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利き耳の能力差

あなたの利き腕はどちらですかと問われて、答えられない人はいないと思います。
しかしあなたの利き耳はと問われたら、すぐに答えることができますか。

利き耳とは普段言葉を聞くときに使っている耳、
電話で話をする時に受話器を当てる方の耳です。

右の耳は左脳支配、左の耳は右脳支配です。
しかし脳の言語を処理する機能は左脳にしかありません。
つまり利き耳が右の人は言語情報がストレートに左脳に入りますが、
利き耳が左の場合、一旦言語情報を右脳に入れ、
その後脳梁を通って左脳に入れるという遠回りをしてくるのです。

その時間差は100分の1秒、しかしこのわずかな差が
脳の処理能力に大きな違いを生み出すのです。

テレビの「あるある大辞典」でこんな実験をしていました。

右が利き耳の水島さん、左が利き耳の小林さん、二人に10品目を口頭で伝え、
それらを正確に買ってこられるかどうかの実験です。

     小林さん・・・6品正解
     水島さん・・・10品全部正解

『利き耳が左の人は、判断力、記憶力、集中力が落ちると思われます』
                           (医学博士 雀部忠雄先生) 


右が利き耳の主婦3人、左が利き耳の主婦3人、
それぞれ利き耳の方においたカセットから流れてくる4桁、5桁の数字を聞いて
紙に書き取ってもらいます。

     『右耳チーム』・・・40問中 平均39点
     『左耳チーム』・・・40問中 平均22点

左が利き耳の場合、わずかな認識の遅れで聞き間違えや物忘れなど
様々な影響が生まれます。 

あなたの利き耳はどちらですか。もし利き耳が左であるならば、少し努力がいりますが、
普段から極力右の耳だけを使うようにして利き耳を矯正した方がいいでしょう。

利き耳だけでこれだけの能力差が生まれるとは、
まことに不思議な聴覚の世界です。
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