サンカランコービルの病院で診てもらった左足の真ん中の指は、その後順調に回復・・・となるつもりでしたが、入り込んだばい菌が悪性だったのか、痛みが引いたりぶり返したり、波状的に状況が変わってなかなかよくなりません。
まったく歩けないとかじっとしていても痛みが走るということはありませんが、いつも指をかばうようにしてゆっくり歩かなければならないので不便です。
あまりの回復状況の停滞気味に、再び病院に行くことにしました。
今回行くのはスシルの暮らす町の近くのタンバラムという大きな町の病院で、朝早くに訪ねると待合室には大勢の方がおられます。
なぜか分かりませんが、病院では受診まで長く待たされるということがありません。
受付をすませると、いつも数分以内に診察室に呼ばれます。
日本の病院もこうであればいいのですが。
インドは女医さんが多いのでしょうか。
とてもにこやかな女性医師が丁寧に対応してくださり、その後足のレントゲンを撮影し、続いて診察台に横になり、看護師の方が膿を出して薬を塗って包帯を巻いてくださいました。
インドの病院では受診後、レントゲン撮影の結果、診断書(?)も患者に渡してくれるシステムのようです。
薬も三種類いただき、間違えないように服用のタイミングを記した別々の袋に入れてくださいました。
このようにレントゲン撮影、薬代金を含めて1700ルピーほど、日本円で約3000円です。
その後定期的に地元の病院で包帯を取り換えるように言われたので、一度だけ、チェンナイのホームがあるマライマライナガールの病院で包帯交換をしてもらいました。
ここは100ルピー、わずか180円ほどでした。
インドはどんな店舗でもそうですが、店員が愛想をよくするという光景を目にすることがありません。
『笑ったら負けと思っている』とでも考えているのでしょうか。
この看護師さんもこんな表情で、インドの子どもたちの間で人気のAngry Birdを思い出しました。
その後徐々にではありますが、ようやく回復基調です。
スシル一家とビーチに行った際は、海水セラピーで足を塩水に浸しました。
旅のトラブルもいろいろと経験ができるキッカケで、いい旅の思い出のひとつです♪
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