そばと松茸グルメな旅
秋晴れの日は本当に心地いいものです。

今日は知り合いのおねーさんにお声をかけていただいて、
三次、上下、吉舎と、車に乗ってのグルメな旅に出かけきました。

まずは三次ワイナリー
美味しいブドウ、三次ピオーネの産地三次にあるとてもきれいな観光スポットです。



入り口にはきれいに咲いた菊の花が飾られています。



これからは菊の見頃ですね。
広島城のお堀端でも現在菊花展の準備中です。

まずはお目当ての試飲コーナーへ。



たくさんの種類の三次ワインやジュースが試飲できます。
これが何よりの楽しみです。

おいしそうに試飲カップを傾けておられるのは、
印章工房ゆいの藤原さん、もう十数年来のお付き合いです。

藤原さんの彫られる楽しい印鑑は、仲間内で大好評です。



ミス・ピオーネさんに、美味しいワインを注いでもらいました。
ちょっと温もっていましたが、最高の味でした!(^-^)vイエイ!

車を走らせていると、途中の物産店で巨大松茸を発見。



ショーケースのガラス扉を開け、中をのぞいておられるのは藤原さんの奥さん。

「こないだウチとこで食べた韓国産の松茸と 全然香りが違う!」
とのことです。

白壁の昔ながらの佇まいが美しい上下の町に着きました。

   町並みビデオはここ。(ブロードバンド用)

上下に行くと、必ず立ち寄るのが上下画廊です。



元郵便局のきれいなレンガ造りの建物の中には、
洋服、骨董品、喫茶コーナーなどがあります。



オーナーの重森さん、後ろの大きなホールで
山下洋輔日野皓正など、たびたびビックなコンサートが催されます。

11月17日は寺井尚子のコンサートです。

膨大な数の骨董品がある末廣さんを訪ねました。



ここは元造り酒屋、酒蔵が展示館になっています。



分厚い壁の中には大量の籾殻が含まれていて、
そのせいか空気がとても濃密に感じられる不思議な空間です。

名物の三次人形を店主の方に解説していただきました。



色とりどりの見事な人形たちに思わずため息です。

この場所は、以前精米するためのスペースだったところ、
人形の反対側が舞台となって、ここでも酒蔵コンーサートが行われます。

町から見える翁山です。



ここは毎年冬場に光り輝くイルミネーションで飾り付けられ、
世界一のクリスマスツリーとして有名です。
一度実際にこの目でみてみたいものです。

公衆トイレがきれいなので写真を撮りました。



井戸があって暖簾がかかった白壁造り、風情があります。

上下から車を走らせること約30分、
いよいよ今日の最終目的地、吉舎町の西光寺に到着です。



西光寺の門から望む夕焼けがきれいです。

ここで今宵、松茸と手打ちそばの宴が催されます。

準備された大量の松茸です。
これを焼き松茸にしていただきます。



松茸ご飯用のものは別にありますので、かなりの量です。

全員でじゃんけんをして、勝った人からマイ松茸を選んでいきます。

普段の行いのいい人が勝つようになっているのでしょうか、
私が勝ってジャンボ松茸をゲットしました。
スゴ〜ク美味しかったです。(o^〜^o)もぐもぐ
ご馳走様!



囲炉裏を囲んで話も弾みます。
みなさん満面の笑顔です。

国産の松茸はやっぱり香りがよく、歯ごたえも最高で甘みもあります。

お酒も美味しかったです。
エビスビールにはじまり、新潟の銘酒越乃寒梅、久保田、
地元美和桜の純米酒、華鳩のひやおろし、誠鏡まばろし赤箱、
堪能いたしました。

宴が始まってしばらくして、そば打ち職人、吉岡潤くんが到着しました。

潤くんは全国を車で廻り、手打ちそばを打ち、
ウクレレで歌などを歌っています。



北海道の新そばを使ってのそば打ちです。
全員が潤くんの動きを見つめています。

潤くんはとにかく所作がきれいです。
そばを打つひとつひとつの動作が絵になり美しい。

心が純粋、姿勢がよく、立ち居振る舞いが美しい、
今時の若者の中にも潤くんような人がいるのですね。

そば打ちの途中で、ご住職の壇上さんが法事を終え戻ってこられました。



ご住職様、お先に一杯やらせてもらってます。m(_ _)m

潤くんのそばをみんなでいただきました。
さすが打ち立ての新そば、
新鮮な味と歯ごたえでいくらでもスルスルと入っていきます。

美味しい松茸と手打ちそば、最高の贅沢ですね。

お腹がいっぱいになったところで、篠笛の生演奏です。



江村さんが日本の童謡を数曲演奏してくださいました。
お寺の中で聴く篠笛の音色で雰囲気バッチリです。


ご馳走とお酒、音楽、工芸、なんとも贅沢で最高の一日でした。
感謝!

こちらも旅の報告です。ヽ(^o^)ノ

2004.10.24 Sunday




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