文明法則史学

文明法則史学とは、長年歴史の研究を続けてきた故村山節(みさお)先生が、1938年に発見した歴史の持つ生命リズム(バイオリズム)とその法則です。
これはこれまでの歴史学の常識を大きく覆すものです。

歴史は偶発的に起こる事象の集合体ではなく、ひとつの生命現象としてのリズムを持ち、そこからいくつかの法則性を見て取ることができます。
村山先生は、そのことを自宅の廊下に長大な年表を敷き詰め、それを分析することによって発見されました。

文明法則史学

林英臣著 「まんが歴志学」より

そのバイオリズムとは、世界を東と西の二つに分けると、文明はちょうど1600年周期で東と西で興亡を繰り返し、それを図で示すと、生命を司る遺伝子DNAと同じ形、二重らせん構造になっているというものです。

文明総図

21世紀は、アジア文明が栄える時代です。

村山先生は、1600年周期の大きな文明の波をCC(シビリゼーション・サイクル)と名付けられ、
そこには概ね四つの社会秩序が発生することも発見され、それをSS(ソーシャル・システム)と呼ばれました。
この歴史の二重らせん構造に乗る四つのSSの四という数字は、遺伝子DNAを構成するA、T、G、C四種類の塩基、また季節を表す四季とも同じです。

遺伝子DNA

<生命と文明の法則 ・・・ 二重らせん構造>

周期構成要素
DNA空間超ミクロ四塩基
文明東西1600年4SS
季節南北1年四季

このように歴史が1600年サイクルの東西文明の二重らせんを描くのと同様に、季節は南北で、一年サイクルの二重らせんを描いています。

歴史と気候の二重らせん構造

村山節著「文明の神秘と法則」より

四季にそれぞれ特徴があるように、社会秩序SSにも冬(幼年期)・春(少年期)・夏(青年期)・秋(壮老年期)、それぞれの四季に相当する個性があり、冬は暗黒政治がはびこり、春に文明の薄明かりが見え、夏にそれが開花し、壮老期の秋には最高の文明が生まれ、哲学、思想、宗教といったものが創造されます。

1文明サイクル

歴史の流れと自然界のリズム、生命現象とには驚くほどの類似性があり、この研究は村山先生亡き後も多くの研究者によって続けられていて、その生命観の正しさは着実に立証され、広まりつつあります。

backhomemenunext