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2017年6月27日 ・・・ 意味は自分が決める
シンクロニシティ（英語：synchronicity）とは、いわば「意味のある偶然の一致」のことで、日本語訳では「共時性（きょうじせい）」「同時性」「同時発生」とも言う。
シンクロニシティ - Wikipedia
時代が深まりを見せていく中、
誰しもが以前に増す頻度でシンクロを体験しているのではないかと思います。
数ヶ月前、手帳に「シンクロ日記」なるコーナーを設け、
日々起こるシンクロを記録として残していましたが、
あまりにも起こる頻度が高く、
またどこまでがシンクロでどこまでがこじつけなのか分からなくなり、
自然と書くのをやめてしまいました。
シンクロが起こると嬉しいもので、
その偶然の一致がどのような意味があるのかいつも考えます。
そして思うのは、そのシンクロ自体に意味があるのではなく、
それをどのように解釈し、どう活かすのか、
その自分自身の受け止め方そのものに意味と価値があるのだということです。
『人間万事塞翁が馬』、
宝くじが当たってそこから不幸への道へと進む人がいて、
大きな事故をきっかけに人生に目覚める人もいて、
人生何が将来の幸不幸に影響を与えていくか分かりません。
大切なのは目先のことで一喜一憂しないこと、
何事にも動じない自分を持ち、
その定まった中心軸から物事に対処していくことです。
最近は周りに年配の方が増えてきて、
認知症のことがよく話題となります。
今月も車椅子の会では認知症予防がテーマとなりました。
以前能力開発の公文に勤めていて、
脳を鍛えることに強い関心を持っていた時期がありました。
そして少し前のページにも書いたように、
最近速読を勧められ、そのトレーニングを毎日実践するようになりました。
先日24日新月の日の午前中、
縁あってその速読を指導する呉真由美さんと広島でお会いすることができました。
呉さんのすすめる速読は実に簡単なもので、
かつ速読で本が速く読めることだけが目標ではなく、
速読、脳トレを通して人間の持つ脳力全般を鍛え、
学校の勉強、スポーツ、日常の生活全般のクオリティーを
向上させていくところが素晴らしいです。
その効果は認知症予防など能力的な面だけではなく、
速読を学んでいる子どもたちは運動で怪我をしても、
通常の半分から三分の二の期間で傷か治ってしまい、
お医者さんも驚かれるそうです。
お昼前に呉さんとの話が終わった後は広島駅から新幹線に乗り、
九州の小倉へと向かいました。
その日は懇意にさせてもらっている小倉のひらの整形外科クリニックの
平野薫院長の結婚式があり、そこに出席させていただきました。
平野院長は現在発売中の健康雑誌「壮快8月号」に文章を寄せておられ、
そのテーマが「認知症を防ぐ！治す！」です。
脳は人体の上端にあり、
脳と似た形状を持つ腸は胴体の下端にあり、
脳と腸は相補的関係にあるものと考えます。
陰陽の関係でごく簡単に言うならば、
脳は表層意識、腸は深層意識、
脳が知識の集積庫であるのに対し、腸は知恵の秘められた場所とも言えます。
これまでは知識中心の脳重視の時代であり、
これからは腸の働きが見直される流れにあり、
最近は腸の働きの大切さを述べたものをよく見かけるようになりました。
腸の働きをよくする大切な方法のひとつが食べ物をよく噛むことです。
食べ物をしっかりとよく噛むことのメリットは計り知れません。
平野院長は従来の西洋医学の概念を越えた様々なものを研究し、
それを実際の治療に取り入れ、大きな成果を上げておられます。
そして平野院長が最近最も力を入れて取り組んでおられるのが
天城流湯治法という治療法で、
これは体の痛みが現れたその箇所ではなく、
全身を統合的に診ることにより、
その元となって影響を与えている場所に施術する方法で、
ひらの整形外科クリニックでは天城流を取り入れ、
治療効果が飛躍的に高まったとのことです。
＜天城流湯治法＞
自分も平野院長のすすめられる天城流を知りたいと思い、
本を二冊読ませていただきました。
この二冊の本を読み、
天城流が医療に革命を起す可能性のある画期的なものであるということが
よく分かりました。
けれどひとつひとつの具体的治療法については
実際に体験していないので何とも言えませんが、
本の中で繰り返し『よく噛むこと』の大切さを述べておられ、
そのことにいたく共感を覚えました。
口に入れた食べ物をよく噛むこと、
また息を吐いて吸うという呼吸法などもそうですが、
こういった生きていく上で欠かせない、
ごくごく簡単なところに深い真理があるというのは素晴らしいことです。
平野院長の結婚式には天城流湯治法の創始者である杉本錬堂氏をはじめ、
天城流関係の方たちがたくさん来られていましたので、
前日急ごしらえで『噛むことの大切さ』をレポートとしてまとめ、
それをみなさんに配らせていただきました。
（内容を今一度見直し、その後でネットに公開します）
よく覚えてはいませんが、
結婚式に出席するのはたぶん二十年ぶりぐらいかと思います。
お目出度いことですので、有り難いことです。
ところがその二十年ぶりの結婚式が、
なんと二日続けてあったのです。
24日は小倉で、その翌日25日の日曜日は広島で結婚式、
続けてあるなんて、自分にとっては奇跡のようなものです。
そしてその奇跡のような偶然がもうひとつあります。
平野さんの平野という姓は、自分の母の旧姓で、
過去平野という名前の人とはなぜか深い縁を持つことが多くあり、
名前の持つ因縁というものを感じています。
その平野さんの結婚式の翌日行われた広島の結婚式は、
親戚ではないのですが、
な、なんと、酒井さんの結婚式だったのです！！
二十年ぶりに出席した結婚式、それが二日続けてあり、
その二組が平野さんと酒井さん、
偶然にしてもすごすぎます！！
平野さん、奥様となられたのんちゃんともにスピリチュアルな方であり、
平野さんはのんちゃんと会って話をしている時、
彼女と過去世で夫婦であったことを思い出し、彼女にそれを告げると、
彼女は
「過去世よりももっと前、宇宙時代から夫婦でした」
と語られたそうです。
本当にすごいことです。
今回はその奇跡のような流れで、
そのご縁にあやかれるでしょうか。
偶然、シンクロ、導き、
その意味は自分自身が決めること、
それら奇跡を糧として、これまで歩んできた道を淡々と進んでいきます。
2017.6.27 Tuesday
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