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ヨガナンダ



万物に宿る霊魂

今の大きな時代の転換期は陽から陰、西洋から東洋、ものから心、
物事をバラバラに分析し、それらの違いからものの属性を判断する
科学的思考から、
すべてのものの根底に流れる共通した真理を探究する生命的思考へと
少しずつ推移しています。

深い真理ほどシンプルであり、
それはすべてのものに共通して関わっているものなのだということが、
これから少しずつ明らかになってくるでしょう。


今日は新しく出版されたばかりである
『ホ・オポノポノ ライフ ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる』 という
ホ・オポノポノの本を読みました。

正式な出版日は今日3月8日なのですが、
すでに読まれた何人かの方がAmazon のカスタマーレビューに
絶賛のコメントを記しておられるのが気になって、
早速読んでみることにしました。

ホ・オポノポノ ライフ  ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きるホ・オポノポノ ライフ  ほんとうの自分を取り戻し、
豊かに生きる

カマイリ・ラファエロヴィッチ 平良 アイリーン

講談社 2011-03-01
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ホ・オポノポノ関連の本はすでに5、6冊ぐらい読んだことがあるのですが、
この本はその中でも最も心に響く素晴らしいものでした。
心に響くというよりも、心に染みるといった感じかもしれません。

カスタマーレビューやたまたま見つけたブログに、
「この本は何度も読み返したい」というようなことが書かれていましたが、
その気持ちがとてもよく分かります。


ホ・オポノポノを40年以上に渡って実践されている
カマイリ・ラファエロヴィッチさん(KR女史)が書かれたこの本には、
ホ・オポノポノのノウハウや効果といったことももちろん書かれていますが、
主題となっているのは、
自然豊かなハワイの素晴らしい環境に暮らす著者の
万物に宿る霊魂を見出すアニミズム的生き方であり、
そこにあるあふれるような愛情です。

平易で滑らかな日本語で訳された文章とともに、
本にはたくさんの美しいハワイの景色、自宅や著者の写真が載せられています。
「こんな美しい環境の中で暮らすから、
 こんな自然で素晴らしい生き方ができるんだ ・・・ 」
本を読みながら、心は緑に囲まれたハワイに飛び、
著者と一緒にソファーに腰を降ろしながら
話をお聴きしているような錯覚を覚えました。

元々の宗教は、自然を崇拝するアニミズムから始まり、
それから長い長い年月を経て、
今再びその原点に還ろうとしているように思えます。


ホ・オポノポノのことは以前からよく知っていましたが、
この本を読み、原点として目指すべきところは、
ホ・オポノポノもセドナメソッドもまったく同じであるということを知りました。

セドナメソッドの解放は、
ホ・オポノポノの、ありがとう、許してください、ごめんなさい、愛しています、
この四つの言葉を使ったクリーニングと同じです。

セドナメソッドのように握っているペンを手放そうが、
四つの言葉、あるいはその他ホ・オポノポノのクリーニングツールを使おうが、
それはあくまでもテクニックであり、
自分でいいと思えるものを利用すればいいのです。


セドナメソッドとホ・オポノポノを、どちらも大きな円として表すならば、
その大部分、そして最も大切なところは重なっています。

感情、欲求、過去の記憶、そういったものを手放すことにより、
最高の判断でもって最高の道へと導いてくれる
心の奥底の声に耳を澄まし、今この瞬間を生きていこうということです。

セドナメソッドの素晴らしいところは、
解放すべきものを感情と欲求ととらえ、
それを分析し、きちんと解放する手順を解き明かしているところです。

ホ・オポノポノ、特にこの「ホ・オポノポノライフ」から感じられるところは、
自然豊かなハワイで生まれたものだけあって、
クリーニング(解放)すべきものの範囲を自分の心の動きだけではなく、
すべての動植物や自然、家や土地、車といったもの、
あるいは名前や肩書きといった概念にまで広げている点です。
やはりホ・オポノポノは現代版のアニミズムです。


今感じていることはとても言葉では表現できません。
私たち日本人は、元々万物に霊性を見出すアニミズム的思想を持っています。
この本を読み、心の中ではうすうす気が付いていたけれど、
表面意識にはまだ昇っていなかった心の中の思いが、
喜びの声を上げながら湧き出てきたような感じがします。

これで自分の心縛り付けていたものからより自由になり、
また一歩『心の故郷』に近づけたような思いです。

セドナメソッドの本を半年かけて読み上げ、
今この最高のタイミングでこの本と出合えたことを
心から感謝します。

ありがとう、許してください、ごめんなさい、愛しています♪



2011.3.8 Tuesday  
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