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栄養補助食品

先に『「健康食品ブーム」を嗤う』<2><3>で、
高価な「健康食品」、またそれを販売することが
ブームとなっている現状に対して
多少否定的なことを述べさせていただきました。

しかしながら食を取り巻く環境が極めて悪化している現在、
不足しがちな栄養を補ってくれるなんらかの「栄養補助食品」
といったものも必要ではないかと考えています。

とにかく食材そのものが、昔と比べ大きく変わってしまいました。

店先に並ぶ野菜、見た目はとてもきれいですが、
野菜そのものが本来持っている自然な味わいが
どんどん失われつつあります。

目を瞑って食べると、ほとんど味のない野菜が多くなり、
その分大量の調味料を使って味をごまかしているのが現状です。

五感はすべて統合されています。
強烈な刺激で「大量消費生活」へと導かれている私たちは、
味覚もまた強烈なものを求めるよう「教育」され、
慣らされていると言っても過言ではありません。

街中のファースドフードの店は、原色の色鮮やかな色彩に満ちています。
軽快なテンポの音楽が流れ、味付けも当然それに対応するように
濃厚なものとなっています。

「お持ち帰り」のハンバーガーを
落ち着いた家の中で、静かな自然の中でじっくりと味わってみてください、
いかに私たちが過剰な刺激に慣らされているか
感じることができるはずです。

これは昔から日本にある「わび・さび」、「ハレとケ」の文化とは対極のもので、
日本文化の崩壊です。

スーパーサイズ・ミー」、近日公開のシリアスかつユーモラスな映画です。
是非クリックしてみてください。


劣悪なる食環境改善に必要な「栄養補助食品」、
これまで数え切れないぐらいの種類を口にしてきました。

その中には一本、一ビン一万円を超えるものも多々ありましたが、
幸い(?)なことに、身体でハッキリと効果を体感できたのは、
どれも安価なものばかりでした。

もしかしたら潜在意識、先入観がそのような結果を導いたのかもしれませんが・・・。

これはあくまでも私の「個人的な体験」ですが、
おすすめと思えるものをいくつかご紹介してみましょう。


「根昆布」

二十年近く前に、うつみ美土里さんの書かれた「根昆布健康法」という本を読み、
錠剤のものや粉末、現物そのままのもの様々試してみました。

当時遅咲きのニキビがあった私とって肌がとてもきれいになり、
効能通りとても効果のあるものでした。

知り合いの方にすすめたら、
女子高生の娘さんのお肌が一週間ほどできれいになったと
喜んでおられました。

普段の食生活で不足しがちな微量栄養素の豊富な海藻類、
その中でも根昆布は特にいいものですから、
体調が整えられるのは当然でしょう。

  「根昆布という自然の薬」
  「根昆布健康法のすすめ」

道東産・根昆布三年物 450g【海藻問屋『自然☆健康・倶楽部』】 ← おすすめ根昆布!


「ビール酵母」

一昨年、知り合いからもらって飲んでみて、身体に大きな変化がありびっくりしました。

まったく何気なく、期待もなく飲んだのですが、飲んだ翌日身体の内側から
力が漲ってくるのがハッキリと感じられ、
自転車を漕いでいてもついついペダルに力が入り、いつもより速い速度で走ってしまう、
それぐらい劇的な効果がありました。

昔からエビオス強力わかもとといった
錠剤の栄養補助食品で有名なものだったのですね。
知りませんでした。

長期間熟成された味噌、醤油、漬物といった
良質の植物性発酵食品の摂取量が激減した
現代の食生活に「ビール酵母」は福音だと思います。

粉末のビール酵母ですと一か月分で千円ほどですので、
気軽に口にできます。

ビール酵母を製造段階で除去した市販大手メーカーのビールに少し加えると、
香ばしくて本来のビールの味わいが復活し、これもまたおつなものです。

  「ビール酵母研究所」

ビール酵母細胞壁100%ダイエット【問屋さん.net】  ← おすすめビール酵母!


「亜麻仁油」

麻の一種、「亜麻色の髪の乙女」の亜麻を原料にした良質の油です。

麻というのはご存知大麻、麻薬の原料で、恐ろしい植物というイメージがあるかもしれません。
けれども麻は食材として、薬として、紙や衣類の原料として極めて有用な植物で、
危険性もほとんどありません。

なぜ忌み嫌われ、危険な植物として規制の対象になっているのか。
意図的に何らかの圧力が加わっているとしか思えません。

是非こちらをご覧ください。
  「麻と人類文化」
  「大麻堂」

そんなこともあって、いろいろとネットで大麻を調べていて、
この「亜麻仁油」のことを知りました。

直感的に「これは絶対にいいものだ」と感じ、
広島の「健康ショップ」を手当たり次第に探したのですが、
要冷蔵で扱いにくいからでしょうか、どこにも扱っている店はありませんでした。

そこで懇意にしていただいている「あったかぽけっと」
というお店に頼んで仕入れてもらいました。

亜麻仁油、期待に違わずすごいものでした。
飲んで三時間で身体に反応が表れました。

やはり自転車に乗っていて感じたのですが、身体がすごく滑らかに動き、
まるで身体という機械に潤滑油をさしたような大きな変化がありました。

良質の油を飲んで身体がスムーズに動く、
あまりの理論通りの変化に思わず笑ってしまいました。

「ビール酵母」が身体の内からエネルギーが湧き上がってくるのに対して、
「亜麻仁油」は動き、働きを滑らかにするという効果があるようです。

亜麻仁油は要冷蔵で、賞味期限が製造から半年というのが流通上の欠点です。
残念ながら「あったかぽけっと」さんでも扱われないようになりました。
たくさんの方たちにおすすめしたのですが、ほとんどの方が「一度きり」だったようです。

こんなに素晴らしいものなのに、残念なことです。

もちろんネット通販等で購入は可能です。
これも一か月分で千円ほどです。

  「亜麻仁油を摂ろう」
  「イオ日記 亜麻仁油」

亜麻仁油【☆ワクワク120%健康生活☆ リ・メンバー通販ショップ】← おすすめ亜麻仁油!


「炒り玄米」

最も大切で主食となる食材、穀物、その王様のお米を全体食とする玄米が
身体にいいのは当然です。

最近は玄米を食べる方が多くなってきましたが、美味しく炊くには圧力鍋が必要で、
おかずを含めた食生活全体が大きく変わりますので、
家族全員の協力と決心が必要です。

私は玄米を食べると目に変化が表れます。
玄米を食べるようになると、三日以内ぐらいに視力が上がってきます。

玄米の栄養素がいいのか、玄米にすると必然的によく噛むようになるので
それがいいのか、いずれにしても基本中の基本の健康食品です。

素晴らしき食材、玄米ですが、それを手軽に摂る方法があります。

玄米をこんがり炒って食べやすくする「炒り玄米」です。

玄米に少し塩味を付けて炒るだけです。
極めて簡単にでき、かつすごく美味しいのです。

炒るための道具は普通のフライパンではなく、
土鍋かセラミック鍋、ほうろく等が適しています。
遠赤外線が出るものでなければ、
なかなか玄米の芯までこんがり火が通りません。

鍋に適量の玄米を入れ、
中火か弱火で時折かき混ぜながら炒っていきます。

少し塩味があった方が美味しく、栄養バランスが取れますので、
適量の自然塩を溶かした塩水を作り、それを上から注ぎます。

塩を直接かけると、よく混ざらず味もしみ込まないので、
塩水を注ぐのがいいのです。

こんがりキツネ色になり、中までよく炒れたら出来上がりです。

炒り玄米、本当に美味しいです。
いろんなところに持っていって食べてもらいましたが、どこでも大好評です。

熱い出来たてのもの、冷めたもの、どちらもとても美味しいです。

おやつ感覚でポリポリ食べられるし、
お酒のおつまみにもグッドです。

袋に入れて外に持って行くことも簡単です。
是非試してみてください。

  「炒り玄米の作り方」


前にも書きましたが、
本来は普段の三度の食事できちんとした栄養を摂ることが基本です。

「健康食品」、「栄養補助食品」、
これらの言葉が死語になる日が来ることを願っています。
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