トイレ掃除は心磨き
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宮島トイレ掃除の集い 現地視察

梅雨に入ったのに晴天続き、太陽の日差しがまぶしい6月15日の月曜日、
会の世話役をされている竹内光弘さんと二人で、
8月の掃除の会会場となる宮島に現地視察に行ってきました。

竹内さんの車に乗ったままフェリーで宮島まで渡ります。
休日は人通りの多い表参道商店街を車で通り抜けます。
  (10:00~17:30は通行禁止)

宮島 表参道商店街

目指すは宮島各所に点在する公衆トイレ、
フェリーの桟橋に置いてあった「宮島の案内絵図」には、
島の中心部にある公衆トイレ13ヵ所の位置がキチンと記されていました。

宮島案内絵図

車で1ヵ所ずつ見て回ります。

御笠浜の公衆トイレ

男性用小便器、大便器、女性用便器、障害者用便器、
それらの数をメモしていきます。

白壁がきれいでした

竹内さんが汚れ具合もチェックしています。

まずは水濾しの汚れをチェック

トイレ掃除のベテランである竹内さんは、
便器の水濾しを水も流さずひょいっと持ち上げられます。
さすがです。

水濾しに尿石がこびりついています

どの便器も業者さんが定期的に清掃をしているので表面的にはきれいですが、
隠れた部分に尿石がこびりついていました。

宮島の公衆トイレの大きな特徴は、
島にいるたくさんの鹿がトイレの中に入らないよう
すべての入り口に “鹿戸” が設置されていることです。

鹿戸は宮島のすべてのトイレについています

そして宮島は世界文化遺産、日本三景、風光明媚な歴史ある観光地ですので、
どのトイレも建物がとてもしゃれたデザインをしています。
そしてひとつひとつ異なった個性を持ち、それを見ていくだけでも楽しいものです。

みたらい処

和服を着た男子トイレマーク

和風の公衆トイレが多いです

豊かな原始林の広がる宮島の自然の中、
ひっそりと佇むように建てられている公衆トイレもあり、
こんな景色も宮島ならではでしょう。

大聖院から紅葉谷に行く途中にあります

それゆえ時にはこんな珍客も! w(*゚o゚*)w

けっこうロングサイズでした

山肌に建つトイレの横に大きな蛇が ・・・ 。

けどご安心ください。
私は好きで宮島にはしょっちゅう山登りに来ますが、
蛇を見かけることはほとんどありませんので。
本当ですよ。 ^^☆

その代わり鹿はいつでも大歓迎してくれます。
この日も車の周りにまとわりついてきました。
可愛いですね。

鹿は人によく慣れています

腹いっぱいで眠たいの~♪

公衆トイレを一通りまわった後、
宮島の役場と観光協会に挨拶と事前の了解をいただきに行ってきました。

役場の方はとても丁寧な対応で、
普段宮島の公衆トイレ掃除をされている業者さんに了解を取ってくださり、
公衆トイレの地図、その詳細一覧表もくださいました。

宮島の公衆トイレ地図とその詳細一覧表

美味しい宮島名物あなご飯でお腹を満たした後、再びフェリーに乗って島を後にし、
最後は廿日市警察署の署長さんにご挨拶です。

県警OBの竹内さんは署長さんとは懇意のようで、
ここでもいろんな面白い話が聞けました。


ボランティアのお世話をしていると、
なにかと手間と労力がかかって大変なことも多いのですが、
思わぬ人と縁ができたり、
普段見れないものを見られたりして、
得るものや楽しいことがとても多く、
この喜びを一度知ってしまうと、やめることができなくなります。

自然豊かな安芸の宮島も、
観光とは違う公衆トイレ掃除というボランティアを通して接してみると、
きっと普段とはちょっと違う、
また別の宮島の素晴らしい一面が見えてくると思います。

世界に誇る美しい宮島、そのみんなが使う公衆トイレを、
あなたも汗を流しながら一緒に磨いてみませんか。
きっといつまでも心に残るかけがいのない思い出となることでしょう。

8月8日は真夏の一番暑い頃です。
今回は老舗旅館である錦水館様のご厚意で、
掃除の会が終わった後、
錦水館様(錦水別荘)の見晴らし抜群の展望浴場に無料で入らせていただけることになりました。

トイレ掃除で便器とともに心を磨き、
心地よい汗をかいた後に瀬戸内の景色を眺めながら入るお風呂 ・・・ 、
もう最高でしょうね!
  (この後に美味しいビールを飲んだらもっと最高でしょう ^^☆)

公衆トイレを自分の手で磨いてみたい、
この志があれば、お年を召した方でもお子さんでも、
どなたでも大歓迎です。

みんなで楽しく有意義な一日を宮島で過ごしませんか。
8月8日(土)、宮島でお会いしましょう。 ヽ(^o^)ノ

  「宮島トイレ掃除の集い」

2009.6.19 Friday
    

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