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準備の時

今日4月7日(午前4時19分)は満月です。
ここ広島の夜空にも、
美しく輝くお月様が煌々とした光を放っています。

これからは、次の新月である4月21日(午後4時18分)に向け、
約二週間かけて月は少しずつ欠けていきます。


新月は物事を始めるのに適した時です。
前回の新月であった3月22日、
これからは目標を決めて行動していこうと決意し、
そのようなことをホームページに書き、
目標を書くべき紙を机の上に置いて何度か思案したのですが、
結局その紙に目標となる文字を埋めることはできませんでした。

新月と満月は陰と陽のリズムです。
まず行動を起したら、次はそれを反省し、その反省を元に新たなプランを練る、
排出したら吸収する、ふたつのものが循環し、ひとつのリズムを形作っています。

前回新月の時、自分の中で、
まだ目標を明確にするための準備ができていないことを感じました。
そこで導いた目標(!)が、
次回の新月の時までに、目標を定められるための準備をするということです。

そしてそれを強く意識したせいか、
新月21日までにやらなければならないことがいくつも現れてきました。
またそれと同時に、自分にとって大きな課題なのですが、
これまで大切にしていたいくつかのものを手放さざる得ない方向で、
周りのものが動くようになってきました。

自分が心の内で感じていることが、
すべての人に当てはまるものなのかどうかは分かりませんが、
やはりここ最近になって、月のリズムの想念に与える影響が、
以前よりも格段に増してきているように思います。

私にとって次の21日、そしてそこまでに至る日々が、
きわめて重要なものになってきました。

東京にいる私の大親友も、
21日に引っ越しをするとの連絡を受けています。
親しい友であるから意識がシンクロするのかもしれませんが、
大きな流れが目の前で動いているのを感じます。


新たな出発のための準備をするのは楽しいものです。
手放さなければならないもの、
それは大きければ大きいほど、
新たに手に入れるものが大きいということです。

手放すことに痛みを伴ったとしても、
それはそれ以上のものが間もなく手に入るということが約束された、
まさに産みの苦しみです。


私は完璧からはほど遠い人間です。
このホームページにも、自分がいかに怠惰で思慮浅い人間であるのか、
そんなことを随所に書いています。

そんな私ですが、奉仕の精神が旺盛で、
あまり目先の欲に囚われないからなのか、
素晴しい人との出会いや導きには人の何倍も恵まれ、
自然な流れというものを体で感じさせてもらっています。

そんな中、これからの出発の前には準備の期間が必要であり、
今は手放す時、大きなものを手放せば、
必ず近い将来それ以上に大きなものが手に入ると感じるので、
まったく不安はないのです。

これが頭で考え、意図して計画したものならば、
不安が付きまとうのは当然でしょう。


やはり大切なのは “ツキ” です。
月のリズムとともに自然体で生き、行動し、
自分の内に感謝の思いを抱いていれば、
自然とツキが得られるのだと思います。

月のリズムに基づいたスーハのカレンダーによると、
4月20日は「とにかく掃除」、
新月4月21日は、「比べない競い合わない争わない」です。

新月の前までにすべてを洗い清め、
新月を平安な心持ちで迎えたいですね。

  <スーハ・カレンダー>

2012.4.7 Saturday  
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