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身体との対話<7>

いつも私のホームページを見てくださる方からメールをいただきました。
私のお伝えしている「体との対話」とよく似たチネイザンタッチという
ヒーリング方法があるとのことです。
  <日本チネイザン協会オフィシャルHP>

チネイザンタッチについては名前すら知らなかったのですが、
ネットでいろいろ調べてみて、とても興味を持ち、
自分自身でもう十年以上続けている「体との対話」について、
あらためて振り返る機会を与えていただきました。

チネンザンタッチは主にお腹を擦る(タッチ)する方法のようで、
チネイザンとは、氣内臓療法という意味だそうです。

だれかがだれかに治療をしたり、また一人でやったり、
愛犬にタッチをするドギーチネイザンというのもあるようです。


ホームページの中に、
元来、内臓と感情には密接な関係があります。
チネイザンでは内臓に直接働きかけるとともに、感情のバランスも整え、
全体の生命力を高めることを目指しています。

とありましたが、これは私の考え方と100%一致します。
やはり真理はひとつです。

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私は毎日感謝の言葉をかけながら手のひらで体を擦る時、
気というものをまったく意識したことがないのですが、
気とは、感謝、労りの思いとほとんど同じものなのだということに気がつきました。

体を擦る時、意識して気を送ろうと考える必要はないのです。
ただ今日一日元気で過ごせたこと、
心臓が休まず動き、内臓がしっかり働いてくれたこと、
脳がたくさんのことを考えてくれて、
手足が動いていろんな所に行けていろんなことができたこと、
ただその「当たり前」と思っていることがいかにありがたいか、
そのことに一日たった一回だけでも思いを馳せ、
感謝の言葉とともに思いを送ればいいのです。

水に住む魚が水の存在に気づかず、
私たちが普段空気の存在を意識しないのと同じように、
今日も一日体がしっかり動いてくれたというその偉大なる恵みを
私たちはつい気づかずに過ごしてしまいます。

「体との対話」は、一日一回、当たり前の偉大さを思い出すための感謝行ですね。

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今日の地元広島の中国新聞(ネット版)に、
こんな記事が載ってました。

<バイク事故乗り越え墨絵展>



 3年前のバイク事故で下半身と左手の自由を失った、江田島市大柿町の新庄大地さん(19)が、墨絵の展示会を江田島町の学びの館で開いている。後遺症で自暴自棄になった時期もあったが、亡くなる前の祖父の言葉をきっかけに半年前から描き始めた。「大好きだった祖父に見てもらい、感謝の気持ちを伝えたい」と願っている。

 墨や10種類以上の顔彩(がんさい)を使い、和紙にコイや竜、人物などを描いた25作品を展示。独学で丹念に仕上げている。「緑竜図」と題した作品には、怒りで雲に昇る竜を細かなうろこの描写で鮮やかに描いた。

 バイク事故で、脊髄(せきずい)と左手の神経を損傷。全国の病院を巡って治療を続けた。歩く人を見るのさえも嫌な毎日。

 そんな日々を変えてくれたのは、2年前に病気で入院した祖父だった。半年後に亡くなったが「おまえも頑張れ」と、最後まで応援してくれた。「自分には右手が残っているじゃないか」と、考え方が変わっていった。

 病院で洋風の装飾技術を習ったが、好きな日本の伝統を生かして描きたいと独学で墨絵を始めた。現在はリハビリを続けながら、毎日机に向かう。

 展示会は10月25日まで。火曜日と祝日は休館。学びの館=電話0823(42)1145。



人が経験することは、すべて自らが望んだものだと考えています。
そして本来そのこと自体に善悪という二元的な価値はありません。
すべては何かを学び、気づくためものです。
そのことそのものではなく、それを自分がどう捉え、どう活かすかというところに
意味があり、価値があります。

『すべてのものに感謝をする』
これは人生で学ぶべき大きなテーマのひとつでしょう。
「体との対話」は、そのための最高の方法のひとつだと思います。



上の動画の最初に出てくるコピー
『いつも癒してくれてありがとう、今度は私の番だよ』
この言葉がとても心に残りました。

ワンちゃんは言葉を使ってしゃべることはできません。
飼い主の体をタッチして癒すこともできません。
けれども可愛らしいワンちゃんのその姿、仕草、表情、
それに飼い主の人の心はどれだけ大きな安らぎを与えてもらうでしょう。

『いつも癒してくれてありがとう、今度は私の番だよ』
愛とはお互いの思いの交換なのですね。
そして愛とは無償のもの、見返りを求めないもの、
見返りを求めなくても相手から愛を感じ、それを自ら与えていく、
愛とは交換し、循環していくものです。

太極図

これは宇宙の縮図太極図とまったく同じではないですか。
時空の真理はどこまでシンプルでかつ偉大なのでしょうか。


爪もみはお互いにする方が心地よく、
それが天国の姿だということを以前書きました。

体をタッチする「体と対話」、チネイザンタッチも同様です。
できれば親子、夫婦、身近な人同士、
お互いを思いやる心を持って、できれば言葉を掛け合ってマッサージすれば、
とても素敵な時が持てると思います。

一人でする場合でも、
これは自分の心と自分の体との愛の交換であり循環なのですね、
そのことに今日気がつくことができました。


「体との対話」からいろんなことを感じさせてもらうことができます。
今日もしっかり自分の体を労って、感謝の言葉を捧げたいと思います。



2008.9.28 Tuesday

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