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脱ボクサーパンツ

股間を締め付ける男性下着は体に悪影響を与えることは知る人ぞ知る事実です。
自分もそのことは強く感じていて、
もう二十五年以上体にフイットするボクサーパンツを履いたことがありません。

このことは以前も書いたことがあるのですが、
昨日久し振りにそれについて述べた記事を見たので、
再びここで書いてみます。

<男子達、脱ボクサーパンツしたほうがいいかも!?|ギズモード・ジャパン>

ボクサーパンツとか細身のジーンズなど、ピチっとフィットしたの好きですか?

もし、答えが「はい」で、将来的に子供が欲しいなら気を付けたほうがいいかもしれません。ほとんどの治療指針では、喫煙、飲酒、気晴らしのためのドラッグ、不健康な食事は精子の数をへらしてしまう原因になると伝えているんですけど、あなたが本当に避けなければいけないのは、たったひとつ。ピッタリした下着とパンツなんです。

The Independentによれば、雑誌Human Reproductionでの発表によると、精子の数の少ない男性と多い男性900人を対象に調べてみたところ、ドラッグ、タバコ、飲酒、太りすぎは、精子の減少への影響は少なかったのに比べ、きつい下着やタイトなパンツの着用が、精子の数に大きな影響をあたえている事が分かったそうです。

また、研究者アラン・ペイシー(Allan Pacey)さんは、Independent紙のインタビューで、お父さんになりたいと思っているブリーフ派の男性は、数か月トランクスみたいな、ルーズな下着やパンツに切り替えるのがいいとアドバイスをしていました。

でも、「なんでフィットしたのはダメなの?」って思いますよね。その理由は、質のいい精子をつくるなら睾丸は体温よりも1度か2度冷たくする必要があるんだそうです。だから、そもそも、ぶらんぶらんとゆるい状態になるように体ができているわけです。それなのに、ピチっとした下着をつけることによって、睾丸が体の近くになり、温度が体温と同じようになってしまうから精子の活動に影響がでてしまうというわけです。せっかく何百万年かけて進化してきた過程に逆らってしまうことに! 何事も自然には逆らわない方がいいってことなのかもですね。妊活中の男子なら、トライしてみてはいかがでしょう?



股間を締め付ける悪影響について、
この記事では温度の問題として書かれていますが、
実際は温度よりも、締め付けること、
本来ゆるい状態でぶら下がっているものを圧迫すること自体が
大きな悪影響を与えていると確信を持って感じます。

それはタイトなボクサーパンツに限らず、
ピッチリとフイットしたズボンを履いた時にも感じるのですが、
股間を締め付けると全身の気の巡りが滞り、
特に頭部が圧迫されたような感覚を覚え、
吐き気すらしてきます。

ボクサーパンツや若い人がよく履いているタイトなスキニーパンツなどは、
ほんの一瞬たりとも履きたいとは思いません。

それを好んで履いている人というのは、
不遜な言い方かもしれませんが、
自分の体から発せられる信号に無神経、あるいは極めて鈍い人なのだと思います。
あるいは若者はエネルギーが有り余っているため、
そんな体に悪影響を与えるものなど気にならないのかもしれません。

けれど体へは、どんな人でも必ず少なからぬ影響を受けるはずですので、
もし自分の体で感知できないとしても、
それは避けた方が賢明です。
繰り返しますが、これは確信を持って感じることです。


普段はラフな格好を好むので、
Gパンを履くことが多いのですが、
最近はサイズにゆとりのあるものが少なくなったので選ぶのに苦労します。

以前はユニクロの最もゆるいものを履いていましたが、
二年ぐらい前だったでしょうか、
Gパンのラインナップが改訂され、
三種類の内最もゆるく作られたものでもゆとりがなくなり、
履くことができなくなってしまいました。

そこで他のブランドも随分探し、
ユニクロの兄弟ブランドGUのものが最も楽に履けることを発見し、
今はそれを愛用しています。

それでもGパンは繊維が伸びない分だけどうしてもきつく感じられ、
家に帰るとすぐにラフなトレパンに履き替えています。


近年、水泳や陸上競技に於いては、
水や空気の抵抗を極力避けるため、
身体全体にピッタリと密着するようなウエアが主流となっています。

外部との抵抗を減らす目的ではそれは適しているでしょうが、
多少格好悪いかもしれませんが、
股間の部分だけでも少しゆるめに作れば、
きっと記録も向上するのではないかと、いつも(!)感じています。
どなたか試してみてくださる方がいればいいのですが ・・・ 。

 ※ スポーツ選手の密着したウエアを着ている姿を見るだけで、
   自分がそれを履いているかのような気分になり、
   なんだか胸が悪くなってしまうのです。
   本当の話です。


ということで、下着はこの四半世紀以上の間、
ゆるいトランクスしか履いたことがありません。
もうブリーフやボクサーパンツを履くことは絶対に無理です。

日本の昔からの下着も、猿股やふんどしといった股間を圧迫しないゆるいものでした。
特にふんどしは体にとって最高のものです。

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ふんどしは身にまとう時、
腰、腹の部分をひもでギュッと絞り上げます。
これがお腹(肚)の力を高め、
全身に力を漲らせます。

日本の伝統的武道の着衣は、帯などを用い、
ふんどしと同じようにお腹を締め上げるようになっています。
これでもって身が引き締まり、
相手に全力で立ち向かっていくことができるのです。

古来日本人の持っていた知恵とは誠に偉大です。


そのひもで縛ることで体の能力を高める方法が、
今静かなブームになっています。
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これはとても理に適っている方法です。
最近知ったので、これから試してみたいと考えています。


さらには、ふんどしと言えば“赤ふん”ですが、
このふんどしの赤が体にとてもいいのです。



これは人間の精神エネルギースポットと呼ばれるチャクラの図です。
チャクラは体の中心部、下から上へ全部で七ヶ所あります。

そのチャクラで最も低い位置にあるムラダーラチャクラは、
火、熱の象徴である赤色のエネルギーを発しています。

よく「腰を冷やしてはいけない」と言いますが、
ここは温めておくべき場所で、
逆に上にある頭部は適度に冷やすのがよく、
「頭は冷静に」しておかなければならないのです。
頭寒足熱ということです。

ですからその下半身を包むふんどしは赤、赤ふんが適しています。
これはふんどしに限らず、普通のパンツでもトランクスでも、
また女性の下着でも同様です。

女性も赤い腰巻きがいいと言いますね。
最近の女性は低体温で冷え性の方が多いので、
このことは特に大切です。


本当に体にいい、理に適ったことを実践し、
自分の体の声に忠実に生きていきたいですね。

2017.1.12 Thurseday
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