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まおさん(神奈川)

地震発生から10日がたちました。
私の住んでいる神奈川県は震度5弱でしたが、幸い家族三人が自宅に揃っていたので心強かったです。

気仙沼市には、叔母夫婦が住んでおり安否が未だにわからず、
従兄弟の心境を考えると、たいそう胸が痛いです。

学び感じ取るべきものについてのシェアを・・・というお話でしたね。

当初は不安が大きく、津波のTVを何度も見ていると、更に不安が強くなり、そして何故か怒りも覚えました。
不安と怒りを手放すなかで、私が何をすべきが考えていた時に励まされたのは、被災された人々の姿でした。
こちらが励まして差し上げなければいけないのに、助け合い労わり合い懸命に生きる人々の姿は美しく、
心を打たれ、涙が止まりませんでした。

私には何が出来るの?
先ず不安を手放すこと、そして祈ること、義援金、節電、買占めをしない、食べ物を残さない、全てに感謝、感謝、感謝、

そんな時、千葉の従姉から、先月生まれた赤ちゃんのシャメが送られてきました。
沐浴している写真です。
ただそれだけなのに、赤ちゃんのパワーって凄いですね。
心がとっても和みました。

認知症で寝たきりの母がたまに見せる笑顔は、私にとってかけがえのない喜びです。

「また再建しましょう。」と、笑顔で答えた被災者のおじさん。
勇気をもらった方が多かったことでしょう。

被災されて何もかも失ってしまった人、裸で生まれてきて自分だけでは生きていけない赤ちゃん、認知症で寝たきりの母、
そんな人が私を励ましてくれるんです。

道端に咲く花や、一筋の雲、沈丁花の香り、ヨガナンダさんが撮ってくれた桜のつぼみ、気がつけばいろんなところでいろんなものが
応援してくれています、励ましてくれています。

極端な話になってしまいますが、
もし、私にお金も時間もなくて体も不自由だったら、どのように他の人を励ましたり、勇気づけられるのか、
考えてみました。

・・・・それは、生きること。
ただただ「私を生きること。」
「祈ること。」
「微笑むこと。」そして「気づくこと。」だと思いました。

私も「思い」は人に通じると信じています。
日本の多くの人々が、世界中の人々が今回の災害を悲しみ、そして祈ってくれています。


そして、原発で命がけで懸命に作業をしている人々、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。
どうか作業がうまくいきますように。

希望を持って、奇跡を信じています。祈っております。

私は霊感もないし、スピリチュアルなことは詳しくありません。

でも、今回のこの災害が警鐘だということ、これから世界中に広まってしまうことだと知り、最初は大変ショックでした。
以前、ヨガナンダさんが凄く悩まれていた時期がありましたよね・・・
いまの自分には、掃除をすることしか出来ない・・・とあって、私たちにメッセージを送りたいけど出来ないような感じを受け取りました。
なので「今求められていること」を読んだ時はショックでしたが、勇気をだして書いて頂いたことに感謝しています。

他のスピ系のブログは、(今回の災害で新たに読んだものが多いのですが、)
私にはついていけない話や、恐怖や絶望感をあおるものもあり、そういうものはしばらく読まないことにしました。

今回の件では、お叱りの方もいらしたようですが、感じ方とらえ方は人それぞれです。

良い、悪い、優れている、劣っているのではなくて、本当に人それぞれだと思います。


でもきっとみんなの願いはつながっています。


この災害で学び感じとるべきものを教えてください。
というヨガナンダさんのメールで、改めて自分の心に気づく機会を頂きました。
本当にありがとうございます。

最近、私は家事をしながら「どこかで春が」を歌っています。
祈りが通じるなら、歌も通じると信じて、

食事をする時も、仏壇や神様にお供えをするように、被災された人々に食事が届きますよう祈っています。
お風呂に入る時、温かい布団に眠る時も同様に感謝と祈りをささげています。

そして、最愛の夫と子と一緒に過ごす時間にも・・。

これからどうなるのか、どうすればいいのか、また災害がくるのか、マイナスのイメージは今は想像したくありません。

でもどうか、ヨガナンダさん私たちにメッセージを送り続けてください。
勇気がいることかもしれませんが、明るい明日のためによろしくお願いします。
この警鐘は、明日のために謙虚に受け止めていきたいと思います。

乱筆乱文にて失礼いたします。

2011.3.23  
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