ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
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ヨガナンダ



2013年9月5日 ・・・ 思いつくまま

先月末から荒れ模様だった天気もようやく収まり、
ここ広島は昨日から心地よい空が広がっています。

水の時代、雨や風は今あるものを浄化する働きがあるのだと感じます。
新しい時代に向け、変えていかなければならないことがたくさんあります。

今日9月5日午後8時45分が新月です。
これからまた新しい月のリズムがはじまります。
心機一転、新しい月始まりはいつも身の引き締まる思いです。


今日は最近心にあることを思い付くままに書いてみます。

子どもの頃は文章を書くのは大の苦手でしたが、
大人になり必要に迫られて書くようになり、
少しずつ書くことが好きになってきました。

人には話すのが得意なタイプと書くことが得意なタイプの人がおられますが、
自分はどちらかというと書くのが好きなタイプです。

メールなどはいつも長い文章を書くのですが、
思いがどんどん湧いてきて、
比較的短時間で書くことができます。
けれど不特定多数の方に読んでいただくこのホームページの文章は、
どうしても書くのに時間がかかってしまいます。

本当は毎日いろんなことを書いてアップしたいのですが、
今の自分にはそれだけの書く能力も時間的余裕もありません。

パソコンのキーボードを最初に触ったのは三十年近く前、
以前勤めていた会社にオフコン(死語?)が導入されることになり、
そのための研修を受けたのが始まりです。

その時には当時主流だった平仮名入力で指導を受け、
今のその時の習慣のまま、キーボードは平仮名で打っています。
もちろんブラインドタッチなどできるはずもなく、
キーボードとディスプレイを交互に見ながら、
遅くもなく速くもない適当なスピードで文字を打ちこんでいます。

本当は頭の中に浮かんだ言葉を、
その浮かぶのと同じ速度で文字にし、
画面だけを見るブラインドタッチで打ち込んでいけば
もっと文字で表現できる世界も変わってくるだろうと感じます。
たぶん文章を書く速度が速くなると同時に、
書く内容にも広がりが出てくるのではないかと考えています。

今年はブラインドタッチでのローマ字入力をマスターしたいと考えていたのですが、
今のところまだその練習には取りかかれていません。
けれど最近知人がパソコン教室に通い出し、
ローマ字入力で拗音などの入力の仕方が難しいといった話などを耳にすると、
自分も早くローマ字入力をマスターせねばという気になってきます。

今は毎日英語を勉強していて、
英語でメールを打つ機会も増えてきましたので、
そのためにもローマ字入力を覚えることは価値があります。

ここにこんなことを書くのも、自らにプレッシャーを与えることが目的なのです。
カミングアウト、宣言ということです。


前項は「多様性」ということを書きましたが、
それを書いたのには理由があります。

今月中旬、インドのホームのオーナ兄弟二人が
留学していたアジア学院の記念行事に参加するため来日し、
その帰国前の三日間、彼らに東京を案内することにしています。
たぶんその時の様子もホームページにアップすると思います。

また今月は日本に来ないもう一人の兄弟スレッシュは、
11月にYMCAの行事で来日し、その際娘のジーナも初めて日本の地を踏み、
彼女の希望で日本の幼稚園を見学してもらうことになっています。
たぶんジーナは広島に来ることになると思います。

彼らに東京や広島を案内する時には、
どんなものを見せたら喜ぶだろう、どんなものを珍しいと感じるだろう、
ここ最近、世話好きの自分の頭の中ではそれが最重要テーマとなっています。

これまで当たり前のように見てきた日々の日本の生活風景も、
それが生まれた背景までも考えたならば、
外国人にとっては奇異に思えるものが多々あるはずです。

随分前に「パパラギ」という本を読んだことがあります。

パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 (ソフトバンク文庫)パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集
(ソフトバンク文庫)

エーリッヒ・ショイルマン Erich Scheurmann 岡崎 照男

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南海の未開地に暮らす酋長パパラギが初めて文明社会と接し、
その時に感じたことを演説で述べた内容が書かれています。

今の自分もそのパパラギにちよっと近づいた気分で日常を見渡し、
“当たり前” のことが生まれたその日本の文明社会の根底には
何があるのだろうかということを日々考えています。
これは心がとても澄み渡る新鮮な体験です。

そうして考えていくと、
どうしてもこれまでの既存の価値観で彩られた善悪の捉え方は
不自然であるというこれまでの思いがより一層深まり、
表面に現れてくるすべての物事は、
それが生み出された原因まで遡らなければ評価は下せないと
思わざる得なくなります。
そしてその思いに基づいても先の「多様性」を書きました。

こういった見方をするのは本当に面白いことです。
皆さんもご自分の身の回り、
普段行動している世界を一度外国人になった目で見てください。
あなたにとって見慣れた光景を、もしインド人やアフリカ人が見たならば、
どう感じ、何に驚くだろうか、
そこから自分にとっての新たな発見があるかもしれません。


文章を書く時、
いつもより短い言葉でより深く読み手の心に響かせることができればと考えています。
その心に響く短い言葉としていつも思い浮かぶのがこの二つです。

ひとつのパイロン・ケイティの著書のタイトル、
『探すのをやめたとき愛は見つかる』です。

探すのをやめたとき愛は見つかる―人生を美しく変える四つの質問探すのをやめたとき愛は見つかる―人生を美しく変える四つの質問
バイロン ケイティ 水島 広子

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この言葉を最初目にした時、心が震えました。
一瞬にして何かに気づけたといった感じでしょうか、
なんという深い含蓄ある言葉でしょう。
もう本を読まずしてその内容の素晴らしさが伝わってくるようです。

パイロン・ケイティの心を解放するワークはまだきちんと実践したことはありません。
これから実践しようと考え、
「探すのをやめたとき愛は見つかる」とともに最新刊の「ザ・ワーク」を買い、
いつでもできるように机の横に置いています。

ザ・ワーク 人生を変える4つの質問ザ・ワーク 人生を変える4つの質問
バイロン・ケイティ、スティーヴン・ミッチェル 神田 房枝 訳 、ティム・マクリーン 監訳・高岡よし子 監訳

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果報は寝て待て、自分の中で時が熟成されるのを待っています。




もうひとつは名画のタイトル、『初恋のきた道』です。

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初恋のきた道、このたった六文字の言葉から無限の光景に思いを馳せることができます。
こんな言葉に心惹かれるなんて ・・・ 自分もロマンチストだなって思います。

映画もタイトルに負けず実に素晴らしいものでした。
これが映画デビューだった主演のチャン・ツィイーのみずみずしい可愛らしさ、
これがこの映画の魅力の半分以上を占めています。


ネットを見ているとたまに思わぬ発見があります。
この「初恋のきた道」の動画を検索していたら、
臼澤みさきというシンガーの「風のとおり道」という歌と
「初恋のきた道」の映像をカップリングしたものがありました。
これはとてもいいですね。



他の曲も実に素晴らしい。
この子の持つ声の響き、その透明感には特別なものを感じます。





日々発見、いくつになっても新しいものと出合うことは喜びです。

2013.9.5 Thurseday  
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