インドでは「ヒロシマから来た」と言うと、たいてい
「オー、ヒロシマ、ナガサキ~!!」
といった感じの言葉が返ってきます。
国際平和文化都市ヒロシマの思いは、ここタミルナド州では学校の教科書に、千羽鶴を折ることで平和と自らの快癒を願った被爆者佐々木禎子さんの物語として語られています。
その広島の平和記念公園には、禎子さんの平和の思いを引き継ぐべく、全国からたくさんの折り鶴が贈られてきています。
自分はその平和活動の一環として被爆者佐藤広枝を中心としたHPS国際ボランティアという団体にホームページや冊子作成等で関わっていて、そこからヒロシマの平和の思いを込めた子どもたちの折り鶴を数多く預かってきました。
今回持ってきたのは広島県呉市立阿賀小学校の生徒さんたちが折った折り鶴です。
令和2年、5年前に折られたものです。
折り鶴には、一羽一羽の羽根に子どもたちの名前と平和メッセージが書かれていて、それをイベントで活躍してくれたインドの子どもたちに渡すとみんな大喜びです。
これは2月20日、前夜祭での舞台裏です。
見事なインド舞踊を披露してくれた女の子にもプレゼントしました。
落慶大法要のあった翌21日にもたくさんの子どもたちが来てくれたので、同行されていた校長先生に折り鶴の意味を伝え、子どもたちに渡したいと伝えると、喜んで快諾してくださいました。
運転手さんの掲げている紙には、
願
令和二年九月
呉市立阿賀小学校
児童一同
と書かれています。
子どもたちの笑顔が嬉しいですね。(^^♪
校長先生にカメラをお渡しすると、たくさん写真を撮ってくださいました。
中には自らのIDカードの表裏を写したものがあり、突然声をかけたにも関わらず、それだけ信用してくださっているのだと思うと、本当にありがたいことです。
輝く笑顔の子どもたち、また会いましょう♪
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