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鏡の法則＜５＞
ガラスや金属のできる前、
鏡というのは、きれいな湖やタライの水など
静止した水面が周りの物を映し出す水鏡のことでした。
鏡が自分の姿を持たず、相手の姿を映し出すのと同様に、
水もまた自らのきまった姿を持っていません。
水を床にこぼせば平らな形になり、コップに入れれぱコップの形になり、
水は水を受け入れてくれる相手にあわせて姿形を変幻自在、様々に変化させていきます。
水は普段私たちの身の回りにある時には水として液体の性質を持っていますが、
少しずつ温度を下げ冷やしていくと液体の水から固体の氷へと変化し、
逆に温度を上げていくと気体の水蒸気へと大きく変わります。
水に様々なものを溶かし込んで溶液を作り出すことができます。
食塩水、砂糖水、ジュース、洗剤、薬品、・・・
いろんなものを溶かし込んでその溶かし込んだものを新たな形で活かしていきます。
水は相手に合わせ、そして相手によって形を変え、
相手の性質を受け入れ吸収するというすぐれた性質を持っているのです。
今は『水の時代』といわれ、
水に「ありがとう」、「感謝します」などいい言葉を投げかけると、
水の結晶がきれいな形に変化し、
その「ありがとう」の言葉を投げかけた水を飲むと、
健康になり美しくなる等水の素晴らしい性質がよく話題となっています。
これらのことも、水の優れた受容性、吸収力という面から考えたならば、
きわめて自然なことだと言えるでしょう。
水は鏡と同じ性質を持っています。
水の入ったコップを両手に持ち、水に向かって様々な感謝、祝福の言葉を投げかけてください。
鏡に映った自分の姿に問いかけるのと同様のことを
コップの中の水にもしてみてください。
そしてその言葉のエネルギーが入った水をゆっくりと飲み、
口から喉、喉から胸を通って体全体に拡がり、浸透していくことをイメージしてください。
あなたの体に言葉（言霊）のエネルギーが入り、
きっと素晴らしい働きをしてくれるでしょう。
ぞうきんを水でぬらして掃除をすると、いろんな汚れをきれいに拭き取ることができます。
水の持つ吸収力が、汚れをきれいに吸い取ってくれるのです。
この時にも水に言葉をかけるといいでしょう。
ぞうきんを水でぬらし、しぼるその時に、
「お水さん、ありがとうございます。汚れをきれいにしてくれて感謝します」
水の持つ素晴らしい働きに心からの感謝の言葉をかけてください。
その感謝の言葉をかけた水で掃除をすると、
掃除をした場所、部屋の空気が以前とは違って光り輝くものとなってきます。
私ははじめて感謝の言葉をかけた水で家の拭き掃除をした時、
その効果と働きがハッキリと分かりました。
掃除をした後外出し、しばらくして家に戻った時、
ドアを開けた瞬間に部屋の中の空気がなんとも言えず柔らかく
爽やかなものになっていたのに本当にびっくりしました。
清らかで美しい水は、
あなたの思いや言葉を映し出す鏡なのです。
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