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偽薬?

シヴァ神

このたびの化膿した足の指に塗る薬は三種類あります。
ひとつは病院でもらった茶色い粘性の高いもの、二つ目はサンカランコービルで優しいガンガ・ライ庵主さんからいただいた軟膏、そして三つ目が病院に行く前、最初に手に入れた液体状のものです。

これはスシルの家に滞在していた際、彼の家の近くの薬局で手に入れました。

長い間持ち歩いていたので少しラベルがはげかけていますが、そこに書かれていた文字を検索し、この薬がどういったものか調べてみました。
ラベルには『icthtammol glycerin b.p.c』と書かれています。

この文字で検索するとこんな結果が現れました。

この文字列ではなく、少し異なるスペリングのものが結果として現れたのです。
そしてそこに画像として表示されたものを見ると、手元にある薬と瓜二つ、検索文字をミスタイピングしたのかと思いましたが、そうではないようです。

icthtammol glycerin b.p.c と ichthammol glycerin b.p.c
tht が hth になっている以外はすべて同じです。

これはどう考えても別ブランド、別の商品名というよりも、明らかに印刷ミスではないのでしょうか?
これはイミテーションというか偽薬の可能性もありますね。

ichthammol glycerin b.p.c という薬は他にも検索で多数ヒットします。
<icthtammol glycerin b.p.c – Google 検索>

買った薬はいくらかは記憶していませんが、たぶん日本円で100円程度だったはず、かなり安いです。そして使った感じとてもよく効くようなので、インド的にはノープロプレムです。

シャツやカバン、時計にDVD、インドのマーケットには偽物があふれていて、薬の偽物はちょっと怖い気がしますが、それが流通しているということは、それもありということなのでしょう。

 

薬といえば、エセコロナ禍の際に話題となったイベルメクチン、それをインドで入手して欲しいと連絡があったので価格を調べてみまし。
こちらが日本の価格、たくさん買えば安くなり、144錠で1錠あたり137円です。

インドではいくらになるのか調べてもらったところ、こんなパッケージに入ったものが10錠で35ルピー、1ルピー1.8円で換算すると一錠あたり63円、日本の半値以下だと教えてもらいました。

インドではエセコロナ禍の際、このイベルメクチンで多くの人が救われたと聞いたことがあります。
医療利権のはびこる日本では、こういったいいニュースは抹消され、毒チン接種大国となり、その結果尊い多くの命が奪われました。

イベルメクチンは日本のノーベル賞受賞者である大村智博士が発見されたもの、こういったいいものが多く広まる世の中にならなければなりません。