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コスモニケタンのハイスクール、プライマリースクールの校舎の向い側に、
ITI、職業訓練学校が建っています。
ITI(Industrial Training Institute)は、
ハイスクールを終えた子どもたちが入学してくる
二年制の工業技術を学ぶ学校で、
インドではここを “カレッジ” と呼ばれます。
このITIは、2011年8月、外務省の「日本NGO連携無償資金」によって建てられ、
現在、電気工コースと整備工コース二つのコースに、
それぞれ四十名強の男子生徒たちが、四人の若い男性教員の元で学んでいます。
ITIは “コスモニケタン” という名称ではありませんが、
JAFSとインドのBSVIAが管理をする
日印友好学園(Indo Japan Friendship Academy)の仲間です。
学校での授業は座学と実習によって行われ、
学校では、いつも生徒たちが作業をする音が響いています。
ここで学んだ生徒たちは公的な試験を受け、資格を取り、
様々な分野でインドの将来を担う技術者として活動しています。
急速な経済発展の途上であり、高い技術力を有するインドで、
これからITIの担うべき役割は、ますます高まっていくものと考えられます。
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