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2018年11月14日 ・・・ 先延ばしの克服

来年2019年は亥年、
自分は昭和34年12月生まれで、
来年還暦を迎えます。

母親の胎内にいる時、まるまる亥年だったので、
猪突猛進の気性が激しく、
ひとつの趣味的なことに没頭するのは得意ですが、
いろんなことを平行して行うのは苦手です。

このホームページもなるべく更新頻度を上げたいと思うものの、
先月末まで「新たなる生命の時代」を書いている時はそれに没頭し、
それが書き終わった後も、
その過程で見つけたより深く学びたいテーマが頭に残り、
そんな関連書籍を机の横に並べていると、
どうしてもそちらに気がいってしまい、
“絶対にしなければいけないこと”ではないホームページ更新は、
先延ばしになってしまいました。

またつい最近も、新しく買ったiPad Prosと
愛用のデスクトップパソコンにトラブルが発生し、
そのことが解決するまで、そのことで頭がいっぱいになってしまいました。

今回のことで、自分の中で何か抱えているものがあると、
他のものに集中することができない己の特性がよく分かりました。


大事なことを先延ばしにしてしまうのは、
誰にとっても大きな課題だと思います。

それをなんとか克服したいと願い、
ネットの情報をいろいろと検索してみることにしました。
そこで見たのがこの動画です。



これを見て、自分にとってとても腑に落ちることがありました。

先延ばし行為は、生まれつきではなく、身に付くものである。
それは親の権威主義な育て方からきていて、
子どもは、自分の面倒を見る能力を失ったか、
反抗の一環である。


これまでこういった見方はしたことがありませんでした。
けれどよく分かります。

自分の子ども時代はとにかく劣等生で、
学校の勉強は一切しないし、部屋も散らかし放題でした。
それに対して母親はこまめな性格で、
料理、炊事洗濯、編み物、・・・
女性や母親としての役目を十分に果たしていて、
モノが散乱している自分の部屋も、
見かねて片付けてくれることがたびたびでした。

人間だれしも母親から受ける影響が大きいものです。
自分の母親はとても愛情深い人間で、
自分はその愛情のお陰で、
現在たくさんのボランティア活動に取り組めています。

けれどその深すぎる愛情は時に過干渉となり、
自分で自分の面倒を見る能力を失い、
最後は誰かがやってくれる、ほったらかしでも何とかなる、
そういった無責任、あるいは依存体質を生んでいるように思います。
今回自分の心の深いところにあるそういった面に気がつきました。

また、幼い頃はとにかく悪ガキだったので、
親に反抗する気持ちも人一倍強く、
その頃の親に対する反抗心が、
今も他の人に対する対抗心、否定的な思いとして残っているように感じます。

これは自分にとって本当に深い気づきです。


この思いを手放すべく、
いつものようにセドナメソッドをやってみました。

セドナメソッドはこれまで数多く実践してきましたので、
本当にその感情が手放せたかどうかはすぐに分かります。
そしてやはりこれだけ深い、かつ幼い頃からの感情は、
簡単に手放すことができません。

そこでまったく新しい方法として、
瞑想状態で幼い頃の自分の姿を思い描き、
今の自分からその過去の自分に向かって、
慰め、励ましの言葉をかけてみました。
これがどの程度の効果あるのかすぐには分かりません。
けれど少し安らかな心持ちになったのは事実です。


超劣等生の自分が少しでも救われたいと願い、
これまで様々なことを学んできました。

真理は深いものですが、とてもシンプルです。
心の中に、何かを求めようと真剣に願えば、
今はそれが必ず手に入る時代になったと感じます。

課題は根深くとも、
その課題を見つけることができたなら、
それはもう解決までの道を半分以上進んだものと感じます。

今日先延ばしを克服しようと願い、
そこから気づくことができた自分の課題を大切なものとし、
それに取り組んでいきたいと思います。


<追記>

ひとつのことに没頭するというのは、それはそれでいい面もあります。
今回「新たなる生命の時代」を書くにあたり、
生命について様々な角度から深く考え直し、
もうすでに十分感じ取り尽くしたと感じていた生命の持つ側面を、
より深く考察することができました。

またこれから学ぶべき課題もたくさん見えてきて、
それを学ぶことでより一層の発展ができるものと、
今からワクワクしています。

そして文章も何度何度も繰り返し読み、校正し、
そのお陰で文章を書くスピードが少し速くなりました。

今この時、ひとつのことに集中しながらも、
その集中する対象を、
その時々で臨機応変に振り向けることができれば最高ですね。
できればそうなりたいです。

もし自分のような劣等生にそれができたなら、
たぶん誰にでもできるでしょう。

その際は、またそのノウハウを公開しますね。 (^_^)/

2018.11.14 Wednesday  
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