花 〜 桜 2011
昨年は桜の花が咲き出してから寒い日が続き、
花が長持ちした記憶がありますが、
今年は4月第二週から一気に気温が上がって、
ちょうどこの週末の土日が桜の見頃となりました。

弟分として可愛がっている清水十輝くんが、
オリジナル曲の「This is Life」をスタジオ録音し、
そのアルバムジャケット用の写真を撮って欲しいということで、
桜が見頃の今日、二人で一緒に撮影会をすることにしました。
  <清水十輝ブログ Thi is Life>

ということで、今日のこのページは、
きれいな花、桜、そして十輝くんのオンパレードです。


まずはTwitterでもご紹介した広島駅北側、二葉山ふもとにある聖光禅寺に
午前9時に待ち合わせをし、ここから撮影スタートです。



源平しだれ桃、赤、白、ピンク、まだらになったもの、・・・
いろんな色が入り交じっているから源平です。



今日は花が満開、空は晴天、気温も暖かく、
十輝くんと二人で花の名所を散策します。



いろんなポーズをつけて花と十輝くんの写真を撮りまくりました。



それにしてもこの桃は本当に見事です。
広島でもこの桃のことを知らない人が多いようで、ここは隠れた名所です。



聖光禅寺から広島駅の方に向い、
少し過ぎたあたりの京橋川沿いの桜がきれいに咲いています。



ここはホテルJALシティ広島の東側、
この川沿いの歩道は、今の季節散歩をするに最高です。



下から見上げるように満開の桜をハックにするショットがいいですね。



川沿いはずっと桜並木、



こんな風に露出を変えたりして何枚も撮りました。



枝が川に向かって伸びているのがいい感じです。



次の撮影ポイントは、幟町カトリック教会、
ここの桜はしだれ桜です。





幟町カトリック教会から真っ直ぐ北に向かうと広島女学院高校、
ここの道路両側の桜の枝振りはなかなかのものです。



そのすぐ先が縮景園、縮景園西隣の県立美術館のロビーから、
縮景園の桜が借景として望めます。



縮景園の桜は開花が早いのですが、
今日もまだ満開の花を咲かせていました。



県立美術館から自転車で3分、広島城にやって来ました。



ここの桜ももちろん満開、お城、石垣、お堀、
絵になるポイントがたくさんあります。



リラックスムードでいい表情してますね。







この桜は一本だけ少しピンクがかっていますが、
ちょうど一週間前にここに来た時は完全につぼみの状態でした。
桜は開花し出すと早いですね。



お城の下、護国神社の向い側では、子どもたちの剣道大会が行われていて、
道着を来た子どもたちが走り回っています。
ここではよく催し物があるのです。



時刻がまだ10時過ぎだからか、お城の人手は例年より少ないようでした。
やはり震災の影響かもしれません。

次は平和公園に行こうとしたのですが、
お城の西隣の中央公園でグリーンフェスタが行われているので、
少しだけ寄り道することにしました。



会場には色とりどりの花が咲いています。
ギターはケースから出すのが面倒くさいので背負ったままです。







珍しい種類のメダカも展示販売しています。



メダカのオス・メスは、お腹の辺りのヒレの形で見分けるそうですが、
小さすぎるし泳いでいるのでさっぱり分かりません。



今度は南に向かって平和公園へ。
平和公園北側の広島市民球場は、長年の役目を終えて現在解体工事中です。
いろんなところから観客席が目に入ります。



愛と平和を歌う十輝くんには、原爆ドームがよく似合います。









原爆ドーム向いの元安川沿いでは、
水辺のコンサートが行われていて、
毎回何組かのアーティストが順番に演奏をします。



十輝くんも何度かこのステージに立ったことがありますが、
なかなかいい音楽が聴ける素敵な催しです。
特に原爆記念日やその前日のステージは心に染みます。

大きな桜の木が林立するお花見ポイントは、
今年もお花見客でいっぱいです。
ギターを持った十輝くんが浮いてますね。



平和公園も桜の木が多いので、
いろんな角度から写真を撮りました。





ピンクの桜の花が目に鮮やかです ・・・ とよく言いますが、
ブルーシートの青もまた鮮やかですね。





ここで本日の撮影会は終了です。
聖光禅寺の源平しだれ桃からここまで約二時間ちょっと、
走り回って疲れたので、平和祈念資料館に行って缶コーヒーを飲むことにしました。

ちょっとのんびりして平和公園を眺めると、
やはり外国人観光客の姿が極端に少なく感じます。
まったくいないというわけではないのですが、
出会った外国人の人は片手で数えられるぐらいですので激減です。
放射能の影響を恐れて外国人が日本に来なくなったという報道を実感します。


正午から親しくしている奥野勝利さんのランチコンサートが
アグリというレストランであるので、
十輝くんと二人で自転車を走らせました。

これがアグリの正面、自然食レストランです。
入り口のところに停まっているママチャリが私ので、マウンテンバイクが十輝くんのです。



1階のレストランでまずお食事、よく煮込んだ野菜スープが出てきました。



こちらがメインの料理です。
うまく表現できませんが、素材を活かした味で美味しくいただきました。



ご飯にはおじゃこをかけていただきます。
美味しかったのでお代わりしました。
  (原則的に?私はご飯は大盛りかお代わりをするということになっています)



小さなケーキも二種類出てきましたが、
甘いものはまったく興味がないので写真を撮り忘れました。
十輝くんが好きそうだったので、ふたつとも彼に食べてもらいました。

甘いものはまずいとは思わないのですが、
まったく食べたいという気が起きないのです。
やっぱり酒飲みなんでしょう。

ここの器はすべて純白でおしゃれです。
お皿の縁が斜めになっています。



食事を終え、コンサート会場の7階、ペントハウスのようなところに向かいます。
屋上は広くて、ここでバーベキューができそうです。

十輝くんはマサくん(奥野勝利さん)と久し振りの再会です。
マサくんは十輝くんと二年ぶりぐらいに会って、
すごく大人になっているのでビックリしていました。
十輝くん17歳、この時期の二年間は大きいですね。



今日は大坪みきえさんという方とのジョイントコンサートでした。
とても落ち着いたところで、音楽を聴くのにとてもいい雰囲気の会場です。





マサくんは童謡を演奏したりピアノの他オカリナを吹いたりしましたが、
彼の音楽は本当に素晴らしいく、
胸の奥からほんわりとした安堵感と喜びが湧き上がってきます。
  <にこにこ日記 「親愛なる母上様」>



彼のオカリナは、芯があって天に突き抜けるような透明感があります。
声でいうならば、井上陽水の歌声のような響きです。
こんな音を出せる音楽家はちょっといないでしょう。

親愛なる母上様親愛なる母上様
奥野勝利

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彼のCDはこれまで200回以上は聴いていますが、
まったく飽きることがありません。

その素朴で素直でさりげなく、
そして高度な音楽センスと技術を持つ彼の音楽に、
私の心は強く引きつけられ、
何度聴いても初めて聴いた時と同じような感動を味わえます。

彼は今のところ有名になりたいという欲がまったくないようですが、
またそれだからこそ、これだけ魅力的な音楽を奏でられるのかもしれません。

有名になって欲しいような、欲しくないような、
大ファンの一人として複雑な心境です。


コンサートが終わり、元気をもらった私は、
今度はトイレ掃除仲間のご婦人の家に向けて自転車を走らせました。
そこで料理の先生でもあるその方から、
手作りの美味しい健康的食養料理の数々をビールとともによばれ、
お腹がいっぱいになりました。

そしたらまた別のトイレ掃除仲間から呼び出しの電話があり、
そこでワープロ打ちを少しお手伝いをした後、
今度は石焼きビビンバを二人前いただき、
お腹がいっぱいで苦しくなりました。

出されたものはすべて美味しくいただくというのがモットーですので、
時にはこんなこともあるのです。


美しい桜や桃、花、いい音楽、美味しいお料理、そしてビールも、
春爛漫、充実した一日を楽しませていただきました。

自分の胸に幸せと喜びを感じる、やっぱりこれが基本です。

2011.4.10 Sunday



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