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美への道<2>

女性の美しくなりたいという思いは洋の東西、時代を越えた永遠のテーマです。
エステティックサロン、美容整形、ダイエット、・・・今の日本でもビューティー産業は花盛り、
全くの不況知らずといった感じです。

ここではお金をかけずにすぐ実行でき、楽しく効果的に美しくなれる方法を
いくつかご紹介いたしましょう。


美しい姿勢、歩き方のために

最近若者が道ばたや電車の中でしゃがみこんでいる姿をよく見かけます。
これは一過性の流行、風俗というよりも、日本人の身体が変化をしてきて、
若い人たちの下半身、肚(はら)に力がなくなってきたことが大きな原因と考えられます。
肚に力がなければ、その上に立つ背骨を真っ直ぐに保つことはできません。
背骨が曲がり猫背になり、上半身の負荷を肚ではなく背中で支えることになり、
静止した直立姿勢をとることが困難になってきます。

美しい姿勢、歩き方のポイントは、この背骨を真っ直ぐに保つことにあります。
力むのではなくあくまで自然体で背筋を伸ばすことが理想です。
そのためには肚を鍛えることが必要不可欠です。
普段運動不足の人はなるべく歩くことによって下半身を鍛えるようにしましょう。
食べ物をよく噛むことも大切です。気功、呼吸法を日々実践できれば最高です。
肛門を意識的に締める動作も簡単ですが効果があります。
一日何十回か気のついた時にキュッキュッキュッと実行してみてください。
特に食事の前に行うと、胃腸の調子がよくなり、より一層効果的です。


自然体で背筋を伸ばす姿勢とは

  ・肚に力が充ちている
    肛門が軽く締まっている状態です。
  ・背筋が伸びると同時に上半身から力が抜けている
    肩や背中の筋肉から力を抜きます。
    頭のてっぺんに風船をつけて、上から引っぱられるイメージです。

この姿勢は美しいだけではなく、理想的なリラックス姿勢であり、
武道家の構えにも通じる心身の能力を100%発揮させる究極の姿勢でもあります。
この姿勢が自然にできるようになると、
余分な肉がとれ体形も理想的なものに自ずと変化していきます。


鏡のトレーニング

人間は生まれてから死ぬまで、一度たりとも自分の顔を直接見ることはできません。
写真やビデオ、鏡などの間接的手段を通してしか
自分の顔、表情を知ることはできないのです。

日常生活の中で自分の顔を見るのは一日に数回、鏡の前に立つ時だけでしょう。
人はこの限られた時間の中で自分の姿を確認し、頭の中に
自己イメージを作り上げていきます。
それだけに、この限られた時間を有効に活用することができれば、
自己イメージを変えることはさほど難しいことではないのです。
毎日鏡の前に立つ時には、あなたの最高の表情をしてください。
そして鏡の中のあなた自身に優しい励ましの言葉をかけてください。
笑顔を浮かべ「あなたは美しい、とっても素敵だよ・・・」と。
すぐに内面からの変化を体感できるでしょう。そして毎日鏡を見ることが楽しくなってきます。
ベットの横に鏡を置き、夜寝る前と朝起きた時の語りかけを日課とするのもいい方法です。
潜在意識の中に、あなたの素晴らしい自己イメージがよりスムーズに入っていきます。


美人になる方法

「泥かぶら」という演劇のお話です。
主人公の「泥かぶら」は孤児で外見の汚いいじめられっこの女の子です。
彼女は出逢ったお爺さんから美人になる方法を教わります。
そしてそれを一生懸命に実行するうちにどんどんと境遇が変わり、
最後には非道な「人買い」までも改心させてしまうというお話です。
彼女がお爺さんから教わった美人になる方法とはこの3つです。

    ・自分の外見を恥じないこと。
    ・人には親切にすること。
    ・常に笑顔でいること。


真の美しさは内面からにじみ出てくるものです。
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