胎内回帰
すごいが当たり前、奇跡が当たり前、
様々なジャンルでこれまでの常識が大きく覆される、
そんな時代になりました。
なってしまいました ・・・ 。


3月10日、広島から松山までフェリーで向かい、
松山の観光港にいつもヨガナンダを愛読してくださっている
新居浜のHさんに迎えに来ていただきました。
Hさんとは初対面ですが、何度かメールや電話でやりとりし、
このホームページに書かれていることが共通認識としてあるので、
まったく違和感がありません。

Hさんは新居浜でスーハの会が行われている「ひかりのまど」のすぐご近所にお住まいで、
ヨガナンダで「ひかりのまど」のことを知り、
どんなところかな〜と、何気なくその前を通りがかったら、
その日その時間が、月に一度の新居浜スーハ研究会が開かれる直前で、
そのまま中に入り、会に飛び入りで参加し、
スーハの世界とも深いご縁ができてしまったという不思議なお導きの方です。

昨年末に出会った新居浜スーハ研究会代表の森實さんは、
偶然(必然?)にも自分とは二十年ぶりの再会でした。

今回松山では、やはりヨガナンダつながりで京都のTさんとお会いすることになっていますが、
Tさんが考えられたTさんの会社の基本理念が、
『日本中の商談を うれしい、たのしい、ありがとうで、いっぱいにする』
スーハゆうじんさんが掲げられる2013年スーハの柱が、
『うれしい たのしい ありがとう』
と完全に一致しています。

すごいが当たり前、奇跡が当たり前、
本当にこういう時代になったのです。


Hさんと食事をし、コーヒーを飲み、
Hさんの車で松山神泉園ユースホステルに行きました。
  (このたび “神泉園” が名前に加わりました)
松山ユースではエンサウンドの菅順一さんと会うことになっています。

これが松山ユースに何本かあるエンサウンドスピーカーのひとつです。
ただ裸のスピーカーユニットをヨガマットで巻き付け、
中古のCDラジカセで音が鳴るようになっています。



いろんな人にスピーカーユニットを触られ、
センタードームはへこみ、エッジの一部には亀裂が入っています。



けれどこんな状態でも音の方はものすごいのです。
自然で伸びやかな音の響きは、
明らかに普通のオーディオスピーカーの世界とは異なります。

あまりのすごさに、
エンサウンド初体験のHさんはビックリ仰天です。

しばらくしていろんなスピーカーを持って菅さんが現れました。
こちらはiPad用のサウンドスクロールです。



美しい革張りがとってもおしゃれで、
その外観と同様、音もiPad付属のスピーカーとは比較になりません。

iPadをアンプ、スピーカー内蔵のバッグに入れ、
ギターの音を奏でるアプリを使い、
菅さんがデモンストレーションしてくださいました。



バッグに入ったスピーカーから出るギターの音はリアルそのもの、
「これでもうギターの流しができるよ」ってレベルです。

こちらはドラムの音が出るアプリで楽しむHさん、
太鼓のドンドンという太い音も、シンバルのシャーンという金属的な響きも、
とても心地よく耳に入ってきます。



これを何台か用意し、いろんな楽器の音を重ねれば、
楽しいアンサンブルでコンサートができてしまいます。

松山ユースで翌日の午後からエンサウンドのスピーカー作り教室があるのですが、
エンサウンドの音にすっかり魅了されたHさんは、
この日は松山ユースに泊まり、翌日の教室に参加することを即決されました。
音の魅力は人の心を虜にするのです。




さて、ここからがいよいよ真骨頂、本番です。
菅さんが長い段ボール箱を開き、
「まだ未発表なんですけど、すごい秘密兵器があるんです!」
と言って、ひと組のスピーカーシステムを取り出してくれました。

また名称未決定ですが、
耳だけではなく音の振動を体で感じる “ だっこ型スピーカー”です。

イコライザーで重低音を少しだけ大きくし、
カーペット素材の筒型スピーカーの末端を絞り、
筒全体がブルブルと音楽とともに振動し、
それを耳と体で感じるのです。

いやいや、これがとてつもなくすごい!!!
驚天動地、これまで三十数年間積み重ねてきたピュアオーディオの概念が、
一瞬で突き崩されました。

この音は、人の心と体を芯から癒してくれます。
もういったん手にすると離したくなくなります。



これまでのオーディオで、遠く離れたスピーカーから鳴る音を耳で聞き、
外側から関わっていた音、音楽が、
このだっこ型スピーカーによって自分自身と完全に一体となり、
観客ではなく演奏者として、自己の一部として音楽と関わることができます。

いろんなジャンルの音楽を聴き、
その音楽の持つ新たな魅力を発見することができました。

女性ボーカルの美しい響きは、心を清め喜びを与えてくれます。
チェロの重低音は骨格まで震わせ、
まるで自分が大きなチェロという楽器になったように感じます。
菅さんの幼いお嬢さんの笑い声や泣き声も聞かせていただきましたが、
その音を体で感じると、大昔に感じ、すっかり忘れていた何かが刺激され、
胸の奥から懐かしい様々な感情が蘇ってきます。
鯨の鳴き声は ・・・ 、もう言葉になりません。

これまで耳(気導聴力)だけで聴いていた音が、
体(骨導聴力)でも感じられるようになり、
単極の1だったのものが、バランスの取れた両極の1+1となります。
けれどその1+1の答えは2ではありません。
1+1が5にもなり10にもなり、限りない深みと広がりを見せるのです。

これはもはやきわめて上質のヒーリンググッズといっても過言ではありません。
頭の固いオーディオマニアにではなく、
感性豊かな人に聴いて、感じていただきたいです。

心や体を癒すところにこれを置いておくと最高です。
きっと治療やヒーリング効果が倍増するはずです。

家に引きこもったり自閉症の方にも感じてもらいたいと思います。
心に温かいものを感じ、内面の何かが変化してくるかもしれません。

被災地で孤独に暮らすお年寄りを癒してさしあげるのにも最適です。
昔懐かしい曲を体の芯から感じられたら、
生きる喜びも湧いてくるのではないでしょうか。


「この音を一人でも多くの方に感じてもらいたい」
そう願い、その場でスーハゆうじんさんに連絡を入れました。
10日は新月で、砥部のスーハの事務所では新月会という催しが夕方まであり、
そこに集まっている方たちに心と体、魂をも癒すこの音を知っていただきたかったのです。

ゆうじんさんと連絡がつき、
菅さんにもご無理を言って砥部まで一緒に行ってもらいました。

菅さんとゆうじんさんは共通の親しい仲間がたくさんいるにも関わらず、
これまで直接的な縁はほとんどなかったそうで、
この日が実質的に初対面ということになりました。

夕方6時前に新月会が終わり、
残った何人かのメンバーの方たちと美味しいカレーライスをいただきました。
そしてその後でエンサウンドの素晴らし音を順番にご紹介です。



スーハを学んでいる方たちはさすがに感性が豊かで、
菅さんが様々なデモンストレーションをするたびに大きな歓声が上がります。
その音のリアルさ、応用範囲の広さに興味津々です。

そして再び真骨頂です。
だっこ型スピーカーをみんなで回しながら体感してもらいます。
スピーカーはだっこしてもいいし、
ゆうじんさんのように首筋から感じてもいいのです。
そこに決まったルールは一切ありません。



「いや〜これはすごい!」、
今日一日で何度すごいという言葉を聞いたでしょう。
もう本当にすごいが当たり前のようになり、耳にたこができてしまいました。

赤ちゃんを抱くようにスピーカーをだっこする女性を見ていると、
やはり女性の方が感性に優れ、
こういったこれまでの常識を破ったものへの適応力が優れているように感じます。



とにかくいろんな音、音楽をいつまでも聴き続けたい、そんな雰囲気になってきて、
まるで時が止まったかのようです。

部屋の明かりを暗くして、
この「Chakra Suite」を三十分以上聴き続けました、
部屋はもう完全にヒーリングサロンです。

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このだっこ型スピーカーは、普通のスピーカーとしても上質なものです。
音の広がりと素直な響きは、
通常の箱形のスピーカーをはるかに凌駕します。

部屋の中で、どこに座っている誰がスピーカーを抱えていても、
部屋の中すべてが素晴らしい音に包まれ、
リスニングポジションをまったく選びません。
これはこれまでの常識を完璧に打破したとてつもなくすごいことです。
しかもそれを近所のホームセンターで買えるような材料で作り上げているのですから ・・・ 。


人間の五感は母親の胎内で音を聞く聴覚から発達していきます。
その音は母胎を通し、胎児の体全体を震わせるような振動として伝わってきます。

その音、振動を、このだっこ型スピーカーは思い出させてくれるようです。
このページのタイトルにした「胎内回帰」、
この言葉が、このスピーカーの価値を表現する最も適切なものではないかと感じます。

スーハゆうじんさんは日本催眠学会に所属していて、
次回の会議で、このだっこ型スピーカーをみんなで体感してもらえるよう、
そのための提案をしてみると話しておられました。

催眠には、胎児や過去世に遡る退行催眠というのがあります。
きっとだっこ型スピーカーはそのお役に立つでしょう。


翌11日のお昼は、うどんの名店として有名な「踊るうどん永木」に行きました。



エンサウンドの菅さんは旧姓永木で、
この愛媛県一の繁盛店のオーナーだったのですが、
筒型スピーカーのアイデアがひらめき、
それを商品化するために会社を興し、
とても繁盛していたこのお店を他の人に譲ってしまわれたのです。

初めて食べる永木のうどんはとろけるよう麺と上品なうま味の出汁でとても美味でした。


午後からは松山ユースでスピーカー作り教室です。
会場の大きな広間に入ると、
昨日のだっこ型スピーカーが立てられていて、
会場一杯に素敵な音を響かせています。

大広間は50畳ぐらいはあるでしょうか、
そんなに広い部屋でも、このスピーカーひと組で十分音が行き渡っています。



スピーカー作りは約二時間弱、
のんびりと説明を聞きながら進めていけば、
誰でも簡単に立派なスピーカーを作ることができます。



出来上がった自分とHさんのスピーカー二組です。



筒はカーペットをぐるぐると巻いたもの、
スピーカーユニットは10pのものです。
工作の費用は、スピーカーユニットが標準の8pのものが14,000円、
それを10pのものに替えるとプラス8,000円で22,000円、
いずれもアンプ込みの値段です。

部屋に置いて聴くのだったら、
このスピーカーの方がだっこ型スピーカーよりも迫力があります。
こんなおもちゃのような形、簡単な構造で、
ものすごくパワフルで広がりがあり、かつ素直な音が出るのです。


スピーカーを作り終え、
Hさんの車に乗せていただいて新居浜のHさん宅に行きました。
Hさんが作られたのは、10pスピーカーで22,000円のものです。

このスピーカーとアンプに手持ちのiPod nanoを付けました。

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最初部屋に置いて音を鳴らした時は、
「あれっ、こんなものだったのかな?」
と少し期待はすれだったのですが、
少しずつスピーカユニットとケーブルのエージングが進み、
音はしなやかで自然なものへと変わっていきました。

その他スピーカーユニットの取り付け具合を調整したり、
置き場所を変えたりして、そのたびに音はよくなり、
一時間も経たないうちに、音は見違えるように素晴らしいものとなりました。

素直できらびやかなその音は、
総額百万円のステレオシステムと比較して遜色ありません。
逆に設置の容易さ、素直な音、広がり、独特のステレオ感、
聴く場所を選ばないといった点では、
エンサウンドスピーカーの方が勝っています。

しかもiPod nanoに入っているMP3音声は、
CDの音楽データを圧縮したものですが、
そんなことはみじんも感じさせません。

エンサウンドスピーカーは、安い、簡単、効果絶大、デメリットなし、
これからの時代を創り、必要とされるものの特長をすべて兼ね備えています。
しかもエンサウンドの音の広がりは広くあまねく、これは水の時代の特徴とも合致します!

このたびはオーディオ歴三十数年のキャリアが完全に崩れ、
いい意味で足下をすくわれました。


音は人の心を癒し、人を変え、魂をも揺さぶります。
そしてエンサウンドは、
それを手助けする大きな力を持っています。

※ 3月15日(金)、積極人間の集いの講師として菅さんが広島に来られます。
   その時にエンサウンドの素晴らしい音と触れていただくことができます。
   また近郊で、その前後に音とふれあう会を会を開きたいという方は、
   どうぞお気軽にご連絡ください。
   これは実際に体験してみないと理解できない世界です。







2013.2.12 Tuesday  



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