ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
 ヨガナンダ > 日々の思い > 2012.8.16



ヨガナンダ



2012年8月16日

日々自分の思いに正直に過ごしていたら、
ホームページの更新からすっかり遠ざかってしまいました。

別段調子が悪いということはないのですが、
自分の思いを文章にして表すということに、
なぜか思いを傾けることができなくなりました。

自分の内面では様々なものがバランスの取れた状態で存在し、
歩く時に、右、左と交互に脚を踏み出すように、
内面のひとつひとつの要素は、時には停滞することも自然な現象だと思われます。

いわゆる熟成期間というものでしょうか、
そんな感じかもしれません。


「これからも更新を楽しみにしています」というメールもいただきました。
これまで本当にたくさんの方からこのホームページを通してメッセージをいただき、
更新を止まらせることにより、そういった方たちの期待を裏切るということが、
自分にとって最もつらいことでした。

期待されると過剰にそれに応えようとする
エニアグラムタイプ2「愛を与える人」である自分にとって、
それは本当に心苦しいことなのです。

けれどそれも一種の “とらわれ” だと言えるかもしれません。
自分の苦手なことをすることによりそのとらわれを手放し、
新たな自分を発見する、そんな風に前向きに考えています。

やはりすべての基本は『自分に正直であること』、
これを外すわけにはいきません。

そんな状態でも、
心の中には何かメッセージを発信したいという思いも常にあり、
何度か書いた「近況報告」のような形なら無理なく書けるように思い、
この「日々の思い」というコーナーを作り、
原則タイトルは日付けのみで、ただその時に感じたことを
テーマに縛られることなく書くということをしてみようと思います。


これまで何度か書きましたが、
ここ最近、想念の力が一段と高まってきているのを感じます。

「また同じようなことを書いて・・・」と思われるかもしれませんが、
何度も同じことを書くということは、
その現象がいまだずっと継続して起こっているということであり、
やはりこれはとてつもなくすごいことです。

想念の力の高まりを感じることは日々あって、
もうそれが当たり前の感覚になってきました。

何か他人に対してしたことが、
時を経ずして自分のところに返ってきます。
人やものとの出会いが、最高のタイミングで順序正しく訪れます。

自分のところに返ってきたものが、
自分のところで活かせなくても、
必ずそれを活かせるチャンスが巡ってきます。


そんな中で思うのは、
この想念力という恵みを正しく活かすため、
邪(よこしま)な気持を捨て、行動を律し、
思い描くことをより具体的なものにしようということです。

それと幸いなことに、想念力の高まりとともに、
自分の中にあるスピリチュアルなものに対する憧憬が深まり、
現世的な欲が以前よりも薄れてきました。

私は二十歳過ぎの時に神因縁をいただくと同時に、
自らの余命の半分を天に捧げた人間です。
そしてそれを受け取っていただいたという証に、
一昨年、二度死の扉を目の前で見させていただきました。

そしてその証を見せていただいたというだけで、
心身ともに後に残るような傷はまったくありません。

何より今もこうして生きているという事実、
これは何か役割があると判断され、
生かしていただいているのに間違いありません。

このことを今毎日のように考えています。


だから ・・・ ということは今はまだないのですが、
日々目の前で繰り広げられる想念と現実界の精妙な世界を
淡々とした思いで眺め、
そんな中、胸の内から湧き上がってくる思いを感じ、
それを大切にしていきたいと考えています。

2012.8.16 Thurseday  
ホームへ メニューへ 次へ
Link Free
Copyright 2010 Sakai Nobuo All right reserved.