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変革のシナリオ

変革のシナリオ

今は時代の大転換期、35年前に歴史の生命学「文明法則史学」を知ってから、このことを何千回も繰り返し語ってきました。

生命の形は遺伝子DNAと同じ二重らせん構造です。
二重らせん構造は本来立体ですが、平面化すると二本のキレイな波の形、いわゆる正弦波(サインカーブ)の重なりとなります。

文明総図

季節は南北二つの極で、一年サイクルで相補的リズムを刻むように、歴史は東西二つの極で、1600年という長周期を描きます。

上記の1600年サイクルの東西文明が描く文明興亡の流れをCC(文明サイクル)と呼び、図を見て分かる通り、その変化の度合いは東西両文明が覇権をバトンタッチして交差する転換期、その中心付近が最も大きくなります。
これは寒い冬、暑い夏が続いた後に迎える春と秋が気温の変化が激しいのと同じです。

この変化の激しい季節の変わり目には、土の中から新芽が萌えで、落葉樹は葉を色付かせた後落葉し、生命が世代交代を迎えたことを知らせます。
その植物たちの動きとともに動物たちもまた、渡り鳥の大移動や冬眠などの活動で季節の動きに応じます。

人類の文明もこれと変わることがありません。
これから迎える東洋の時代の流れを受け、アジア各国が力を伸ばしていますが、その中で次代の盟主となるべき日本が反日外国勢力によって動きを封じられ、停滞を強いられているのは人類全体の大問題です。
けれどその問題点が、一部の人間にだけですが、明確に課題として浮かび上がっているのは救いです。

これから衰退期を迎える西洋、アメリカ、ヨーロッパはまさに悲惨な状況です。
転換期には渡り鳥が棲家を変えようとするのと同じく、人類もまたこの転換期には民族大移動を行い、国の枠組みの変化に伴って地域紛争が多発し、この度もまたアメリカ、ヨーロッパは移民問題によって社会、経済は大混乱し、紛争やテロ、内戦の危機といった話題が絶えません。

 

上のCCの図を見て分かるように、衰退期に入る文明は、転換期の中央で流れをいったん途絶えています。
これは樹木の葉っぱがすべて落ち、渡り鳥が一斉に飛び立ち一羽もいなくなり、動物が冬眠に入り活動を完全に停止した状態に相当します。

その転換期の中央がいつかはピンポイントでは分かりませんが、2020年エセコロナ騒動が始まってから世界は激動期を迎え、その流れはここ数年さらに勢いを増してきています。
感覚では、たぶん来年2025年、翌2026年あたりに完全なピークを迎えるのではないかと予測しています。

そのピークまでに世界でどのようなことが起こるのか、まったく予想することができません。
ただ確実に言えるのは、とてつもない大変革が起こるということです。
これは生命を持つ歴史の必然なので絶対です。

 

いつも語ることですが、人類の行く末は二通りしかありません。
持続可能な明るい社会を築くか、壊滅的打撃を受けてほぼ死に絶えるかの二つです。
人類は今、長い期間を経てサナギから蝶へ羽化しようとしているような状態です。
この先は無事蝶になるかなれないのか、中途半端な状態でサナギのまま成長し続けることはできません。

この超大規模な形態変化には莫大なエネルギーが必要で、今はそのエネルギーを蓄えるイマジナル・セルの時です。

夢をかなえる、未来をひらく鍵 イマジナル・セル

イマジナル・セルとは、サナギからチョウになるときに出現する、蝶になるための細胞のこと。

もっというと、タマゴの時代からイマジナル・セルたちはいたのですが、やがて活躍するその時まで、根気強く準備をしながら待っていた細胞たちです。

​彼らは最初は、イモムシの免疫細胞に異物として見なされ、次々と攻撃を受けるのですが、それにもめげることなく、彼ら同志の周波数でやり取りしながら、コミュニケーションを取り合い、何やら楽しげに、次の準備を始めていくのです。

​攻撃を受け続けても、めげることなく増え続けるイマジナル・セルたち。

やがて臨界点を迎えた後は、イモムシの細胞たちは溶け始め…、蝶となるための栄養たっぷりのスープとなって、今度はイマジナル・セルたちが主役となり、活動し始めるのです。

夢をかなえる、未来をひらく鍵—イマジナル・セル | はせくらみゆき 公式Web Site より

 

これはまた胎児が産道を通って産声を上げるのと同じかもしれません。
母胎から出て初めて肺呼吸をするためのこの試練は、胎児にも母親にとっても大きな苦しみを与えますが、その分誕生の喜びは限りなく大きいのです。

その産声を上げるための動きは確実に大きくなっています。
エセコロナ禍をキッカケに、多くの人が政府、メディアの欺瞞に気付くことができました。
ごく最近では、森永卓郎氏の命がけの訴えによって日本経済衰退の元凶となった財務省の闇が暴かれました。

ザイム真理教

現在財務省のSNSは批判コメントで大荒れです。

先の衆議院選挙では自公連立政権が大敗し、今行われている兵庫県知事選ではメディアの嘘、既得権益者の陰謀があからさまになり、県知事選の結果がどうなるにせよ、真実に気付いた国民の怒りの鞘は収まることはありません。

現在目の前で行われているメディア、既得権益者と民意との戦いはまるで映画のようであり、「水戸黄門」以上に善悪が分かりやすい勧善懲悪ドラマです。
ネットが広く普及し出して二十数年、既得権益者たちに対するこれほどまでに大きな民意のうねりを感じたことはありません。

これが時代の胎動、歴史の大転換期に起こる巨大なエネルギーの流れです。
これを絶対に止めることはできません。

 

権力者対民意、これは別の言葉に代えるとグローバリスト対ナショナリストと言えるでしょう。

世界を席巻するグローバリズムは、世界をひとつにまとめる新自由主義、今だけ金だけ自分だけ、一部資本家のみが権力を握る全体主義であり、紛争を起こして金儲けをし、プランデミックによって人口削減、人権剥奪を目論む、そういった勢力です。

対するナショナリズムは国や個人の権利を守ろうとする動きであり、その先頭に立つのがトランプ前大統領と言われています。

自分たち反グローバリストにとって、トランプ前大統領は世界を正しい方向に導いてくれる希望の星であり、多くの反グローバリストたちがトランプが復権し、彼が公言しているようにグローバリストたちの闇を暴いてくれることを期待しています。

 

けれど西洋中心の世界をリードしてきたアメリカ資本制の命脈は尽きています。
今日11月5日はアメリカ大統領選当日ですが、トランプ、ハリス、どちらが大統領になろうとも、アメリカのこの運命を変えることはできません。
これも歴史の持つ生命法則なので絶対です。

アメリカSS

遺伝子DNAは四種類の塩基で構成されているように、1600年周期のCCの中に国ごとに形作る社会秩序(SS)と呼ぶ約300年の社会体制が四つほど現れ、SSもまた生命体としての流れを持ちます。

アメリカは泥沼のベトナム戦争の頃から失速し始め、四年前の大規模不正大統領選挙でほぼ死に体となり、この状態から青年期のような勢いを取り戻すことはありません。

 

ではアメリカ完全衰退への道はどのようなものかと言うと、それは誰にも予測することはできません。
向かう先は決まっていても、その道筋はいくつもあって不確定です。
これは量子の世界で電子の位置が霧のような存在確率でしか示すことができないのと同じです。

電子

 

その中で最も高い可能性として考えられるのが内戦勃発による混乱、その後の衰退です。

昨年アメリカで公開された「シビル・ウォー」は、内戦直前、一触即発の状態の実像を描いていると大きな反響を呼びました。

この内戦危機の状態は昨年からさらに強まっていて、それがこの大統領選の結果で一気に爆発する可能性があります。

民主党、グローバリストは、トランプが大統領に返り咲くことをなんとか阻止しようと共和党内での対立候補擁立、裁判、暗殺計画と様々な企てを行うもことごとく失敗してきました。
次なる最終手段は前回同様の不正選挙でしょう。

前回の集票操作、バイデンジャンプは強烈な印象として残っています。
あれでアメリカの民主主義は完全に終わりました。

バイデンジャンプ

今回も期日前投票の早い段階から、前回問題を起こしたドミニオン集票機による不正集票が確認されていて、このたびもまた民主党側による不正集票でハリスが選ばれたとしたら、さらに大規模な不正が必要で、そうなればもう共和党側が黙っていないでしょう。
日本のグローバリストメディアはトランプ、ハリスは接戦であると盛んに報じていますが、実際は勝敗を左右する激戦州でトランプ優位であり、不正が小規模であればトランプ優勢です。

そしてこういったことでアメリカが大混乱に陥れば、日本に駐留している米軍のみならず米軍全体が機能不全となり、その機に乗じて中国による台湾、沖縄、奄美への侵攻が現実問題として見えてきます。

本来は、アメリカ崩壊の前に、バブル経済が実質的に崩壊し習近平の統制が効かなくなってた中共体制が先に崩壊することを望んできましたが、今後の人類社会大改革のシナリオは人智を超えたところにあります。

 

自らが変革の礎となるイマジナル・セルになり、存在確率分布として存在する選択可能な未来の中で望ましいものを手にしていきましょう。

未来は確定していません。
自らが観測し、創り出すものです。