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引き受け気功<5>

今は金属の時代から水の時代への大転換期、
新たなる水の時代を象徴する素晴らしいものが次々と生まれてきています。

水の時代の特徴は、広くあまねく、
簡単で易しく、深く幅の広いものです。

けれども水の時代を象徴する素晴らしい数々の知恵も、
ほとんどの場合、金属の理に基づいた
資格や金儲け主体の普及方式を伴っているのは実に悲しい現実です。


その点引き受け気功は創始者の藤谷康充先生のお人柄でしょう、
実に気軽でさりげなく、そしてしなやかでなめらかに、
まさに水の如く、
あるいは藤谷先生はお酒が大好きですのでアルコールの如く(?)、
まったく無欲な組織の運営方法は、
まさにこれからの時代のひな形です。

これだけ素晴しいもの、
普及方法によってはいくらでも金儲けができるでしょうに ・・・ 。
それをあえて本を読むだけ、
または低価格のセミナーを一回聴くだけでOKという形にしているのには、
本当に頭が下がる思いです。

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ネットで調べると、藤谷先生は車で全国を移動し、
サウナ等で寝泊まりし、そこで一杯やりながらのんびりと過ごされているようです。

藤谷先生こそ下座に降りた下町の聖者ですね。
私は “本物” という言葉があまり好きではないのですが、
あえてその言葉を使うならば、
藤谷先生こそが、これからの時代の “本物の人” だと思います。


引き受け気功を続けて三年になりますが、
その奥深いところまではなかなか到達できません。
少しずつ少しずつ新たな気づきを得ています。

引き受け気功の引き受けるとは、
言葉だけで「引き受けます」と言うのではなく、
実際に心から自分の身の回りの災悪をも引き受ける心構えが必要です。

これは当然のことであり、
基本中の基本なのですが、
このことを体で理解するのはとても大変なことです。

逆にこれを日常すべての思考の基本にできたならば、
それはまさに菩薩の境地でしょう。


あるご婦人に引き受け気功の話をしたところ、
その方は引き受け気功をよくご存じで、
以前はずっと続けておられたそうです。

ではなぜやめてしまわれたのか?
その方はこうおっしゃいました。

「引き受け気功をするといいことが起こると思って始めたんですが、
 どうもいろんなトラブルがあったりして、よくないみたいなんです。
 それで数ヶ月続けたけど止めてしまいました」

この方は “引き受ける” ということをどんな風に考えておられたのでしょうか?

ただ頭の中で “引き受ける” と考えたら、いやなものが回避できる、
ラッキーなことが起こるんじゃないか、・・・
だったら私も “引き受ける” という言葉を動作とともに唱えてみよう。
この程度の考え方だったのではないかと思います。

きっと心の底から本当に引き受けるという意識がなく、
逆にこの気功をすれば “引き受けなくてすむ” という意識の方が
強かったのだと思います。


昨年、ここ広島から遠く離れたところに暮らす大親友に
あるとてつもなく大きな災難がふりかかりました。
その災難は私とは直接関係のないものなのですが、
その災難の中身が奇跡としか呼べないような偶然で、
私や広島との深い関わりを示すサインに満たされていました。

その災難が起きてから、私は引き受け気功やホ・オポノポノ
毎日その事に対して祈り続けました。
そしてそれは今も続いています。
彼のためでもあり、また私自身のためでもあります。

今年になって、私にあるトラブルが起こりました。
結果的に物理的被害はまったくなかったのですが、
それが解決するまでの時間的ロス、精神的苦痛は相当のものでした。
そのトラブルの最中、これは大親友の元に起こった災難と規模はまったく違うものの、
同じ種類のものであることに気がつきました。

「もしかして、これは私の祈りが通じたサインかも ・・・ 」
そう思うと、心の奥に小さな喜びの灯火が光りました。


繰り返しますが、引き受け気功の “引き受ける” とは、
本当に心の底から、身の回りに起こるすべてのこと、
いいことも悪いこともすべてを “引き受ける” ということです。

今、シンクロニシティー、引き寄せの法則といったことが
たびたび語られるようになりましたが、
そういったスピリチュアルなことに興味のある方でも、
自分にとって都合のいいことは自らが引き寄せた導き、シンクロであり、
都合の悪いことは偶然起こった災難だと考えている人が多くおられます。

しかし出合いの目的が学び、気づきであるとするならば、
都合のいい出合いよりも、
都合の悪い不快なものの方がより多くの学び、気づきがあり、
自らが望んで得たものだといった側面があると思います。


“引き受ける” ということの本質は、
すべての原因を己のうちに求めることであり、
究極の幸せは、すべて今現在の自分が内側に持っていることなのだということへの
気づきでもあります。

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  引き受け気功<6>

2010.02.24 Wednesday
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