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2月13日 トリチー


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朝はまだ薄暗い6時過ぎから夜は9時前まで子どもたちと接し、
その間子どもが学校に行っている間と夜には時間があるものの、
洗濯、水浴び、買い物、あるいは蚊と格闘したり ・・・ 、
なかなかパソコンに向かう時間かがとれません。

トリチーに来てようやくネットと繋がったので、
メールの返事も書かなければなりません。

日中もホームに子どもがいる時もあり、
そんなかんなでこの日記を書くのも後追いになっています。

けれどなるべく子どもたちの様子が伝わるよう写真はアップしたいと思いますので、
その間に挟む文章の方は、当分控えめにしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

今日もガラガラ声、体力的にかなりきついです。 (;^_^A
めちゃ楽しいですけど ・・・ ♪




みんな写真、写真と大騒ぎして、自然な子どもたちの風景がなかなか撮れません。
どうしても集合写真みたいなのばかりになってしまいます。 (>_<)



今は乾期なので、草花への水やりは大切な仕事です。



こんなちびっ子も落ちている椰子の葉っぱを一人で引きずって片付けるのです。
めちゃめちゃ可愛いです。 ^^☆



男の子の騒ぎっぷりは半端ではありません。
エネルギーを吸い取られそうです。



またコックー(折り鶴)を持っていますね。
ありがたいですね♪





トリチーのホームは花が多いので、
集めた落ち葉にもきれいな花がたくさん含まれています。
鮮やかですね♪



懸命に折り鶴を折っているところを知らない間に撮られていました。
もう慣れましたが、ひとつ折るのに結構手間がかかります。



ブラザー! という大きな声がするので振り向いてみたら、
ニワトリが二羽格闘を繰り広げていました。
時々こうして闘鶏するそうです。



頭巾を被っているのがアレキサンダー、通称アレックス、ハウスマザーのお子さんです。



今朝はドーサイ、 “どう、美味しいでしょ♪”





ドーサイ、美味しいけど、みんなと食べるから美味しいんだよね♪







学校に持って行く課題を持って記念撮影♪



きれいなノートだね♪





水はタミル語でタンニと言います。
しょっちゅう聞くから覚えちゃいました。



ハイヤー・セカンダリー・スクールの生徒たちは、みんな胸に証明書をぶら下げています。



手のひらに描かれたコーン、マルダーニーとも呼ぶそうです。
サインペンで描きます。





子どもたちは同じ学校に行く子同士で集まり、集団登校します。







一列に並び、ハイスクールの子どもたちが登校です。



パイパス沿いを歩いて約十分、車の通りが激しいので、列を乱さないように歩きます。



学校にコックーを持って行くんだね♪
ありがたいことです。 ^^☆





それじゃ〜しっかり勉強するんだよ♪



ハイスクールの子ともたちを学校に送りホームに戻る途中、
ハイヤー・セカンダリー・スクールに向かう子どもたちと出会いました。
それに付き合ってハイヤー・セカンダリー・スクールに行き、
再びホームに向けて帰っていると、
今度はプライマースクールのちびっ子たちと出会い、またまた逆方向へと向かいます。
ちょっと暑くなってきたのでくたびれますが、
子どもたちの笑顔に囲まれ、手をつないで歩くのは最高に心安らぐ一時です。 (^o^)v

プライマリースクールでは大歓迎を受けました。
まるで映画スターの気分です。 ^^☆





子どもたち、いつまでもいつまでも手を振ってくれるんですよ♪
もう嬉しいを通り越して感激です。 (*^・^*)
こんなことがもう二週間以上続いています。


午後になってクマールに散髪しなくちゃいけないと話をしたら、
早速ホームの子どもたちの髪の毛を切っている散髪屋さんを呼び出してくれました。
ホームの近くに店を構え、こうして出張散髪もするようです。



なかなか腕はいいみたいで、ハサミの音が心地よく響きます。
髪型は特に注文をつけず、インティアンカットにしてもらいました。



カットしてもらっている間、クマールが写真を数十枚撮ってくれました。
その写真を日本人を散髪した事例として店は貼るそうです。
こんなのを見てお客が喜ぶんでしょうか?



これが出張散髪道具一式です。




午後4時半、子どもたちが学校から帰ってきました。
見て、このお花きれいでしょ♪



男の子はカメラのあるところ、大挙して集まってきます。



ちびっ子のアレックスはみんなに可愛がられています。





ホームにはニワトリも飼われています。
日本では “コケコッコー♪” と鳴くんだよと子どもに話したら、
インドてもそうだと話していました。



子どもは動き回るのでなかなかいい構図で写真が撮れません。
これはちょっとブレているけどそれがいい感じです。



二人揃ってダンスを何曲か披露してくれました。
インドの子って、なんでこんなに屈託なく明るいんでしょうか?



これは植物に十分水を与えるため、その周りに溝を掘っています。





夜の礼拝はこんな感じ、二百人も子どもがいると壮観です。



礼拝堂をを出ると、たくさんの子どもたちから “自分たちのコテージに来い” と
手を引っ張られます。
この日は結局六人の子どもに両手を引っ張られて一番奥のコテージに行ったのですが、
コテージに入るなりそこの子どもたち全員から大きな歓声と拍手で迎えられました。
本当に、こんなこと日本では考えられません。 (*^・^*)

ここでもやはり折り紙で大盛り上がりです。
折り鶴の美しさと、タミル語の教科書に紹介されている佐々木禎子さんの話が
よほど印象深く記憶にあるようです。



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懸命に折り鶴を作っていると、
一人の女の子が、こんな紙で作った花を持ってきてくれました♪



その子から二色の花をプレゼントしてもらいました。
最高のプレゼントです。 ヽ(^o^)ノ



この子が作ったのはカメラです。
合体させた二つの折り紙を動かしてシャッターを切ります。



折り紙って楽しいね♪



これは帽子と王冠かな?



本当は学習時間のはずですが、
ハウスマザーも一緒に喜んでいるからノープロブレムなんでしょう。
子どもたちとしっかり遊ばせてもらいました。

8時半からは夕食です。



子どもたちは本当によく食べます。
これが食べ盛りと言うのでしょう。
自分は体調が今イチなのと、普段食べ付けない甘い物を、
おやつの時間、そして子どもたちからもらってたくさん食べるので、
ほとんど空腹感がありません。
いつも夕食は半盛りといった感じです。



こんなに子どもたちから大事にしてもらって、喜んでもらって ・・・ 、
六年前にホームを訪ねた時から感じていますが、
ここにいると自分の価値を再発見でき、
人間本来誰しもが持っている純真な心のあり方を知ることができます。

日本のように除菌、無菌、殺菌、消毒といった完璧な清潔さではないものの、
自然と共に生き、自然と人の暮らしとの折り合いを上手くつけ、
それだからこそ得られる無垢な笑顔を周りの人たちに振りまき、
床に直に座って食事や勉強をしてもブレることない体の中心軸とともに、
生き方、日々の生活のあり方の中心軸をもしっかり持っている。

現代文明の最先端を行く日本人にとって、
最も忘れてはならない大切なものをここ南インドのホームの子どもたちは
その肉体と暮らしの中に持っています。

幸せってなんでしょう。
その価値観は人様々ですが、
ここにいて、どの子からも笑顔で挨拶してもらい、
手をつなぎ、手を引っぱってもらい、自分の価値を認め、尊重してもらう、
これに勝る幸せ、喜びはありません。
最低限自分にとってこんな幸せに満ちた日々はこれまで経験したことがありません。

ものすごくあどけなく可愛いちびっ子、
キレイな顔立ちをし、立派な体格をしてた女の子、
そんな子たちがみんな自分の一挙手一投足に注目し、喜びを分かち合い、
ともに手を取り合って微笑み合えるんです。

ここで感じる周りの子どもたちとの距離感と、
日本のそれとは天と地ほどの開きがあります。

人間って素晴らしいな ・・・ 、
天国であるこの場所は、
どうしてもこんな言葉でしか表現できません。

今ここで自分が感じている喜びの輪を、
世界中に広げられたらいいですね。
それが本当の意味でのアセンション(次元上昇)です。

次元上昇するためにテクニックは二の次です。
何もない、ただ豊かな自然と互いを思いやる心と笑顔、
それしか持たない南インドのホームの子どもたちがそれを体現しているのですから。



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