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2015年10月31日 ・・・ アルゲリッチ他

ここ最近、ショパンコンクールで優勝した韓国のチョ・ソンジン、
惜しくも本選で入賞を逃した小林愛実ちゃんの演奏を何度も繰り返し聴き、
頭の中はすっかりショパン一色に染まってしまい、
外を歩いていても、頭には自然とショパンのメロディーが響きます。

クラシックの演奏は、各演奏家の技量の差だけではなく、
表現の方法にも大きな違いがあり、
その個性を感じ取るのは何よりの楽しみです。

ショパンコンクールでの本選、協奏曲の演奏では、
2000年に優勝した中国のユンディ・リのものが最も好きです。



協奏曲の演奏は26:37あたりから始まります。

ユンディ・リの奏でる音色は、清楚でありながら華麗です。
まるで甘いバラの花びらの香りがするようで、
色に例えると、深紅のベルベットがイメージとして浮びます。

協奏曲ではないのですが、
この2000年に三次予選まで進んだミハエラ・ウルスレアサの演奏が
強く印象に残りました。
  <ショパンコンクール2000 42:16>

アルゲリッチを彷彿させるようなダイナミックな演奏は、
聴いていて体がスウィングするような躍動感かあり素晴らしいものです。
けれど残念なことに、
彼女は2012年、33歳の若さで脳内出血によりこの世を去りました。
本当に惜しい才能を亡くしました。
心よりご冥福をお祈りいたします。


毎日繰り返しショパンの協奏曲を聴き、
これはやはり自分か最も好きなピアニストとして敬愛するアルゲリッチのものにも
耳を傾けるべきだと思い、聴いてみることにしました。



もう圧巻ですね。言葉がありません。
ショパンコンクール参加者たちの演奏だけを聴いていると、
それはそれでひとつの完成された世界だと感じるのですが、
さすがは世界の最高峰アルゲリッチ、
彼らとはまったく格が違います。

これまで楽譜という二次元平面上に繰り広げられていた音の世界に、
三つ目の新たな表現の次元が加わったと思えるぐらい、
その表現力の深さに違いを見せつけます。
それはまるで奏でる音の数自体が増えたのではないかと感じるほどです。

アルゲリッチの奔放とも言えるダイナミックでワイルドな演奏は、
聴く人によって評価が分かれるとは思いますが、
演奏者としての力量の差は誰しもが感じるところでしょう。


このアルゲリッチの演奏を聴き、
そのあまりの凄まじさ、コンクール参加者たちとの歴然たる力の差を感じ、
なんだか可笑しくなって部屋で一人で笑ってしまいました。

けれど演奏が進むにつれ、その音楽の中へと徐々に引き込まれていき、
胸が熱くなり、最後は涙がこぼれそうになりました。

「音楽とは、これほどまでに深い世界を表現できるのか ・・・ 」
深遠なる音楽世界への扉を、
大好きなアルゲリッチがまたひとつ開いてくれました。


そして再び思うのは、今年の8月6日の原爆記念日、
広島の平和公園で偶然にもアルゲリッチを
目の前で拝む(!)ことができたという喜びです。 (^o^)v



ホントホント、なんとも有り難いことです。  ( ̄人 ̄)
けれどアルゲリッチ、すっかりおばあちゃんになられましたね。
若い頃はものすごい美人だったのに ・・・ 。

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知り合いでガンで闘病中の方が二人おられます。
一人は東洋医学を深く学び、
抗がん剤を打ちながらもご自分で工夫をしながら養生しておられ、
もう一人の方は、一度は病院で手術を受け、抗がん剤治療も受けたものの、
最近医者の勧める抗がん剤治療を拒否するようになられました。

お二人に、抗がん剤治療をやめ、食事を中心とした生活習慣を改善することで
健康を取り戻したという林恵子さんのことを紹介してたサイトをお伝えしました。
  <ガンが消えたひとに、何を食べたのか教えてもらった | 地球のココロ:@nifty>
     (ガンを克服されたのは林さんのだんなさんです)

お二人はそのサイトの情報がより詳しく載っている林恵子さんの本を購入され、
自分もつい最近手に入れて今読んでいるところです。

がんが消えた奇跡のスムージーと毎日つづけたことがんが消えた奇跡のスムージーと毎日つづけたこと
林・恵子

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この本、とってもいいです。
実際の体験談に基づいているので、とても具体的で分かりやすく、
健康は誰にでも実践できる簡単で身近なことの積み重ねで手に入るということが、
たくさんのイラストとともに平易な文章で書かれています。

書評には、闘病中の方がこの本を読んでとても気持ちが楽になったという意見が
たくさん書かれていましたが、
本当に、体だけではなく、心の中も癒やしてくれる、そんな本です。

ガンで闘病中の方だけではなく、
日常生活の中から健康を手に入れたいと望んでおられる方たちに
強くおすすめいたします。

まずは上のサイトだけでも読んでみてください。


残念ながら、『医は算術』ということをよく耳にします。
ひとつの経済の流れの中に組み込まれた現在の医療体制では、
それは致し方ないことだと思います。

これから日本もさらなる高齢化社会を迎え、
増大する一途の国民医療費は、今後もますます増え続けるものと予測され、
本来ならば、高額な治療、大量の薬物投与といった手段ではなく、
東洋医学で言うところの『未病を治す』という、
予防医学、日常生活に於ける養生法により力を入れていくべきではありますが、
それはこれからの課題であり、今すぐには主流とはなりえません。

ですからその最も大切な健康を維持していく道は、
自分たちが、自らの心がけでもって日々生活の中で実践していくしかないのです。

けれどそれは決して難しいものではありません。
多くの人の頭の中には、健康を維持するには、
高度な医療や高額な健康食品、器具といったものが必要であるという
思い込みが擦り込まれているかもしれませんが、
『大切なものほど身近なところで簡単に手に入る』、
これは宇宙の原則とも言える真理です。

そしてその真理を最も深く簡単に感じることのできる場が、
自らの心と体です。


    <免疫力アップのために必要なこと>

1.腸をきれいにする
    免疫細胞の約6割は腸にある。

2.食事に気をつける
    水分、ミネラル、ビタミンを摂る。
    油や乳製品、肉類は控え目に。

3.からだを温める
    体温が1℃下がると免疫力が30%弱まる。
    逆に1℃上がると免疫力は5から6倍に。

4.血行をよくする
    免疫を支配しているリンパ液は筋肉を動かさないと機能しません。

5.からだを休める
    がんは夜行性です。
    22時から4時は温かい布団で寝てからだを休めましょう。

6.よく笑う
    つくり笑いも効果あり。

7.快適に暮らす
    ストレスを溜めず、楽しいイメージを持つ。


        ~ がんが消えた奇跡のスムージーと毎日つづけたこと より ~


たしかに笑いはからだにいいですね。
最後に、最近笑った二つの動画を紹介いたします。
実はこんなのが好きなのです。 (;^_^A

  <【心霊ドッキリ】恐怖のタクシー金田朋子>

  <エンブレムをデザインした、サノー・ケンジー・ロウ氏への衝撃的インタビュー>

2015.10.31 Saturday  
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