炭、水と金(石)の性質を持つ水晶、名前の通りのハイブリッド車、本来ミクロ的手法がほぼすべてであった西洋医学でも、全身の調和をもとに考える統合医療、母胎と赤ん坊をつなぐ臍帯血の活用と、時代の流れを受けて着実に変化、進化してきています。
これは極めて重要なので百回でも繰り返し言いますが、文明法則史学は思想、宗教ではなく論理的に導かれた法則です。
そしてそこから明らかになったのは、これからは東洋の時代となり、その牽引すべき役割が日本にあるということです。
日本がその役割を果たすためには早急に新たな時代に相応しい基底文明を築き上げる必要があり、今はそれが成就できるかどうかの瀬戸際に立たされています。
ガイアの法則
文明法則史学と同じく歴史の生命リズムを説くものに「ガイアの法則」があります。
これは同じガイアでもガイア理論とはまったく異なります。
文明法則史学が東洋と西洋の織りなす二重螺旋の生命リズムを1600年周期とするのに対し、「ガイアの法則」は地球の地軸の傾きの動きである歳差周期25776年を16分割した1611年を周期としており、極めて近似しています。
ただし文明法則史学が多くの学者、研究者によって検証を重ねられてきたのに対し、「ガイアの法則」は著書の中で、
『本書はファンタジーであり、すべてフィクションです』
という逃げの姿勢を示しており、ここが人類救済のため文明法則史学を命懸けで伝えようとした創始者村山節(みさお)先生との大きな違いです。
それゆえ「ガイアの法則」の正確性を検証した人は誰もおらず、「新たなる生命の時代」の中では「付記」という注釈を付けて紹介しています。
東経135度
ガイアの法則と文明法則史学の共通点は、1600年と1611年という文明リズムの近似とともに、次代の文明創造の盟主を同じく日本だとしていることです。
そして今とても気になっているのが、上の「ガイアの法則Ⅰ」の表紙に書かれている
東経135度ライン上に起こった
1995年の阪神・淡路大震災こそ、
1611年周期の文明起点大移動の象徴だった!
という言葉です。
東経135度、明石を通る日本標準時子午線はまさに兵庫県を縦に貫いていて、ガイアの法則では、この135度線から東側で新たな文明の萌芽が起こると説かれています。
今手元にある「ガイアの法則Ⅰ」を見ると初版は今から12年前の2012年、この頃から今現在起こっている兵庫県知事騒動以降の流れを予見していたかのようです。
かごめかごめ
人類の大転換、文明の巨大リセットを強いられるこの大転換点が日本であるということに必然的な何かを感じます。
日本の神話、国生み神話で語られる人類最初の島は“おのころ島”、今の淡路島であると言われています。
そのおのころ島周辺で人類が再生のろしを上げる、ストーリーとしてあまりにも出来すぎています。
ここで語ることは検証不能なスピリチュアル話です。
もう三十年以上も前のこと、当時親しかった気功師や風水師とともに日本各地、インドやチベットを地球浄化という名目で旅をしていました。
その時に風水師が、弘法大師空海が霊場を開いた四国は8の字でエネルギー(竜脈)が流れていると語っていました。
四国は横に長い形をしていて、その東西両方の中心部分に四国一二の高峰である剣山と石鎚山がそびえ立ち、そのどちらも霊験あらたかな山として知られています。
空海が開いた霊場は八十八ヶ所、八十と八、陰陽の八が重なった数、そこに8を横にした形でエネルギーが流れ、そのあまりにも美しい数の符合が強く記憶に残りました。
剣山の剣は三種の神器のひとつです。
また剣山にはユダヤの三種の神器を納めた聖櫃(アーク)が眠っているなど数々の不思議な言い伝えがあり、そのすべてを知るわけではありませんが、ある人が啓示的な夢を見て剣山に登ったところ、その人とまったく同じ夢を見て導かれた人と山で出会い、二人して不思議な洞窟を発見し、UFOらしきものを見たということを直接聞いたことがあります。
剣山は、その名前の由来のひとつが“鶴亀山”と言われていて、山頂付近には鶴石、亀石が祀られています。
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる
夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?
この有名な童謡「かごめかごめ」の歌詞が、阪神・淡路大震災を暗示しているという説があります。
“かごめ”とはこの様な模様で、上向きの三角形と下向きの三角形が合わさり陰陽合一を表します。
かごめ紋は六芒星とも呼ばれ、ユダヤの象徴ダビデの星、伊勢神宮には天皇家の菊花紋章とともにこのかごめ紋が石灯に刻まれています。
また六芒星はヒランヤという名称で、ピラミッドパワーのような不思議な力を持つ図形として一時期大きなブームとなりました。
“かごめ”とは真実を表す象徴であり、それが籠(かご)の中に閉じ込められている。
そして夜明けの晚、震災の起こった午前5時46分に剣山(鶴亀山)からコトが起こり、おのころ島である淡路島を通った。
“あわ”とは五十音の最初と最後の文字であり神を表し、“あわ路”とは「神の道」の意味、そしてその路の先にあるのが“後ろの正面”である神戸、神の戸(扉)です。
神の戸が開き、真実が明らかになる。
まさに『天の岩戸開き』が震災を機におのころ島、神戸といった東経135度付近から起こり、新たな文明が誕生するということ。
これは検証不能なことですが、ガイアの法則で説くことや今の日本の動きとあまりにも一致し、心に留めておきたいと考えています。
人智を超えた世界
斎藤兵庫県知事のおねだりパワハラ疑惑が出た時に、今のような展開を誰が予想できたでしょう?
歴史の生命リズムは精妙です。
特に今という激動期は大きなうねりを持っているものの、季節が着実に推移しながらも日々の気温は上下するように、細かな社会的事象がその後どのような展開を見せるかは、超能力者でない限り予測することはできません。
歴史の変革エネルギーは今はほぼ最盛期かその直前であり、この大きなエネルギーの前に、すべての出来事はひとつの方向に収束されてしまいます。
この変革の最大の立役者であるNHK党立花孝志氏が、自分に対する批判をも利用して、
「マイナス×マイナスはプラスである」
と述べたように、この大きなうねりは何人も止めることはできません。
これはさながら逆風をも自らの推進力に変えるヨットのようです。
立花孝志氏は変革者であり既存勢力に対する破壊者です。
インドの三大神は「創造・維持・破壊」この三つの役割を担っていて、今という変革期中央部直前においては、破壊神であるシヴァ神の役割が最も大きく、立花氏の大きな働きが期待されます。
自分は以前からNHK党を支持し立花氏を応援していますが、彼の言動すべてが正しいとは考えていません。
特にコロナやワクチンを肯定する彼の認識はまったく受け入れることができず、「既得権益と対抗する」と言いながら、日本のすべての首長の中で最も既得権益と戦い、遺伝子組み換えワクチン接種に反対してきた泉大津市の南出賢一市長の対抗馬として立候補したことは、自分は最大の悪手であると考えています。
けれどこれもより深い読みをするならば、「マイナス×マイナス」で結果的にどんなものが生まれるのか、大いに期待もしています。
破壊者である立花氏に理想的創造者の役割まで担わすのは無理があり、そこは別の人間の役割であり、人智を超えた働きがあるものと考えます。
マーティン・ルーサー・キング牧師はアメリカ系アフリカ人の公民権運動に命を捧げた黒人差別制度の破壊者であり改革者です。
彼が凶弾に倒れた後、彼の妻であるコレッタは二人の思いをこう述懐しています。
「次に何が起こるかまったく予想がつかず、まるで結末の分からない芝居を演じているようでした。
しかし私たちは歴史の一部になったのだと感じました。
神の意志の道具として活動しているのだと信じていたのです」
神の意志、天の意志、歴史の意志、今はその流れに沿うことが大切です。
新たなる生命の時代
自らが創造した未来が現実に引き寄せられる、そして選択可能な多様な未来、パラレルワールドに進んでいくことができる。
このような不可思議なことが実際に起こりうるということが、量子力学の発展によって徐々に明らかになってきています。
自分の未来、そして世界をも自らが創り出すことができる・・・、これは必ずしも夢物語ではありません。
この激動の時代、己の無力を感じることなく己を見つめ、自分に何ができるのかを考え行動することです。
これからはすべてがリセットされる創造の時代、無から有を生み出す時代です。
それらはすべて周りとの関係性から生じ、そのつながりこそが生命であり、“すべて”です。
その限りなく美しく慈愛にあふれた生命の姿を知り、享受し、「新たなる生命の時代」を謳歌してください。
コメントを残す