ピンチがチャンス

PCR検査の欺瞞

数日前、ここ数年渡印の際に航空チケットの手配でお世話になっている「CAN TOUR」という旅行代理店から「今もがんばって営業しています」という内容のメールをいただきました。

CANツアー

そのメールの一部です。

寒暖差が激しい時期になりましたが、御元気にお過ごしでしょうか。
コロナ禍の影響で大きなダメージを受けた旅行業界ですが
弊社は休業要請期間を除き営業を続けております。

現在の各国の入国規制情報と航空会社のコロナ対策について弊社HPにてまとめておりますので
ご参考にしていただけますと幸いです。

■各国の入国規制情報
https://www.cantour.co.jp/3875

■航空会社のコロナ対策
https://www.cantour.co.jp/3645

上記情報は弊社HPの一部情報になりますので、
最新情報は随時確認してご案内させていただきますので、是非弊社までお問い合わせくださいませ。

また現在は中止しておりますが「GO TOトラベルキャンペーン」再開時に向けて
弊社では日本国内旅行のプランもご案内しております。
お勧めの観光地を弊社HPに記載しておりますので、是非ご覧くださいませ!
https://pkg.cantour.co.jp/dsch.php

CAN TOURはたまたまネットで見つけ、東京の会社なのでまだ一度も訪ねたことはないのですが、いつも丁寧な電話対応をしてくださり、価格も安いので最近は毎回利用させていただいています。

このエセ・コロナ禍で旅行業界は超大打撃だったでしょう。
よく持ちこたえられたと少しホッとしました。

まだ各国の渡航制限は厳しいものの、上のリンクによると渡航可能な国もあるようで、その中で懸命に営業努力を重ねられています。

 

インドのPCR陽性者は大きく減少した後、ここ最近は再び上昇傾向です。

インドPCR陽性者数の推移

数日前、日系企業に勤めるインドの友人スシルと話したところ、インド最南端タミルナド州の彼の企業では、全員帰国してしまった日本人スタッフが、来月か再来月からインドに戻ってくるとのことです。

日曜日の教会での礼拝は再開され、子どもたちのサンデースクールはあるものの、小学校(プライマリースクール)はいまだ休校とのこと。
久し振りにビデオで見た彼の子どもたちは背丈と同時に横幅も大きくなっていて、外に自由に出ることができないので運動不足になっているようです。

国毎の感染状況は比較できません。
なぜならば検査として絶対視しているPCR検査のCt値(増幅回数)が国によって大きく異なり、日本のように世界でも最大のCt値で検査するところは、大量の偽陽性を生み出していると考えられます。

さらには、ウイルスを見つけ出すために検査で用いるウイルス断片、プライマーがこれも各国バラバラで統一されたものがありません。

しかもメディアは 「変異種が出た!」と大げさに騒ぎ立てますが、検査に用いるプライマーが当初から変っておらず、それが本当に新たな変異種を検出しているかどうか分からないということには一切言及しません。

PCR検査って一体何を見ているんですか??
コロナに関してはすべてがデタラメです。

 

CAN TOURからメールをいただいて、昨年インドから日本に戻ってきた時のことを思い出しました。
インドからの出国は特殊な状況で、大急ぎギリギリの状態でエアインディア特別機のチケットと出国許可書はすべて現地で手配しました。

その時のことを思い出すと胸が熱くなります。
久し振りに自分が書いたその時のページを読み返し、そこで受けた恩、学び、これは決して忘れてはならないと強く感じます。
<最後のドラマ>

その後日本でもドラマがありました。
<恩送り>

 

やはり「ピンチはチャンス」、困難な時ほど学び取れるものが大きいものです。
これを人生の糧とするか、沈んでいく原因とするのか、そこで一人一人の人間の差が大きく現われてきます。

今は世界中がエセ・コロナ禍で大変な状況ですが、何年か先に振り返って、あの時大きな困難が降りかかってきたから今がある、こう思えるようにするためにはどうすればいいのか、それを考えていかなければなりません。

自分はこれが日本の闇にうごめく膿を出し切るいい機会だと考えるようにしています。
そしてそれにどう立ち向かっていけばいいのか、そのことに意識を向けています。

人は理論では動きません。
感情で動きます。
特に日本人はその傾向が強く、今回そのことをあらためて知りました。

いくら理論や科学的根拠を並べても、政府やメディアの発する意見から脱することができず、真実は何かよりも世間の顔色を窺うことが優先されてしまいます。

そのことについてこれまでずっと強い憤りを感じていましたが、最近は少しずつそういった考え方も受け入れられるようになり、それも肯定した上での対応を考えられるようになりました。
これは今回自分が得た最も大きなものです。

 

クールヘッド、ウォームハート、
頭は冷静に、そして胸、志は熱く、
頭に血が昇った状態ではいい結果を生み出すことはできません。

そして冷静に、相手を尊重した上で、打ち負かすのではなく、相手のためにもなる行動。
その誠意が相手に伝わるのだと思います。

今はどの企業も厳しい経営環境で、商品の値上げをせざるえないところが出ています。
そしてここでも誠意の差が現われていて、コッソリと弁当を上げ底にしたセブン・イレブンはネット上で大きな非難を受けています。

それとは対照的に、25年間価格据え置きで、このたび10円値上げをした赤城乳業のガリガリ君には肯定的な声が上がっています。

大好きな高田渡が歌う「値上げ」を使ったこのCMはコンセプトが秀逸です。
企業努力、誠意というものをとても上手く表現しています。

 

エセ・コロナ禍から学び取れるものはたくさんあります。
怒っても一日、泣いても一日、同じ一日なら楽しく学び多きものにしていきましょう。

『真実はいつか必ず伝わる』
そう信じます。