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祈り

1988年、元カリフォルニア大学教授のランドルフ・バード博士によって
「祈り」の治療効果に対する論文が発表されました。

サンフランシスコ総合病院の冠状動脈疾患集中治療病棟にいる393人の患者を
無作為に「祈ってもらうグループ(192人)」、「祈ってもらわないグループ(201人)」
ふたつに分けました。
そして「祈ってくれる人」を全国のローマ・カトリックとプロテスタントの教会から募集して、
ひとりの患者に対して5〜7人の人たちが毎日祈りを捧げました。

祈り方はそれぞれの人の自由です。
まただれが「祈ってもらうグループ」に入っているかは、
患者本人にも医師、看護婦にも全く知らせませんでした。

その結果は驚くべきものでした。「祈ってもらうグループ」の人たちは
「祈ってもらわないグループ」の人たちと比べて
明らかに病気の進行が遅くなったのです。

「祈ってもらうグループ」の人たちは、抗生物質の投与が5分の1ですんだ。
腎臓疾患により肺気腫になった患者が3分の1になった。
鬱血(うっけつ)性心不全になる確率が60%も低くなった、心停止の確率が低い等。

祈りの作用に距離は関係ありません。
あなたが一人の人を思うとき、その瞬間に「心」はその人に通じているのです。
病で苦しんでいる人に、毎日幸せに暮せることに、
そして自分自身に祈りを捧げましょう。

  祈りは人間が生み出しうる最も強力なエネルギーである。
  それは地球と同じ現実的な力なのである。
  医師として私は数多くの人々があらゆる他の療法で失敗した後に
  祈りという厳粛な努力によって疾病や憂鬱から救われた例を目撃している。
                  アレクシス・カレル(ノーベル生理医学賞受賞者)


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