今日広島は原爆が投下されてから79回目の8月6日を迎えました。
被爆地広島では、朝から多くの人が平和の祈りを捧げています。
昨日は毎年原爆記念日の前夜、原爆ドーム前の元安川で行われているかがり灯の祭典の写真撮影をしてきました。
広島平和記念公園は、8月6日の数日前から特別な空気に包まれています。
今日原爆記念日は混雑する式典には参加せず、平和公園には式典が終わってから足を運びました。
平和公園に行くと顔見知りの方とたくさん出会い、知り合いの一人が開催している被爆ピアノコンサートを聴きました。
このコンサートは毎年8月6日式典の後で原爆資料館のすぐ北側で行われていて、何人もの奏者が順番に被爆ピアノを演奏してくれます。
聴いていた真後ろのツツジの葉っぱに蝉の抜け殻があったので写真に撮りました。
この写真を撮った後、数年前の同じこの場所この時期に、大量の蝉の抜け殻を軟らかな地面の上で見つけたことを思い出しました。
広島市内中心部でたくさんの木々が生い茂っているのはこの平和公園と広島城ぐらいでしょう。
短い一夏を過ごす蝉にとってここは楽園なのだと思います。
そしてさらに頭に浮かんだのが、この平和公園を訪れた日本の子どもが、
「原爆が落ちたすぐ近くが人の住んでいない公園でよかったね」
と語ったということです。
平和公園のある場所は、被爆前は民家の密集する街で、今も地面の下には多くの瓦礫が埋まっています。
けれどそんな悲惨な過去を忘れさせるほど今の平和公園は爽やかで厳かな空気が流れています。
原爆資料館、被爆ピアノコンサートが行われているすぐ近くに、旧地名「材木町」を記した小さな石碑が建てられています。
もう二十年ほど前になりますが、その材木町にご実家、たしかお寺がご実家だったという方のお話をお伺いしたことがあります。
あの方は今もご存命でしょうか。
このパソコンの中には、その方からいただいた被爆体験を綴った詩が残され、平和公園の原爆死没者追悼平和祈念館には被爆の実態を語るその方の証言が鮮明な映像資料として収められています。
広島に来て34年、この間出会った多くの被爆者の方が鬼籍に入られました。
今の若い人たちの中には、日本が過去アメリカと戦争をした事実を知らない人も多いと聞きました。
人類初の原子爆弾が投下された広島は、忌まわしき過去、人類の犯した大きな罪を忘れないように語り継いでいく使命があります。
それを果たす取り組みのひとつとして、先日広島の高校生による平和ガイドが行われました。
ここにレポートを書きましたのでご覧ください。
<高校生平和ガイド>
被爆ピアノコンサートを聴いている時、アドラー心理学を指導されているSさんを見かけ声をかけました。
最近Sさんとお会いして少し話をしたいと考えていたので引き寄せたのかもしれません。
Sさんにお聞きしたかったのは、「石丸現象から考える」に書いたように、石丸伸二氏は実にアドラー的だと考えているそのことについての意見です。
それについて、Sさんはアドラーとともにエニアグラムも学んでおられ、その観点から石丸氏はエニアグラムの典型的なタイプ1完璧主義者で改革をする人だという考えを聞かせてくださいました。
タイプ1が嫌うのは、
完全性や公正さを疑う発言をされること。
言ったことを実行してもらえないこと。
タイプ1のプラス面は、
責任感が強い
批評眼が鋭い
周囲の為に一生懸命働く
自分に妥協しない
理想に向かって努力する
なるほどまさにピッタリですね。
Sさんは石丸氏に対して
「もうちょっと軟らかい言い方で人当たりをよくした方がいいという意見もあるけれど、大きく世の中を改革するためには今ぐらい厳しい態度でないと難しいと思います」
と語っておられ、それには自分も同意します。
完璧主義者のタイプ1、そこにアドラー的気質が加わったら周りに忖度できるはずがありません。
人それぞれタイプ、気質が異なるのですから、石丸氏の考え方に同調できない方がおられるのも当然です。
自分は『嫌われる勇気』、これを実践している石丸氏を長い目で応援しながら見ていこうと考えています。
「石丸現象から考える」に書いたように、ホリエモンこと堀江貴文氏は石丸氏の生き方に賛同し、自らアドラー的生き方を実践しています。
そのホリエモンがインタビューでアドラーを語る記事はとても興味深いものです。
<ホリエモンが共感した アドラー心理学が教える現代サバイブ術>
エニアグラムも自分のタイプを知り、その長所、短所を活かし補う知恵を身に付けることは人生に於いてとても役立ちます。
是非ご自分のタイプだけでも調べてみてください。
<90問回答式チェック | 日本エニアグラム学会>
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