観音・元宇品
今日は暖かな休日、ポカポカと春先の陽気が感じられます。

どこか近場の山へでもと考えましたが、
近くの山はだいたい行って、ホームページに日記をアップしていますので、
今日は数日前にオープンしたばかりの観音の「マリーナホップ」
サイクリングをかねて出かけてみることにしました。

広島市内のはずれ、ある意味ちょっと辺鄙なところです。
交通アクセスが、マリーナホップの手前は、
上下線一車線ずつの道路が一本あるだけです。
かなり渋滞することを予想していましたが、案の定その通りになっています。

今日は駐車場まで一時間待ち、ひどい時は三時間待ちだそうです。
かなり手前から歩いている人もいて、狭い歩道は自転車と歩行者でいっぱいです。



今日のような天気のいいときはいいですが、
雨降りなんかだとちょっとつらいですね。

近くまで来ると、駐車場の向こうに大きな観覧車が見えてきます。
右奥に見える山は似島(にのしま)の安芸小富士です。



大きなシュロの木が、異国情緒をかもし出しています。

自転車を置いて中に入り、まずは一番奥の観覧車の方へと進んでいきました。



広島近辺にはなぜか本格的な遊具のある遊園地がありません。
のうが高原、広島ナタリ、呉ポートピアランド、すべて閉鎖され、
遊園地と呼べる場所が、ここ数年、この大都市圏にひとつありませんでした。

それだけにこの観覧車は貴重ですね。
嬉しいというより、なんだかホッとします。

観覧車の真向かいのステージではイベントが行われています。
広島アクターズスクールの子供たちが歌とダンスを披露しています。



幼稚園ぐらいのチビッコから高校生ぐらいの女の子まで、
なぜか女の子ばかりです。
そういうところなのでしょうか。



見ている人も結構います。
こんな中、デジカメ片手に写真を撮るのは、
オタッキーみたいでちょっと恥ずかしかったです。

観覧車とステージのある場所は、施設の一番端っこで、その先は海です。
あいかわらず景色がいいですね。
ヨットも何艘か浮かんでいました。



ここはマリーナ、当然ヨットがたくさん停泊しています。



観覧車のふもとには、ほんの少しですが遊具があり、
小さな子供さんを連れた家族連れでにぎわっています。



かなり広い敷地、シュロの木がたくさんあって、青い空、
建物はみな派手な色使いのアメリカナイズされたものばかり、
日本にいることを忘れてしまいそうです。



昔アメリカのロスアンゼルスへ行った時立ち寄った、
フィッシャーマンズワーフユニバーサルスタジオの雰囲気ととてもよく似ています。
広島は瀬戸内海気候で爽やか晴天の多い土地、
日本の中では、アメリカ西海岸のカリフォルニアと気候的にも近いといえます。

ここはアウトレットモール、衣類、スポーツ用品、雑貨、日用品、
わけありの安い商品を扱っている店がたくさん集まっています。
当然飲食店もたくさんあるのですが、どこも長蛇の列です。



ところで・・・、飲食店といえば今話題の「愛地球博」
ここは弁当持ち込み禁止で苦情殺到とか・・・。
全然地球にやさしくないですね。



こんな画像をネットで見つけました。
会場内衛生対策、テロ対策とのことですが、どうなんでしょうか。

──┐
   │                _[係]
   │   J(;'Д`)し       (`Д´ ) <ちょっと待て!弁当持ってるな!?
   │     (  )\('д`) ロロヾ(  )
   │     ||  (_ _)ヾ    / └
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
──┐
   │                _[係]
   │   J( ;'A`)し       (`Д´ ) <弁当は持ち込み禁止だ!
   │     (  )\( 'A`) ロロヾ(  )   捨てるか今すぐ喰え!嫌なら帰れ!
   │     ||  (_ _)ヾ     ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


施設の中はどこもゆったりとしていて、ベンチもいたるところにあり、
なかなかくつろげます。



これだけ広々とした空間を確保しようと思ったら、
やっぱりこんなちょっと町外れのとこしかないですね。
それに景観もいいし、アウトレットモールには最適の場所なのかもしれません。


マリーナホップを後にし、次に向かったのは元宇品、
ここもマリーナホップと同様ちょっと町外れの景観のいいところです。

観音のマリナーホップのそばには、ヨットがたくさんありましたが、
ここ元宇品には、モーターボートがたくさんあります。



中央奥が元宇品の山、左の建物が広島プリンスホテルです。

ホテルの裏からはきれいな瀬戸内の島並みが、
これはもう絶景と呼ぶにふさわしいですね。



ちょっと歩くと海岸があり、家族連れや釣り客が数グループ、
楽しい時を過ごしています。



こんな素敵なところが家の近くにあるなんて、本当にありがたいことです。

瀬戸内海は本州側でいえば東は兵庫県から西は山口県まで、
この広い範囲で見える景色は様々でしょう。
その中でも、この広島あたりから眺める島並はなかなかのものです。
広島の自慢できるもののひとつです。

元宇品は海岸沿いをぐるっと歩くことができますが、
台風、高波の影響でしょうか、それとも自然と侵食されていったのでしょうか、
コンクリートでできた歩道がいたるところで崩壊しています。



カメラマンの影が映ってますね。ヽ(^o^)ノ

この写真なんかすごいです。



壊れてはいるものの、ピョンピョン飛び跳ねれば歩けないことはありません。
足元注意です。

しばらく心地よい潮風にあたり日が暮れる前に帰路に着きました。

身近なところにも素敵なスポットがあるものです。
初春の爽やかな一日でした。

2005.03.21 Monday



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