三十代の頃左肘の尺骨を骨折し、そこに声をかけて返事を得て以来、ここ四半世紀の間ずっと「身体との対話」を続けています。
ポイントは三つ、手のひらを身体に当てる『手当て』、声を出して言葉をかける『こえがけ』、そして視線を送る『目配り』です。
これは自分が一番にお勧めする健康法で、心身の健康に大きく寄与するだけではなく、これを実践したお陰で身体がとても敏感になりました。
初めての健康食品を口にしたり新しい健康法を実践すると、即座に身体に反応となって表われます。
そしてなぜかその反応が、最初に過剰とも言えるほど大きく出るのです。
理由は分かりません。
受け入れる身体がビックリするからなのでしょうか、これまでそんなことが何度もありました。
ですからここでご紹介する弥勒の印も、その効果は今は過剰反応なのかもしれませんが、何らかの効果、変化が確かにある、そう言えるレベルでいろんなことが現れています。
手の指で印を組むことによって大きな力が出る、身の回りの空間が変異する、そんなことを語られる物理学者保江邦夫先生の動画を見ました。
その印とは、日本で最初に国宝となった京都の広隆寺にある弥勒菩薩像が右手で組んでおられる印、親指と薬指を軽く触れ合うようにしたものです。
これは賢人たちが太古から気付いていた叡智なのでしょう。
キリスト教でもキリストや聖人を描いたイコンで、やはり描かれた人がこの印を組んでいます。
身近なところでは、ここ広島で懇意にしていただいているリアルファンタジスト響仁さんが、以前から写真に写るときにはいつもこの印を組んでおられます。
この印はなんと呼んでいいのか分かりませんが、広隆寺の弥勒菩薩像は昔から大好きなので、自分は『弥勒の印』と呼んでいます。
弥勒の印に力があるのならそれを確かめてみようと考え、一週間ほど前から実践しています。
お風呂はいつもスーパー銭湯に行き、浴室で約一時間ほど過ごします。
そこではいろいろと行うことがあり、半身浴と肩まで浸かる全身浴を併用し、全身浴の際は有名なカタカムナの5首、6首、7首をワンセットにし、それを18か27セット唱えるようにしています。
そのカタカムナを唱える時に、この弥勒の印を組むようにしました。
するとどうでしょう。
翌日から確実に何かの流れが変わったことが実感できます。
いわゆるシンクロが多くなり、ふと頭に浮かんだ人と偶然町で出会ったり、思いがけない人から連絡があったりと不思議なことが続いて起こるようになりました。
最初の二三日はたまたまかもしれないと思っていましたが、ここ一週間ちょっと、その流れが途切れることなく続いています。
数日前、四年前から仕事の依頼があったものの、長らく中断していた方から突如電話がありました。
久しぶりに会うその方に何か新たなアドバイスをと思い資料を揃えていると、その資料こそまさに今の自分にとって最も大切なものなのだということに気付かされました。
この不思議な流れは、今の自分にとって有益なことが起こるだけではなく、将来の自分が進むべき方向へと導いてくれているのを感じます。
「デジタル生存競争」という本をご存じですか?
世界の大金持ちたちはこの地球が破滅する未来を予想していて、その後のサバイバル方法を模索しているといった内容です。
これは一年ちょっと前に出た本で、特にベストセラーではないようですが、数日前、たまたまこの本を紹介している動画を見て初めて知り、とても興味を持っていくつかサイトを検索しました。
すると翌日、前の日にどなたかが自分が持っているAmazonのIDでこの本を買われていたようで、売り上げリストに書名があがっていたので驚きました。
この本を初めて知って興味を持ったその日、同じタイミングで、どこかのページに推薦のリンクを張った訳でもないのに誰かが買われ、これはきっと今自分にとっても読むべき本なのだと感じました。
今年の夏の暑さは異常です。
クーラーはあるけれど使わないこの部屋は、9月中旬の深夜でもデジタル室温計が33度を示しています。
そんな暑さの中、毎日アイスコーヒーを飲んで暑気払いをしています。
そのアイスコーヒーにはすごくこだわりがあり、高価なものは買いませんが、1ℓ百数十円、500cc百円弱のペットボトルコーヒーで何が美味しいかを何種類も買って比べたりしています。
自分は何事も研究するのが大好きなので、こういった比較検討すること自体が大いなる楽しみです。
三日前のこと、出向いていった会社でとても美味しいアイスコーヒーを出していただきました。
いつも飲んでいるものよりも確実に口当たりがよくて深い味わいで、参考までにと銘柄を尋ねたところ、訪問の御礼にそのアイスコーヒーを十本も送ってくださり、翌日自宅に届きました。
『念ずれば花開く』
求めていたものが手に入って幸せです!!
そのアイスコーヒーが届いた一昨日のこと、夕方ポストを見ると大きな封筒が入っています。
封筒を開けるとAmazonからで、中には科学雑誌Newtonの最新号、量子もつれを特集したものが入っていました。
注文した覚えがないのですが・・・。
弥勒の印はなぜ大きな力を持っているのか、それを探求すべく保江邦夫先生の関連動画を何本も見ました。
保江先生は物理学者であり、湯川秀樹博士の素領域理論を受け継ぐ研究者で、量子力学の話が随所に出てきます。
最近はスピリチュアルの世界でも量子力学が大きな話題となっています。
素粒子というミクロの世界から宇宙というマクロ世界まで統合的に解き明かし、これまでの古典物理学の世界とは大きく異なる新たな真理を表してくれる量子力学は、これからの時代の中心となる価値観を示すものだと感じています。
量子力学的真理でこれまでの概念を大きく切り崩すのは、量子の持つ粒子と波動の二重性と時間に対する概念です。
時間とは過去から現在、未来へと一方向に流れていくというのがこれまでの常識でした。
けれど量子力学を研究することによって分かってきたのは、時間とは過去から現在に向かっての流れと、未来から現在に向かって流れ、この二つが融合したものであるということです。
あるいは時間に過去も未来もない。
あるのは今現在この瞬間だけで、時間とは現在という瞬間が積み重なったものであるということ、神道で説く『中今』です。
また本来時間そのものが存在しないという考え方もあります。
では時間とは何なのか?
それは量子もつれによって作られた副産物であるという考え方があります。
「時間」とはなにか?→「量子もつれ」によって作られた“副産物”かも イタリアの研究者らが提唱:Innovative Tech – ITmedia NEWS
スピリチュアルな世界で最も話題となっている「引き寄せの法則」は、未来を想うことによって現在を導き、理想をイメージすることによって過去からの因果関係を変える、といったように従来の一方向的な時間の流れを超越しています。
この時間とは何なのか?
時間を律する、あるいは創り上げる量子もつれとは何なのか?
これは今の自分にとって最も興味あるテーマであり、このことはまだ誰にも話したことがないにも関わらず、そのテーマを説いた本が突如目の前に現れ・・・、これは驚愕を通り越した畏怖すべき怪奇現象、神秘現象です。
もしかして酩酊状態でAmazonの購入ボタンを押したのかもと思いましたが、その痕跡はありません。
同封された伝票からは誰が購入したか調べることができません。
もしかして、未来の自分が現在の自分に向けて贈ったものなのかも・・・本当にそうとしか考えられません。
この世の中は不思議なことだらけです。
その中でも最も不思議で謎に満ちているのが、今この瞬間、自分自身が生を持って存在していること、種としてその生を連綿と受け継いでいるということ、これに勝る不思議な奇跡はありません。
これは自分が最も大切にしている人生哲学です。
今人類は大いなる時代の転換期、成熟期に入り、ようやく極めて大切なことに気づける時を迎えつつあるのだと感じます。
そしてその一助として弥勒の印が役に立つのかもしれません。
五本の指で、親指は他の四本を束ねる役割を持っています。
五感でいえば全身を囲う皮膚、触覚であり、大地を覆う土の理です。
薬指は、その名が示すように常用はしないけれども救済の役目を果たす薬であり、副交感神経を司ります。
これからは東洋、陰性、精神であり女性の時代です。
力を入れた緊張からリラックスした弛緩、交感神経から副交感神経優位の時代になってきます。
弥勒の印の絶大なる効果は、その推移の現れかもしれません。
基盤であり大地の理となる親指が、薬指から癒しの力を受けている。
その理合いから、弥勒の印を一日中組む必要はありませんが、時折用いることで本来持っている力が発揮されるのかもしれません。
これから人類は、素晴らしい『弥勒の世』を迎えると言われています。
そうなることを願い、弥勒の印でそれを享受していきたいものです。
また、そのような性質。
それらの粒子や系は互いの空間的な隔たりに依存しない非局所性といわれる相関をもち、古典物理学では扱うことができない振る舞いを示す。