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木の枝結界

植物の枝や葉っぱは、ふたつに切り離してしまっても、
元くっついていた仲間同士、お互い交信をしているのだと教えてくれたのは、
植物の超能力を研究しておられた故三上晃先生でした。

一枚の葉っぱを半分に切り、
根本の部分をLBS(リーフ・バイオ・センサー)という機械のセンサーのところに置き、
もう半分の先っぽの部分を外の土の上に置いておくと、
センサーには、その先っぽの部分があるその土地の情報をキャッチするんだと
私に語ってくださいました。


人間の心の状態、自然の有様を最も如実に反映する音の世界でも、
この植物の持つエネルギーの流れを利用している人がいます。

私が世界最高のオーディオ職人だと考える
ローゼンクランツの貝崎静雄さんは、
木材でラックやスピーカー、床板等を作る際は、
その切り出した順番を「戸籍簿管理」をし、
最もその木材のエネルギーが流れやすい順序と方向で
製品を組み立てていきます。

このエネルギーの方向性と順序を無視しても、
物理的に計測できる値はほとんど、あるいはまったく変わりません。
けれども人間の耳には音楽の鮮度、エネルギー感の違いとして
ハッキリ感じ取ることができます。

これは人間の耳というセンサーが優秀であること、
そして音という情報の中には、
深い精神的なメッセージをも含んでいるということです。


薬師寺の西塔を再建したことで有名な宮大工故西岡常一さんは、
「堂塔建立の用材は木を買わず山を買え」と語られました。

木は一本一本その生育条件によって
日の当たる場所で育った木、日陰の傾斜地で育った木、
それぞれ癖があり、その癖を見極め、
適材適所、それらの癖がお互い最も活かし合えるように使うことが、
長い年月風雪に耐えうる社寺を建てる条件だとのことでした。

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この植物のエネルギーの流れを利用して、
家の中、土地全体に結界を張ることができます。
結界とは、ある領域内をエネルギーの高い状態にすることです。

方法はきわめて簡単です。
長い木の枝を五つに切り、その枝を根本から順番に、
下図のように五角形を描くように家の中や土地に配置するのです。

木の枝結界

順番は反時計回り、
枝は必ず根元から先端方向に順番通りでなくてはなりません。
向きも反時計回りで間違わないようにそろえてください。

五角形は、循環の理である五行の意味合いがあります。
上の図は作図が下手でいびつになっていますが、
五つの枝が流れ通りであれば、きれいな五角形である必要はありません。


これは簡単でお金のかからないものですが、
これまで何カ所かで行って、その効果の大きさは確認しています。

ただエネルギーを循環して回す方法なので、
その元々の空間がものが散らかっていて気が乱れた場所の場合、
その乱れた気がさらにかき乱されるということも考えられます。
ほこりだらけの部屋の窓を開けて風を入れると、
風でほこりが舞い上がってしまうのと同じ原理です。

まずはきちんとスペースクリアリングをし、
部屋の気を整えてから実施してください。

車の中にも同様に、この配置で木の枝を置くと、
その車内空間がより一層快適になり、
燃費にも影響を与えるかもしれません。


私たち人間が命を持っているように、
一本一本の植物もまた命を持っています。

そしてその命が切り離されてしまっても、
その部分部分で小さな命を保っていて、
その小さな命同士、お互い交流を続けているのです。

2010.2.25 Thurseday

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