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6月25日 ネットカフェ


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午前6時ちょっと過ぎ、
今朝も聖書を抱えたイングリッシュ・ミデイアムの女の子たちが歩いているので、
どこに行くのかと思って一緒について行きました。

着いたところは泊まっているゲストハウスの一階、
その裏手から入る小さな礼拝堂でした。



イングリッシュ・ミデイアムの子どもたちは
他の子どもたちとは別に礼拝するとは知りませんでした。

恥ずかしそうにしている女の子たちですが、
勝手についていって一緒に礼拝堂の後ろの方に座ろうとすると、
一人の女の子が横の部屋に入って椅子を持ってきてくれました。
ホームの子(インドの子)たちはたとえ小学生ぐらいの年齢であっても、
目上の人を尊重するということが徹底しています。

ここは子どもたちだけで礼拝をするのてはなく、
きちんと牧師さんが来られ、
その方の講話をお聞きするという形で進められます。
もちろん内容はちんぷんかんぷんですけどね。



礼拝が終わる頃、そっと立ち上がって礼拝堂を後にしました。

しばらくすると、他の子どもたちの礼拝が始まります。
さあ礼拝堂に行くぞ〜。 けど写真も撮って欲しいよね♪



今朝は可愛いダッチャニーが聖書を読んでくれました。
意外としっかり読めてお利口さんです♪





聖書の言葉より写真を撮ってもらうことの方が気になるな〜♪



しっかり前を向きましょうね。 ^^☆



礼拝が終わったら自分たちのコテージに戻ります。
「ブラザー、一緒に来て〜♪」



各コテージには子どもたちの名簿が一覧表になって張り出されています。
名前、顔写真、誕生日、学年、その他ホースターペアレンツ(経済的支援をする養父母)、
あるいは出身の村の名前が書かれています。



ホームにはたくさんのココナッツ(椰子)があり、
その殻を割ったりするのは子どもたちの仕事です。





きれいに掃除をした後は、ゴミを集めて持って行きます。





無邪気で、そして自由で伸び伸びと可愛らしく、
それでいて決められた作業は手際よく確実にこなす。
インド人の心身の根底に秘められた人間力には目を見張るばかりです。

こは女の子たちのコテージの一覧表、
あれっ、顔写真がないのがありますね。



それだけ写真は貴重、あるい撮ってもらう機会が少ないのでしょうね。
その場で撮った画像を見せられるデジカメは、
子どもたちにとって、また自分にとっても貴重な宝物のような存在です。

髪の毛セットするのは、その日によって誰が誰のをするか自由に決めるみたいです。



先生もセットするのを手伝うのです♪



インドではとんなものも使えるものは利用します。
椰子の茎(?)だってほうきとして使えちゃいます。



使いにくい道具でもきちんと役割を果たすのは、
自分の体全体をも道具として機能させているからです。
軟弱な姿勢で手先だけを動かしていては掃除できません。

きれいな服、きちんと結った髪の毛の女の子、
しかもちっちゃな女の子が一生懸命ほうきで地面を掃除している姿は、
これまての自分の中の常識から見てとても違和感を覚えます。



けなげて可愛く逞しい、
インドの子はたくさんの面を同時に持っています。

朝ご飯を運んでま〜す♪
けどカメラを向けられると恥ずかしいな〜。 (*^・^*)



さあもうそろそろ朝ご飯だな〜♪
今日も朝ご飯は可愛い女の子と一緒に食べちゃいます☆



今日はタイサーダムだったかな? ごめんなさい、名前を覚えられません。
子ともたちはいつも大盛りによそってくれます。




ご飯を食べたら登校の時間です。
今日は子どもたちが学校に行った後、バスでまたマーケットに連れて行ってもらい、
そこでネットカフェに行くことになっています。

けれどホームページの作成でちょっとミスがあったことに気がつき、
あわてて外でパソコンを開いてページを修正しました。

子どもたちがそのチャンスを逃すはずがありません。
「ブラザ〜、フォト〜♪」「ブラザ〜、ラップトップ〜♪」の大歓声を受け、
急遽写真とビデオの上映会となりました。 ^^☆



さあ〜今日もしっかり遊んで ・・・ じゃなくて勉強してくるぞ〜♪



バイバイ〜♪



朝の一時、ティーチャーがジャスミンの花飾りを作っています。
ジャスミンの花飾りはインドでは超超ポピュラーです。



スレッシュの奥さんはこれから洗濯です。
みんなと同じく石けんでゴシゴシ、これがインディアンスタイルです。



さあマーケットに出発です。
魚、卵、野菜の入れ物を用意します。



マーケットに行く途中、昨日採石が置いてあったところで舗装工事をしています。
大勢で手作業で、これも大国インドのワークスタイルです。




マーケットに着いて駐車場にバスを駐め、
隣のトラックの荷台がカラフルなので写真を撮りました。



インド人は汚いところはめちゃくちゃ汚いままでほったらかしにするのに、
こんなところには異常な芸術的センスを発揮するんですよね。
日本人的にはやはり不思議な国です。

そのめちゃくちゃ汚いところはこんなところです。
マーケットの入り口付近はゴミが散乱し、
その中の食べ物を牛たちが探して食べています。
インドでのごく一般的な風景です。



今日もマーケットは活気にあふれています。



ラジが知り合いの店先からニンジンを取ってきて、
食べるように勧めてくれました。
これはもう半分食べちゃった後の写真です。



先日写真を撮ったおじさんたちが覚えてくれていて、
親しそうに挨拶をしてくれました。
ワナッカム〜♪(こんにちは)



スレッシュに連れられて写真を印刷してくれるフォトショップに行きました。
昨日撮った村の人たちの写真をプリントしてもらいます。



時間は30分で出来上がり、
ハガキサイズのもの35枚で210ルピー、350円ぐらいです。



次はインターネットに接続できるネットカフェに向かいます。
右上の黄色い看板、BROWSING CENTER と書いてあるのがネットカフェという意味です。



ところが二階のその場所に行ってみると、
RAJANというたぶん店主であろうと追われる人が病院に行っていると、
閉ざされたドアの上に張り紙がしてありました。 w(*゚o゚*)w



しかたがないので近くの別の店に行ったのですが、
めちゃくちゃだらけた雰囲気の店主が
「ここはものすごく速度が遅いから ・・・ 」
とまったくやる気の無い態度で対応します。

具体的な数字で聞くと20kbpsだと言うので、
それでもいいと席に着いたら、
今度は持ち込んだパソコンでは接続できないと言い出しました。
どんな仕組みになっているんでしょう。
こういった時のインド人の愛想のなさは手が付けられません。
結局このマーケットでのネット接続はあきらめました。

喉が渇いたのでスレッシュと菓子屋(?)に入りました。



なにがいいかと聞かれたので、
お腹は減っていないので食べるものはいらない、
飲み物は水でいいと答えたら、これが出てきました。 (o_ _)oバタッ



まあなんだっていいのです。
ノープロブレムですから

マーケットではまた方々から声がかかります。
みんなカメラを向けると喜んでくれるから嬉しいですね♪





野菜を買うスレッシュを待っています。
待っている間は暑いので日陰へと避難しなければ大変です。



向い側のトマトを売っている店は今日も繁盛しています。



横のタマネギ売っている店は、
旦那さんが店頭で客と対応し、奥さんが子どもの相手をしながら
タマネギの外皮をむいていました。
挨拶してもやっぱり小さな子どもは恥ずかしそうです。



ちびちゃんに挨拶しても照れてばかりで、
なかなかこちらを向いてくれません。

ほらほら、ちゃんと挨拶してみなさい♪
向こう向いてニコッとしてごらん♪
お母さんが子どもにそんな声をかけているみたいでした。



ハスの中に買い物したものを乗せていきます。
このバナナ、右の方の房が二つ一緒にくっ付いていますね♪



インド人(タミル人)の英語力が素晴らしいのです。
記念にCDとセットになったテキストブックを買いました。
150ルピー、250円程度です。
日本円で換算すると安いですね。



しばらくすると八百屋のおじさんが買った大量の野菜を
バイクに積んで運び込んでくれました。



ものすごい量と重さですが、
インドではこの程度は序の口です。


ホームに戻ってお昼ご飯、
いつものことながら、美味しいからついつい食べ過ぎちゃうます♪




お昼を食べたらお昼寝とパソコンタイム、
鳥の鳴き声を聞きながら、部屋でのんびりと風に当たっていると最高の気分です。
けどついつい時間があっという間に過ぎてしまいます。

そうこうしている内に、子どもたちがホームに戻ってくる時間となりました。
熱帯の南インドは美味しい果物がたくさんあります。
う〜ん♪ 美味しいな〜♪



屋根の上から手を伸ばし、がんばって枝のマンゴーを採っちゃいます。



食べ盛りだからたくさんいくらでも食べられちゃいま〜す。 (^o^)v



女の子だってこんなふうにスカートをはいたまま木に登ってマンゴーを採るのです。 (;^_^A



あっ、また写真撮ってる!
無尽蔵なエネルギーを持つ子どもたちと付き合うとくたびれ果ててしまいます。 (^◇^;)



今度はジャスミン畑に引っ張られました。
ここで毎日たくさんの花のつぼみを摘み取ります。




夕方地元の町マライマライナガールまで
タンビにスクーターに乗せて連れて行ってもらいました。
ここでもとにかく対応がのらりくらりとしています。



最初の店はまたなぜかネット接続がだめで、
二軒目の店でようやくネットに繋ぎ、
三日分のホームページデータをアップすることができました。



ネット環境が悪いとイライラしますが、
その分繋がった時の喜びは大きく、
普段日本で当たり前にしていることに感謝する気持ちになります。

そもそも現代人はネットに振り回されすぎですね。
とは言え、このページを見ていただけるのもネットのお陰です。
感謝〜♪

晩ご飯は再び日本のインスタントラーメンうまかっちゃんです。
水の量が少なかったのでしょうか、ちょっと煮詰まっています。
それても日本の味はテイストグッド♪です。



スレッシュの家を出ると目の前にテキストを広げている子どもたちがいて、
彼らのコテージのティーチャーであるラジから
「ラップトップ♪ ラップトップ♪」の声がかかります。
またノートパソコンで写真や動画を見せて欲しいようです。

ここに来て撮った写真や動画だけではなく、
5年前にカニャクマリのホームで撮ったものも見たのですが、
他のホームがどうなっいるのかも気なるようです。
日本の写真も見せろと言われましたし、
すべてのことに興味津々なのです。

写真や動画をたっぷりと楽しんだ後、
ラジに自分たちのコテージにくるように誘われました。



夕食の時間で、自分はもう済ましたからいらないと断ったのですが、
「コンジョン! コンジョン!」と何度も強く勧められます。
コンジョンとはちょとだけという意味です。

フィッシュカレーだ〜☆
右側の大きな塊が魚です。



みんなで食べると美味しいね〜♪
もうお腹いっぱいだけど ・・・ 。





今宵も無事楽しい一日が過ぎました。
楽しすぎて体力の限界に挑戦しているみたいです。

けれど子どもたちは毎日命を目一杯燃焼させて生きているんだから、
それを見習わないといけないですね。 (^o^)v



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