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2013年5月3日 ・・・ 好天のG.W

今年のゴールデンウイークは少し気温は低めながら、
ここ広島は好天に恵まれています。

昨日2日は前日の “下見” に引き続き、
一行7名で朝から菓子博に行きました。
全国のお菓子をくまなく見て廻り、
菓子職人による芸術的な菓子細工を一通り見学すると、
見ているだけでお腹がいっぱいになります。
  (試食できるところはほとんどなかったですけどね ・・・ )

全国のお菓子を見た感想は、
栗を使ったものが多いということです。
栗饅頭、栗最中、栗羊羹などなど、栗って甘くて美味しいですから。

昼食はお弁当を買い、みんなで外で食べました。
天気がよくて本当によかった!



このお弁当を広げたちょうど目の前でパフォーマンスショーがあり、
それもたっぷり堪能できてラッキーでした♪♯
楽しい楽しいゴールデンウイークの一日です。


今日3日から5日の三日間は、
毎年恒例のひろしまフラワーフェスティバル(以下F.F)です。

3日と5日はパレードがあり、
今年は自分も車椅子や福祉関係の方たちとのパレードに
参加させてもらうことになりました。

パレード出発前、ボランティア仲間の山野さんとツーショットです。
紫色のTシャツはパレード参加者への支給品です。



パレードに参加でき、今年は運がついているのでしょう。
列を作ってスタートの順番を待っていると、上から何かポトリと落ちてきました。
な、なんと、・・・鳥の糞の落とし物です。 w(☆o☆)w
着ているTシャツに見事命中してしまいました。

こんなことは初めての経験です。
よっぽどウンがついているのでしょうね。

パレードスタート地点ではいろんなグループが待機しています。
神輿を担いでいる人たち、大きなバイクハーレー、クラッシックカーの人たち、
子どものダンスグループ、警察の音楽隊、・・・
そんな中、ついカメラのレンズは○○レディーと書かれたたすきをかけた
お姉さんたちの方へと向いてしまいます。 ^^☆



菓子博でもこういうお姉さんたちを見かけましたが、
彼女たちは立つ時の脚の組み方まで統一されていて、
始終周りの人たちに笑顔を振りまくのは大変な仕事だろうなと思ってしまいます。

同じシャツ、同じ帽子の一行が、先頭の音楽隊のリズムに合わせて練り歩きます。



自分はただ隊列が乱れないように手を振って合図を送るだけの役目ですが、
沿道のたくさんの人たちの拍手を受けながら歩くのは気持がいいですね。
写真もたくさん撮っていただき、とてもハッピーです♪



パレードの時間は30分ぐらいだったと思います。
いつも自転車で通り抜けている道をゆっくりと進み、
非日常的な一時を過ごさせていただきました。

パレードの道は平和大通りという広島市内中心部のメイン道路です。
戦後防火帯の役目も果たすために作られた
歩道を含めた道幅が100メートルもある広い道路で、、
通称100メートル道路と呼ばれています。

この道路1キロ以上にわたって沿道を
様々なイベントステージや出店が埋め尽くすのですから壮観です。
広島が一年で最もにぎわう三日間です。
特に今日はF.F始まって以来最高の79万8千人の人出だったそうです。


パレードが終わると山野さんと二人でお昼を食べ、
いろんなステージやイベントを見て回りました。
知り合いが出ている店やステージ、
楽しいイベントもたくさんあるので、見るものには事欠きません。

いろんなステージを短時間で見て回るといろんなことを感じます。
チマチョゴリを着た韓国女性が太鼓を叩きながら踊っているのは目を引きます。
民族音楽というのはどれもみな素敵です。
特にリズミカルなものが観ても聴いても楽しめます。

演歌のステージはイマイチでした。
演歌にあまり興味がないというのもあるのですが、
個人が趣味で楽しむカラオケの延長といった感じで、
歌う人の満足が中心といったふうに聞こえます。

ポップスのステージは聴かせますね。
選ばれてステージで歌う人はさすがに上手いです。
ドリカムを情感込めた美声で歌う眼科医さん、
コスプレでアニメソングを楽しく聴かせるグループ、
小6でびっくりするほど歌唱力のある女の子もいました。
将来が楽しみです。

ステージで歌う人の中にはもちろんプロもいます。
通りすがりに聴いた程度ですが、
GILLEという女性ボーカリストの歌声は素晴らしかったですね。
時間がなくてゆっくり聴くことができず残念です。



また一番大きなステージで歌っていたメインゲストの歌も遠くから聴きました。
ものすごい人の数で、ゲストの姿が米粒のようにしか見えません。
彼女は美貌を誇るJ-POP歌手ですが、
歌はただ音符に合わせて歌っているという感じで、
声にも音楽にもまったく魅力が感じられません。
メジャーになるには歌だけではなく、ルックスや話題性などいろいろあるのでしょう。


今日の最後のお楽しみは、
夕方5時20分から行われる広島ジュニアマリンバアンサンブルのステージです。

この子たちのステージを観るのは三回目か四回目ですが、
もうとにかくすごいの一言です。
前回観た時には『無敵』という感想を持ちました。
音楽の喜びを表現する力という面に於いては、
この子たちの右に出るものは存在しないのではないでしょうか。



全身を躍動させ、喜びいっぱいに奏でるマリンバの音色は、
音楽的にどうこうといった概念を超越しています。

音楽というものはあくまでも道具に過ぎません。
その音楽を通して伝わってくるはち切れんばかりのエネルギー、生命感が、
とてつもないまでに凄まじいのです。



すべての曲で、それぞれの曲に合わせて子どもたちがお面を被ったりダンスをしたり、
手にいろんな道具を持ったり、跳んだりはねたり、ステージから降りてきたり、・・・
子どもの持つ伸びやかな感性をフルに輝かせています。

子どもたちがこういったステージを作ることができる、
これはまず、これを指導、演出する指導者の方が素晴らしいのでしょう。
今日はそのことをすごく感じました。

「千里の馬は常にあれども、伯楽は常にはあらず」
このことわざをご存じですか?



残念ながら、このステージの素晴らしさを表現する適切な言葉がありません。
このすごさを知るには実際にステージを観るしかありません。

一緒に観た山野さんは今回が初めてだったのですが、
あまりのすごさにあっけに取られたといった感じでした。

「これを観て楽しくないという人がいたら、
 他のどんなものを観ても楽しくないだろうね」
二人でそんなことを話しました。

独断で言わせていただくならば、
広島ジュニアマリンバアンサンブル赤い屋根
この二つが広島の至宝です。


感動を胸にF.Fの会場を後にしました。
帰り道に通った平和記念公園では、
子どもたちを中心としたグループがフラダンスを踊っていました。



原爆ドームを正面に見据える元安川の対岸で、
ここはいつもステージになるところです。


恵まれた好天の中、
こんなにたくさんの歌や踊り、パフォーマンスを楽しませてもらい、
ただただ幸せな気持でいっぱいです。

いろんなものを一度に見ることができ、
言葉にならない様々な感慨を持ちました。

特に子どもたちのあのマリンバのショーは圧巻です。
生きる元気と喜びをもらいました ・・・ 、
と、こんなありきたりの言葉でしか表現できませんが、
実は胸に二つのことを思ったのです。

けれどそれは ・・・ 秘密です。
『秘すれば花』(by 世阿弥)というものですから。 (^o^)v

2013.5.3 Friday  
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