偏向メディア<2>

経済レポート

日本の大手メディアの偏向ぶりは目に余り、マスコミのことをマスゴミと表現したものを頻繁に目にします。

世界は情報にあふれていて、そのすべてを把握することはできません。
ですからその中で有益かつ必要なものを抜粋し、分かりやすく噛み砕いて報じるのが情報源と受け手の間に位置するメディアの役目です。

そのお陰で世界の様々な情報に手軽に触れることができますが、その利便性ゆえ、受け手は直接の情報源、一次情報に触れることなく加工されたメディアの情報を丸信じするようになり、その報道が何らかの意図を持つ偏向したものであったとしても気付かなくなってしまっています。

日本人は世界で最もメディア報道を信じる民族です。
テレビ報道の信頼度は75%と世界最高であり、「テレビで報じているから真実である」と判断するのが日本人の一般的認識です。

2月の谷本誠一呉市議が釧路空港においてAIRDO機から強制降機させられた事件で、機内に乗り込んできた警察官が、
「マスク着けるのは常識だろろうが。テレビでも言っとるだろうが」
と言ったのはまさに典型的な日本人的認識、発想です。

そのメディアへの信頼度が近年急速に低下し、テレビ離れ、新聞離れが一気に進んできています。
「大手メディアで報じることは嘘ばかり」
そう考える層が少数派であっても着実に増えています。

このクライシスアクターなどはメディアの嘘、やらせの最も分かりやすい実例です。

 

「偏向メディア」に書いたように、大手メディアの偏向ぶりは一様であり、真実を伝えるためには欠くことのできない情報(事実)を意図的に隠蔽し、自分たちにとって都合のいい情報(事実)のみを報じることにより、彼らが意図する方向へと受け手の印象、認識を持っていこうとします。
いわゆる“印象操作”です。

そんな中、大手とは言えませんが、広島の地元タブロイド版経済誌『経済レポート』が、4月28日(木)に行われたAIRDO機強制降機事件の記者会見の模様を実に公正な視点で報じてくれました。

経済レポート 誠一誠一

ここに書かれている

  • 釧路空港の基地長代行の許可を得て搭乗契約が成立していたこと。
  • 同乗していた高橋清隆氏の氏名
  • 「威圧的態度と大声で恫喝した」と報じるニュース映像には、意図的に音声が消されていたこと。

これらのことは他の大手メディアでは一切報じられていません。
二番目の同乗者である高橋清隆氏の氏名が大手メディアで報じられないのは、彼の名前をネット検索し、真実を述べている彼のブログからメディア報道の嘘が発覚するのを防ぐためだと考えられます。
<高橋清隆の文書館 : 谷本議員らがノーマスクで強制降機! 釧路空港のエアドゥ機、「憲法違反を公然と行う航空各社への行政指導を国交省に求める」>

 

メディアは社会の公器という役割を捨て去ったただの収益事業です。
ですからコロナ騒動を煽り立て、恐怖心を高めてメディアに注目させることが目的であり、谷本議員のように真実を伝えようとする勢力にはマイナスイメージを与えようとします。

メディアに自浄作用はありません。
ですから国民が賢くなり、この騒動がエセ・コロナ騒動であるという真実を見抜き、その真実を報じる方が受け手の関心を引きやすい状況となるまでこの構造は変わらないでしょう。

メディアは受け手側の鏡です。
一人一人が真実を見る目を養っていくことが求められます。