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2月19日 サンカランコービル


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トリチー最後の日、きれいな施設、たくさんの木々や草花、
そしてその環境にふさわしい爽やかな子どもたち、
できるならばいつつまでもここにいたい ・・・ 、
そんな無理な思いが心から消えません。







今朝はサントスが植え込みの枝を手慣れた手つきで整えています。



そしてその刈られた枝を掃除する女の子、
ちっちゃい子はそれをただ見ているだけですが、
そんな連係プレーがごく自然とできるところが素敵です。



自分たちでできることはすべて自分たちで、
誰から言われることもなくただ己の役割をまっとうし、
ホームの子どもたちの日々の暮らしは、
その豊かな自然環境の中に溶け込み、
完全に自然の一部と化しているようです。

昨夜一生懸命説明してくれた学校のアルバムとともに記念写真を撮りました♪



昨夜あれだけ熱心に学校の説明をしてくれて、
最後に “アルバムの写真を撮る?” と子どもに聞かれた時、
“イエス” と答えなかったことが気になっていました。

“学校のアルバムと一緒に写真を撮ろうね♪” と言った時の子どもたちの嬉しそうな顔、
そしてどのページを開いて写真を撮るか尋ねると、
みんなであれこれページをめくって話し合いをしていました。

そのけなげな姿を見て、
子どもたちのことが愛おしくてたまらなくなります。


左のプリンシーと右のジェンシラメリーは姉妹です。



いつも軽やかな口調ではしゃぎ回るプリンシー、
お姉さんのジェンシラメリーはしっかり者で、
昨年初めて彼女を見た時は、
みんなをきちんと取りまとめる姿を見て、ハウスマザーと間違えてしまいました。



今日は体育行事があるようで、体操服を着て登校します。





最後だからたくさん写真を撮りました。



二人は兄弟だとのことでしたが、どっちが上なのかな?



昨日ゼンジータと手をつないで行った学校に今日も片道15分かけて歩きました。
今日もゼンジータと手をつなげるかなと思ったら、
別の女の子が手を握ってくれました。
こんなことがこの上なく嬉しいです♪

彼女たちの学校も今日は体育行事です。
きれいに写真が撮れるよう、体操服の色ごとに並んでもらいました。



“ミーントゥーサンデュッポーン” (また会いましょう♪)
彼女たちと別れを告げ、
自らを奮い立たせるよう振り返ることなくその場を足早に立ち去りました。
今度はいつこの子たちと会えるかな?

学校近くの移動式駄菓子屋さん、いい味出してます。



建設中のヒンズー教寺院、ヒンズー教の寺院はみんなこんな形です。



ホームに戻ると孔雀が三羽来ていました。
苦労して二羽だけ写真に収めることができました。



今日はハイスクールの子どもたちの登校には間に合いませんでしたが、
なんとかプライマリースクールの登校には間に合ったようです。



ちっちゃい子が一番ストレートで付き合いやすいですね。
みんなで手をつなぎ、今朝も仲良く学校に行きました。
ただ一緒に歩いているだけで幸せだね♪



すべての子どもたちと別れを告げ、
着替えをし、荷物の整理をし、11時過ぎにサントスとドライバーーさんに
トリチーのバスターミナルまで送ってもらいました。



サントスは二年後、ホームにいる女の子と結婚するそうで、
その結婚式には是非来て欲しいと言われました。
できるならば是非出席したいですね。
二人の幸せを祈ります。 ( ̄人 ̄)


次の目的地サンカランコービルに行くためには、
途中のマドライで乗り換えなければなりません。

マドライ行きのバスに乗り合わせた人たち、日本人だということでたくさん質問を受け、
話が盛り上がりました。



話をしていると、バスはバイパスを走り、
ちょうど子どもたちが通っている学校やホームの前を通りました。
彼らに今朝撮ったばかりの学校の写真を iPadで見せて話をすると、
学校や町の様子などいろいろ教えてくれました。
iPad があると話が弾みます。


マドライでバスを乗り継ぎ、
サンカランコービルに着いたのは日も暮れた午後7時過ぎ、
すぐに公衆電話から日本山妙法寺サンカランコービル道場に電話を入れました。

日本山妙法寺サンカランコービル道場、ここの石谷政雄上人が、
自分南インドとの縁を結びつけてくださいました。
サンカランコービルは、今までいたトリチーと次に行くインド最南端カニャクマリの
間に位置する小さな町です。



ほどなくしてお寺が手配してくださったオート(三輪タクシー)がやって来て、
無事お寺に到着しました。
本堂でみなさんと挨拶し、その後で一緒に夕食をいただきました。
日本人女性である木村千草庵主さんの作るインド料理はどこかジャパニーズテイストで、
とても体が和むのを感じます。

建設中の仏舎利塔の様子は暗くてよく分かりませんが、
お寺に付随する新しいゲストルームができていたりして、
半年間の時の流れを感じます。

南無妙法蓮華経、ここ南インド(南天竺:みなみてんじく)に来るのも仏縁でしょうか。



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