ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
 ヨガナンダ > 日々の思い > 2017.1.28



ヨガナンダ



2017年1月28日 ・・・ 九回目の渡印

今日は新月、旧正月、海の向こう中国では、
爆竹を鳴らして春節のはじまりを大いに祝っています。

新月は物事の始まりの理、浄化能力の最も高まる時、
昨日から食を減らして気分爽やかです。


来月2月18日から約一月半、
ここ最近は毎年のように行っている南インドの旅に再び出かけることになりました。
インドは自分にとって魂の故郷であり、
生きる意味を見つめ直させてくれる原点のようなところです。

今回も、いつものようにインド最南端のタミルナド州に行き、
キリスト教の児童養護施設(ホーム)三ヶ所を回ってきます。
一昨年、昨年と同行してくださった人生の先輩飯田さんも一緒です。

そして今回はそれに加え、
三年前に三ヶ月半駐在したカルナータカ州のコスモニケタン日印友好学園にも
数日間立ち寄ることになりました。



何事もご縁というかタイミングです。
広島に自分と同い年のYさんという女性がいます。
彼女は社会保険労務士としてバリバリと活躍しておられ、
娘さんもカルナータカ州の州都バンガロールで会計の仕事に従事しておられます。
  (バンガロールの正式名はベンガルールです)

娘さんはインドという異国の地で猛烈に仕事をしておられるそうで、
最近はワーカーホリックや過労死のことがよく話題になるので、
母親のYさんとしてはそのことが気になって仕方がないようです。

そこでその娘さんのことが心配だということとともに、
ご自身長年英語の勉強をしてみたいという思いがあったので、
これを機に十ヶ月間ほど仕事を中断し、
バンガロールに語学留学に行くことを決意されました。

そこでインドに行くのは初めてで不安もあり、
何度も渡印経験があって、バンガロールにも行ったことのある自分に、
繰り返し相談をしてこられるようになりました。

そのYさんに刺激され、
最近はメキメキと英語学習意欲が向上してきていて、
それはとてもハッピーなことです。 (^-^)

そしてバンガロールのことで、
少し確認してみたいことがあったので、
三年前の学校への派遣でお世話になったアジア協会に
久し振りにメールを送りました。
  <アジア協会> 
  トップページの写真は、自分がコスモニケタンで撮ったものです。 (^o^)v

するとそのメールの返信に、
2月に駐在していたコスモニケタンで二十周年の大きな行事があると書かれていて、
日程がドンピシャリと合っていたこともあり、
いつも行くタミルナド州のホームに行く前に、
隣接するカルナータカ州のコスモニケタン日印友好学園に行くことになったのです。

ですから今回は行きはカルナータカ州の州都バンガロールに飛び、
帰りはタミルナド州の州都チェンナイから戻るということになります。


これまでインドに関することでは数々の不思議な体験をしてきました。
コスモニケタンについて言えば、
三年前、アジア協会の村上局長が自分に声をかけてくださったのは、
誰かに行ってもらいたいと考えておられた時に、
以前お送りしたインドからの絵ハガキが机の棚の上から落ちてきて、
自分のことを思い出してくださったからなのだそうです。

インドに長期間滞在するのは大変なことですが、
その前年、ホームの子どもたちとの交流で深く心打たれ、
「インドの貧しい子どもたちのために自分の生涯すべてを捧げてもいい」
とまで思うようになっていて、
コスモニケタンの話をいただいた時は、
極力行かせてもらいたいと思い、その旨返事をしました。

けれど日本を長期間空けるには様々な障害があります。
独り者で仕事も自由にしていますが、
毎年年末に行っている盲導犬贈呈のためのチョコレート販売の事務局を
させてもらっていて、それに支障が出るかもしれないというのが一番のネックでした。
なので村上局長から話をいただいた後も、
しばらくはそのことを誰にも話すことができずにいました。

そんな時、その盲導犬活動の締めくくりの盲導犬贈呈式があり、
遠方からも泊まりがけで何人かのお客様が見えられました。
そしてその歓迎の食事の席で、
たまたま「サカイさんはインドに何度も行っていて・・・」
という話が出た時、そこにおられた大阪から来られたある女性の方が、
「インドと言えばアジア協会というところがあって・・・」と、
突然アジア協会のことを話し出されて本当にビックリしました。
その方はアジア協会の理事をしておられる方だったのです。

そこでその場で初めてコスモニケタン駐在の話を打ち明け、
周りから賛同の言葉をいただき、
無事コスモニケタン行きが決まったという不思議な経緯があります。


今回もYさんがバンガロールに行くことの相談を受けなければ、
またコスモニケタンの行事が2月でなければ、
決してそこに参加することはなかったでしょう。

アジア協会からの参加者は十名ほどだそうで、
自分たちは現地まで別行動です。
コスモニケタンのある田舎の村まで、
大きな荷物を複数抱えていくのは一人では無理ですが、
同行の飯田さんも一緒に行きたいと言ってくださったので、
コスモニケタン行きが本決まりとなりました。

インドでこういった導きを感じることは何度もありました。
その導きの意味は明確な答えとして与えられるものではなく、
自分の心の中で感じ取るものであり、
そこに正解、不正解はありません。

今回はどのような旅になるのか、
また随時ホームページでご報告したいと思います。

2017.1.28 Saturday  
ひとつ前へ ホームへ メニューへ 次へ
Link Free
Copyright 2010 Sakai Nobuo All right reserved.