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半身浴

体を芯から温め、毒素を排出して美容にも健康にもいいといわれる半身浴、
これをするようになってもう8年ぐらいになります。

日本人は風呂好きで、多くの方が熱めのお湯に肩までゆったりとつかることが、
一日の疲れを癒やす至福のひと時だと思っておられるようです。
けれども熱いお風呂は血液の粘性を高め、心臓にも負担をかけてしまいます。
肩までどっぷりとつかるのも、
本当は心臓や肺に重い水圧をかけ体を疲れさせる原因となるのです。

みぞおちから下だけをお湯につける半身浴、
やってみられた方はお分かりでしょうが実に身体がラクなのです。
とても開放感があります。
たまに温泉などに行くと肩までしっかりお湯につかることがありますが、
胸が圧迫されたような感じで息苦しくなります。

半身浴だと湯冷めをするのではないかと心配されるかもしれませんが、
20分〜30分ぐらい時間をかけて入浴すると体の芯までしっかりと温もり、
長い時間その温かさが体の中に残りとても心地のいいものです。

また心臓や肺に水圧による負担がかからないので血流がよくなり、
内臓もよく働くようになります。
他にもダイエット効果、お肌がきれいになる、数々の不定愁訴が改善されるなど
いいことずくめの健康法です。

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私は半身浴を始めた当初から
浴槽の中では呼吸法をしながらお湯につかっています。
呼吸法をすると血液の循環が促進され、
ごく短時間で全身が温もりしっとりと汗ばんできます。
それと入浴中はリラックスタイムで脳がα波状態となるので、
呼吸法をしながらイメージトレーニングをするにはピッタリの場所なのです。

呼吸法をする際は『クンバハカ法』を忘れずに。肛門は締め、肩は脱力です。
半身浴の心地よさ、健康増進の効果は、
どなたも実際に体験してみられるとよくお分かりになることでしょう。

温かいお風呂で心も体もホッカホカです。
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