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難聴完治

昨年来聴力が落ち、調子の悪かった右耳(ミーちゃん)の状態が、
お陰様で元通りになり、無事完治いたしました。

調子が悪くなったと感じた正確な日は覚えていないのですが、
たぶん昨年10月頃に右耳の聴力低下を感じ、
それ以降三ヶ月間ほどは、
完全ではない状態で聴力が上がったり下がったりを繰り返してきました。

特に起きた直後が調子が悪く、
右耳の聴力がひどく低下するととともに、大きな高い音で耳鳴りが響いていました。
そしてそれが時間とともに緩和され、
午後から夜にかけて少しずつよくなってくる、
それが一日のリズムです。

日によっても調子は異なり、
生活が不規則で体に疲れが残ったり、
精神的なストレスが溜まっていると、
それに応じて耳の調子も悪くなるように感じました。

かといって心身ともに状態がいいと耳も調子がいいとは限らず、
耳がよくなることを願っていろんな工夫や努力をし、
自分の心の内を見つめたりしながら、
少しずつ「耳がよくなって欲しい」という己の思いよりも、
右耳ミーちゃんの意志を尊重したい、
そんな風に心が変わってくるようになりました。


人間の持つ肉体の生命は有限ですが、
その根底に宿る魂は永遠不滅です。
そして己の本質はその永遠不滅の魂であり、
魂を宿すものとして今世耳を含んだ肉体を “借りて” います。

そのことを今回のことでより深く心に刻むことができ、
その有限な肉体を大切に思い、扱うと同時に、
その “肉体の意志” というものをより尊重したいと思えるようになりました。

この60兆個の細胞でできている人体、そして人生もすべて、
決して無駄なものなど何ひとつないと感じています。
今回右耳が難聴になったことを通し、
そこから何かを感じ取りたいという魂の意志、
やはりそれを何よりも尊ぶべきだということを学びました。

この間そういった様々なことを感じ、
右耳によくなって欲しいという気持ちはほんの少しはあるものの、
たとえこのまま右耳が完全に聞こえなくなってもそれを受け入れる決意ができ、
難聴に対する恐怖心はほぼ完全に払拭されました。

それがたぶん12月の初めから半ば頃だったと思います。
自分も人間ですので、
「ここまで決意できたのだから、もしかしたらここから状態がよくなるかも・・・」
という淡い期待は正直少しはありました。
けれど残念ながら、心の中で悟りのようなものは開けても、
耳の状態はすぐによくなることはありませんでした。


その時の右耳の状態は左耳の五割といった程度で、
全体的な音のボリュームが低下して聞こえるとともに、
高い音はほぼ完全にカットされたような状態でした。

そんな同じような状態が十日から二週間ほど続き、
年が明けてすぐの頃、
なぜか突然右耳の状態が少しだけよくなっているのを感じたのです。

よくなったといってもほんの少しです。
数字で言えば五割が六割になったといった程度ですが、
しばらくの間停滞した状態が続いていたので、
それは自分にとってとても嬉しい変化でした。

そんな嬉しい状況に心躍らせていると、
突然胸の内に、これまで感じたことのない思いがわき上がってきました。

『ミーちゃんも一生懸命よくなろうと努力しているんだ。
 ミーちゃんは自分にとってかけがいのないパートナー、
 そのミーちゃんが元気を取り戻してくれるよう、全力でサポートするべきだ!』

なんで突然こんな思いになったのかは分かりません。
けれど心の奥が、心の表面に対し、
こんな風に思い、行動するべきだと望んでいることは明確に感じ取れました。

もう二十年以上、日々身体との対話を続けているので、
体からわき上がってくる思いは人一倍敏感に感じ取ることができるのです。


それからは一日に何回か、
ミーちゃんがよくなるよう言葉をかけ続けました。
けれどそれよりももっとパワーがあったのが、日常の心の持ち方です。
ミーちゃんから「よくなりたい」というメッセージをもらってからは、
「必ずよくする!」という強い思いの元、それを信じ、
疑いのない心でミーちゃんのことを思い続けてきました。
それは何よりも揺るぎなく力強いものです。

そんな思いで十日ほど経った頃でしょうか、
少しずつ状態がよくなり、ミーちゃんの聴力が戻り、
高い音もほぼ左耳と同程度に聞こえるようになってきました。

今は元に戻ったと感じてから二週間ほど経ち、
その間再び状態が悪くなることもなく、
もうすでに完治したと考えて間違いないと思えるようにまでなりました。


これまでも二三度耳の調子が悪くなることはありましたが、
今回は特にひどく、
最もひどい時は右耳の聴力が完全になくなるほどでした。

いつも机の前のパソコンのスピーカーから流れる音で聴力を確かめるのですが、
最もひどい時は、健全な左耳に指を突っ込むと、
音がまったく聞こえなくなりました。
つまり右耳聴力が完全にゼロということです。

突発性難聴は初期治療が大切で、
聴力低下を感じたらすぐに医師の診察を受けるべきだというのが一般常識ですが、
これまで一度も医者にかかっていないにも関わらず、
完全に聴力を失ってから元の状態に戻るというのは、
かなり珍しいのではないかと思います。

ミーちゃんの調子が悪い時は、
右耳の三半規管も影響を受けていたようで、
若干の平衡感覚の衰えを感じていたのですが、
それもお陰様で無事解消されました。

難聴になっても医者に行かなくてもいいと言っているわけではありません。
ただ自分の場合はこうだったということであり、
人間の持つ心の力、自然治癒力は偉大だと感じているのです。


ミーちゃんに不調を感じている間、
物理的に手をこまねいていたわけではありません。
いいと思えることはいくつか実践しましたので、ここで紹介いたします。

難聴、耳鳴りには蜂の子がいいと言われていて、
自分も三十日分のカプセルが入ったものを二箱飲みました。
大きなドラッグストアーに行けば手に入ると思います。

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「難聴に効くCDブック」というのを数年前に買っていて、
そのCDをiPodに入れて何度か聴きました。
いろんな音が入っていてなかなか楽しいです。

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東洋医学では、生きた百足(ムカデ)を油に入れて作った百足油が、
火傷、切り傷、虫刺され、それに中耳炎などの耳の病にもいいとされています。
その百足油は売るほど(!)たくさん持っているのですが、
それに木炭を加えるとさらにいいのだと親友のYamazaru君から聞き、
それをYamazaru君が送ってくださったので、
二日に一度ぐらい綿棒でミーちゃんの奥に塗りました。


気持ちの持ち方を含め、何がどのように効いたのかよく分かりません。
すべてはつながっていて、すべては相乗効果、
それを切り刻んで分析することは意味の無いことだと感じます。

けれどその中でもすべてに感謝すること、
この思いが最も大切であり、
それはたとえ病に対してであっても変わりません。

難聴が完治したことに感謝。
そしてそれ以前に、難聴になったことに対しても感謝です。

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2016.1.28 Thurseday
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